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献身ルーニー、鮮烈ゴール 23歳、マンUの主役

2008年12月22日2時1分

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(21日、クラブW杯 マンチェスター・ユナイテッド1―0リガ・デ・キト)

 マンUで今、最も注目されている23歳と言えば、ロナルド。しかし、この日ばかりは同じ23歳のルーニーが主役を奪った。後半28分にマンUを世界一に押し上げる決勝点。「このチームを誇りに思う」。笑みが自然にこぼれた。

 前半からゴールの予感が漂った。前半15分の高速シュートはGKが胸ではじくのがやっと。裏に素早く飛び出してわずかに外れるシュートもあった。ドリブル、パスも速い。ファウルに苦しんだロナルドより明らかに際立った。

 チームを救った一発は自ら「ファンタスティックな瞬間」と表現した鮮やかな得点。左サイドでロナルドからパスを受けると迷わず右足を振り抜き、豪快にネットを揺らした。

 試合後、ファーガソン監督は誇らしげだった。「ルーニーとロナルドが特別なことをやってくれると思っていた」。確かに前線に強烈な武器があることがマンUの強さだ。だが、華麗な攻撃力のほかに強さの要因がある。

 それは前からの献身的な守備。退場者が出て苦しい時にルーニーは守備にも走り回った。失点を避け、1点狙いになったマンUに求められた動きだ。タフなルーニーだからこそ、それにこたえることができる。一連の動きが決勝点につながったと言っていい。

 準決勝の2点に続く得点で期待にこたえた背番号10。最優秀選手にふさわしい活躍に「勝てたのが一番なんだ」。自身初の世界一をチームとともに手に入れた。(上嶋紀雄)

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