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ガンバ果敢 世界に3発 サッカー・クラブW杯

2008年12月19日11時18分

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写真後半44分、橋本はゴールを決め喜ぶ

(18日、クラブW杯 マンチェスター・ユナイテッド5―3ガ大阪)

■敗れても、ガンバらしさ貫く

 ガンバらしかった。点を取られたし、点を取った。

 中盤でボールを奪い、短いパスを簡単に出して敵ゴールに近づいた。サイドや、高くした守備ラインの裏のスペースを突かれ、危機を招いた。

 攻めの姿勢は目を引いた。前半12分、カウンターでMF遠藤の縦パスにFW播戸が抜け出す。シュートは阻まれたが、最初の見せ場だった。相手が気を抜いた後半29分にFW山崎が1点目。その後、中からサイドへの展開でPKを奪い、後半ロスタイムにはスペースへのパスを、右から走り込んだMF橋本が決めた。

 西野監督は欧州の強豪相手に、ゴール前の守備を固めて偶然の1点を待つ戦いをよしとしなかった。勝つ確率で言えば、その方が高かったかもしれないのに。

 96年アトランタ五輪代表を率いた西野監督は、格上のブラジルを1―0で破った。「マイアミの奇跡」と呼ばれる。対マンUも、格上に挑む構図。だが、「今更言われてもという感じ」と、その話題を嫌った。近い関係者の中でもタブーになっている。守備的な戦術を批判され、計算してもぎ取った勝利を評価されなかった思いがあるからだ。だから今回は、ガ大阪らしさを出すことにこだわった。

 得点は相手が力をセーブした中でのものに過ぎず、「本気にさせられなくて残念」と西野監督。一方で「果敢に攻撃的に、多少のリスクを負いながらも、求めていたことをできたのはいい財産になる」。こちらも本音に違いない。(後藤太輔)

 ○ファーガソン監督(マ) 「お互いにいい試合をした。最終的に5―3。いい結果が出たと思う。ガ大阪にはとても感銘を受けた。日本サッカーの発展と向上が表れていた」

 ○ロナルド(マ) ガ大阪について「ファンタスティックな試合を見せてくれた」と褒める余裕。

 ●西野監督(ガ) 「『おもしろかった』と何人かに言われたが、決しておもしろくない。ただ、ガンバのスタイルを出せたことは評価したい」

 ●遠藤(ガ) 「恐れずにいけば、どんな相手でも点が取れる。この先に向けて貴重な経験ができた」

 ●藤ケ谷(ガ) 「点を取ってすぐ取られたのがもったいない。うまく守れば、もっといい試合ができた」

 ●橋本(ガ) 「マンUの手の上で転がされていた感じ。相手を焦らせることができなかった」

 ●山口(ガ) 「相手の速さは、見ている以上にあった。動きの質など、Jリーグとは違うレベルだった」

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