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新コース、名所いっぱい 2009横浜国際女子マラソン

2009年11月10日20時23分

図:横浜国際女子マラソンのコース拡大横浜国際女子マラソンのコース

 2009横浜国際女子マラソン大会(朝日新聞社など主催)がいよいよ15日、開催される。昨年11月に30年の歴史を閉じた東京国際女子マラソンの後継大会で、横浜・山下公園を基点に、名所いっぱいの市中心部を3周する。日本陸上競技連盟主催のマラソンでは日本初の周回コースだ。北京五輪金のコンスタンティナ・ディタ(ルーマニア)や07年大阪世界陸上6位の嶋原清子ら約450人が走る新コースを紹介する。

●山下公園周辺

 午後0時10分、山下公園前からスタートした選手たちはまず、横浜税関、神奈川県庁前をへて中華街東門(朝陽門)をかすめる小回り区間を1周する。歴史的な建造物や記念碑が多いエリアだ。特に山下公園通り沿いのコース(約700メートル)周辺には、横浜開港資料館、横浜海岸教会、シルクセンターなど名所が連なる。ノスタルジーを感じさせる街並みを、選手たちが大集団のまま通過する光景が見られそうだ。

●みなとみらい

 小回り区間を抜けた選手たちは、150年前の横浜開港の地で今年オープンした象の鼻パーク内の「開港の丘」前を通り、赤レンガ倉庫がある新港地区へ。ここからが、みなとみらいエリア。開港の丘や赤レンガ倉庫周辺は平らなスペースが海まで広がり、大人数での観戦によさそうだ。新港パーク付近にはショッピングモールや温泉施設、遊園地が集まっている。

 クイーンズスクエア横浜、パシフィコ横浜などのモダンなビル群が並ぶ中央地区を走り抜けた選手たちは、みなとみらい橋を渡る。海上からベイブリッジが望め、潮風が心地よいポイントだ。大会中、車両は全面通行禁止になる。

●桜木町・関内

 みなとみらい橋を渡ると、まもなく横浜市中央卸売市場周辺の倉庫街。風景は一変する。選手たちは横浜の大動脈である国道15号(第1京浜)に入り横浜駅東口→高島町へ。ここから桜木町までは1キロ以上、直線が続く。JR京浜東北線・根岸線が並走していて、当日が雨なら、高架下は観戦ポイントとしておすすめだ。

 横浜スタジアム周辺は、関内駅から近くて遊歩道も広い。スタジアム前には、選手たちが自分に向かって走ってくるかのような迫力が味わえる観戦ポイントもある。

●山手・本牧地区

 元町商店街を横切ってすぐにくぐる山手トンネルあたりから、コースは古い住宅街の山手、本牧地区に入る。

 長さ300メートルの山手トンネル内は、コース中唯一の上りだ。出口付近はコースの最高標高(12メートル)地点で、入り口より約6メートル高い。といっても東京国際女子マラソンのコースには約25メートルの高低差を駆け上がる長さ3キロの上り坂があり、コース中の標高差も35メートルほどあった。それに比べると横浜はかなり平らで、好記録が出やすいかもしれない。

 山手警察署を過ぎると、専門店街や飲食店街も入る大型ショッピングセンターがある。周回してくる選手たちを待つ間、食事や買い物を楽しむこともできそう。

●メーン会場

 小港町を過ぎると、山下公園まで約2キロの直線コースがある。3周目にはラストスパートが注目される区間だ。

 フィニッシュ地点はメーン会場の山下公園。園内に戻った選手が「赤い靴はいてた女の子像」を過ぎれば、すぐそこだ。競技場のトラックにフィニッシュ地点がある他のマラソン大会と違い、選手の息づかいが聞こえる距離でフィナーレを見ることができるのも、このマラソンの特徴だ。

 園内には当日、大型ビジョンが設置され、テレビ朝日の中継映像が流れる。また、食糧支援の国連機関・世界食糧計画(WFP)への募金箱が設置される。主催者と特別協賛の武田薬品工業による取り組みで、国連WFP協会を通じて食糧難の国・地域での学校給食プログラムに役立てられる。大会プログラム(千円)の売り上げの一部なども加えて、寄付される。

    ◇

 コース内側のエリアと周辺では大会開催中(正午〜午後3時半ごろ)、交通渋滞が予想される。山下公園前は午前10時半から午後4時ごろまで車両は全面通行禁止となる。コースや交通規制に関する問い合わせは大会事務局(045・633・9321、平日午前10時〜午後6時)へ。

 (2009年11月4日 朝刊掲載)

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