サッカーワールドカップ(W杯)アジア1次予選で、日本代表は8日午後5時半(日本時間同9時)から、インド・コルカタでインド代表と対戦する。日本は7日午後、試合会場となるソルトレーク競技場で約1時間の調整をした。
軽い柔軟体操、パス回しなどで芝生の感触を確かめた。その後、セットプレーの練習を行った。ミニゲームでの選手の動きは軽快だった。
中沢は「芝生の見た目はいいが、土が軟らかい」と言う。宮本も「この芝生だとダイレクトでプレーするのは難しい。2タッチでプレーするようにしたい」と対策を語った。
心配なのは暑さ。練習を開始した午後3時半でも、日陰の気温は30度を超える。湿度も高く、じっとしているだけで汗が噴き出してくる。宮本は、「ピッチが日陰になる夕方からの試合なので、そんなには暑くならない。暑いとは思うが重慶(アジアカップ)での経験があるから」と見込む。試合については、「高い位置でプレスをかけ、慎重かつ大胆に点を取りに行きたい」と話した。
12時間の長旅でコルカタに着いたのは7日午前0時過ぎ。インドの衛生面を考慮しての直前移動となったが、疲れが心配だ。ジーコ監督は記者会見で、「到着してから試合までの時間は短いが、それは前から分かっていること。選手のコンディションは非常にいい」と自信を込めて話した。
(04/09/07)
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