日本サッカー協会は25日、開催中のアジアカップの安全面などの改善を求めた要望書をアジア連盟(AFC)と大会組織委員会に提出した。24日のタイ戦後、日本の2選手が移動のバスに乗れない事態が起きた。
日本協会によると、取材を受けていた中村(レッジーナ)と遠藤(ガ大阪)の2選手がバスに乗れず、取り残された。組織委の説明では、バスの周囲に中国人ファンが詰め掛け、安全を確保できない状況になったために出発させたという。また、観客席では日本サポーターの一部にペットボトルが投げつけられた。
日本協会の田嶋幸三技術委員長は「安全が確保できないような警備には問題がある」と話した。(共同)
(04/07/25)
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