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高速化にブレーキ 中国勢が躍進 マラソン世界の情勢

2009年11月14日11時45分

図:■女子マラソン09年世界10傑拡大■女子マラソン09年世界10傑

図:■女子マラソン日本歴代10傑拡大■女子マラソン日本歴代10傑

 今年の世界ランキング1位はイリーナ・ミキテンコ(ドイツ)で2時間22分11秒。このまま1位の記録が22分台なら、97年以来の低水準になる。2時間15分25秒の世界記録を持つポーラ・ラドクリフ(英)が35歳、歴代2位のヌデレバが37歳で、歴代で2時間20分を切っている9選手(引退も含む)はすべて30歳を超えている。トップの高齢化で、ここ数年の高速化が止まりつつある。

 そんな中、今季の世界10傑には1人もいないが、北京五輪に向けて強化してきた中国が、8月のベルリン世界選手権で活躍した。2時間23分27秒の自己最高を持つ白雪が優勝。4位に北京五輪銅メダルの周春秀、5位に朱暁琳が入り、上位3人の合計タイムで競うワールドカップ(W杯)では2位の日本に5分近い差をつけて優勝した。周31歳、朱25歳、白雪20歳と世代交代もうまくいきそうな気配がある。

 アフリカは、ライバル国の明暗が分かれた。ケニアが10傑に1人もいないのに対し、エチオピアは最多の5人。そのうち最年長は今季世界5位のテイバ・エルケッソで27歳、同8位でベルリン優勝のアツェデハブタム・ベスエは22歳、同9位で世界選手権銅のアセレフェク・メルギアは24歳。若手が伸び、今後も一大勢力になりそうだ。

 日本は渋井陽子(三井住友海上)が2時間23分42秒で世界3位にいるだけで、10傑には2年連続で1人だけにとどまっている。一方で、世界選手権で尾崎好美(第一生命)が銀メダル、加納由理(セカンドウィンドAC)が7位に入り、W杯2位。北京五輪では中村友梨香(天満屋)の13位が最高だっただけに、「日本女子マラソンの底力を見せた」(沢木啓祐・日本陸連専務理事)とは言える。

2009横浜国際女子マラソン

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Qちゃん、新コース試走

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写真で見る高橋尚子の軌跡

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