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コースの距離、どうやって測定? 横浜国際女子マラソン

2009年11月12日11時11分

 横浜国際女子マラソンのコースの距離は、どのようにして測られたのだろうか。

 計測を実施した国際陸上競技連盟公認のマラソン計測員、平塚和則さん(60)によると、まず仮計測を7月にした。車を避けて早朝の作業となった。

 使うのは、ステンレス製の長さ50メートル、直径4〜5ミリのワイヤ。これを7、8人で持って使う。50メートルを測ったら、その地点にマークを入れ、ワイヤを持ったまま移動し、次の50メートルを測る。こんな作業を延々と繰り返す。横浜は周回部分(13.18キロ)を1回しか仮計測しなかったので5時間程度で終わったが、42.195キロを測るときは「3日に分けて行うこともある」という。

 本計測は8月のある日の早朝にした。使用するのは、国際陸連で定められたカウンターをつけた自転車。カウンターの目盛りは、自転車が7、8センチ進むことで一つ分動くが、気象条件や乗る人の体重などによって変わってくる。そのためワイヤで測った400メートルの直線を何度か走って、1キロでカウンターの目盛りがいくつ進むかを計算する。

 実際の道路の通り方はこうだ。直線の場合なら、歩道の端から30センチ道路側を走る。カーブなら、カーブの内側から30センチ外を走る。複数の人で計測し、原則としては最も短い距離を採用する。仮計測と違い、1周だけを測ったのではなく、選手と全く同じルートを通って3周し、42.195キロを測った。所要時間は2時間強だった。

 平塚さんによると、自転車になる前はワイヤだけで測っていた。それ以前、例えば64年東京五輪では、50センチの竹尺を使って測定したというから、当時は大変な作業だったに違いない。

2009横浜国際女子マラソン

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