サッカー日本代表MF稲本潤一(24)のイングランド・プレミアリーグ、ウェストブロミッジへの移籍が31日、同クラブと稲本の所属するJ1ガ大阪から正式に発表された。ウェストブロミッジの公式ホームページによると、契約期間2年半の完全移籍で、移籍金は20万ポンド(約4千万円)。ただ左足骨折でリハビリ中の稲本が来年1月1日までにトップチームでプレーできなければ、同クラブは稲本との契約を解除、移籍金も支払わずに済むという条件がついている。実戦復帰は10月の見込み。
ウェストブロミッジは英国中部に位置し、今季、2季ぶりにプレミアに復帰した。現在1敗3分けで20チーム中15位。守備の弱さが目立ち、プレミアで実績を残した稲本の獲得には守備のてこ入れという面がある。
稲本は01年7月から1年間アーセナル、02年7月から2年間フラムで、ともに期限付き移籍でプレー。今回、プレミア3チーム目で念願の完全移籍となる。
稲本は「フットボールをしたい気持ちは高まるばかり」とコメント。
(04/08/31)
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