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攻撃力、世界に示す好機 ガンバ大阪

2008年12月4日21時6分

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写真アジア・チャンピオンズリーグ優勝を決め、喜ぶガ大阪の選手たち=豪州・アデレード、新井義顕撮影

 初出場のガ大阪にとって、今大会は存在を世界に示す好機であり、強豪クラブとして飛躍するためのステップとなる場だ。

 Jリーグの選手らにとってこの時期は、今シーズンの疲労が蓄積している。MFの遠藤、二川は足首などに故障を抱え、リーグ戦終盤に欠場もした。西野監督は「攻撃の心臓部の鼓動が正常ではない」と不安を隠さない。だが、世界一を決める大会に向け、それぞれが強い意気込みを持っている。

 クラブW杯を前に「一つ勝てばヨーロッパ王者のマンチェスター・ユナイテッドと対戦できる。ガンバを世界にアピールできる」と胸を躍らせているのは、攻撃をつかさどる遠藤。初優勝したアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)ではチーム全体で、12試合で27得点を挙げた。「持っているものを出し切りたい」と、その攻撃力が世界にどこまで通用するのかを試すつもりだ。

 西野監督は、そのマンUを22年間指揮するファーガソン監督を「常に尊敬している」と言う。ファーガソン監督は、個性をまとめるチーム作りや、デービッド・ベッカムらを育てた育成力にも定評がある。

 その西野監督も既にJリーグ最長となる7年目のシーズンをガ大阪で迎えている。現チームの中心は自ら育ててきた選手たちだ。「世界の大会に出るわけだから、これを土台にして、すべてが向上していかないといけない」。8年目の来季に向け、さらに世界に学ぼうという姿勢を持っている。

 今大会に期待するのは、プレーや指導する現場だけではない。「攻撃サッカーをクラブ戦略とするガンバにとって、次のステップに向かういい機会」と金森社長はとらえる。「マンUと戦えたら、世界中で稼ぐクラブの秘密を肌で感じたい。ガンバが攻撃サッカーをどう続けていくかのヒントを見つけられれば」と、世界の舞台を心待ちにしている。(後藤太輔)

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