現在位置:
  1. asahi.com
  2. スポーツ
  3. 横浜国際女子マラソン特集
  4. 記事

海外勢軸に ディタは脚に痛み 横浜女子マラソン

2009年11月14日11時55分

図:■横浜国際女子マラソン招待選手拡大■横浜国際女子マラソン招待選手

 横浜での初レースは、実績のある海外勢が軸になる。日本勢がどれだけ絡めるか。

 優勝に最も近いのは五輪王者のディタでなく、ヌデレバだろう。五輪で銀メダル二つ、世界選手権で金二つを獲得した安定感は群を抜く。01年に当時の世界記録の2時間18分47秒をマークした頃のスピードはないが、37歳になった今も調整力は優れており、今年4月のロンドンでは2時間26分22秒で7位。06年大阪国際女子、07年大阪世界選手権でともに優勝し、日本に慣れている。

 ヌデレバはマイペースで追い上げるタイプで、前半からレースを動かすことはあまりない。その役目を担うなら、前半型のディタの可能性があるが、それは「本来の調子ならば」という条件付き。北京後は、昨年のシカゴで2時間30分57秒、今年のロンドンで途中棄権と、精彩を欠く。今回も10年来悩まされている臀部(でんぶ)から太もも裏にかけての痛みが再発しているという。

 不気味なのはインガ・アビトワ(ロシア)だ。1万メートルの自己最高が30分31秒42で日本記録よりも約17秒も速い。同種目で、北京五輪は6位入賞。横浜の平らなコースはスピードランナー向きだ。

 日本勢で対抗する一番手は嶋原だ。8月の北海道では2時間25分10秒の自己新で優勝した。以前は後方から追い上げるパターンが多かったが、最近は積極的に前で走れる地力がついた。ペースが遅い夏場の耐久レースに強い分、今回のような涼しい気候で速い展開になったときにいかに対応できるか。

 日本勢でマラソンでは最も実績がある双子の大南姉妹は30代半ばになり、最近の力量がどうか。姉・博美は07年のロッテルダム優勝以降、思ったように成績をあげていない。今年度限りでチームが廃部になるというマイナス要素をバネにできるか。02年ロッテルダム優勝の妹・敬美は、春に故障した足の回復具合が気になるところだ。

 大平は、駅伝では安定して走っている。持ち味の粘りが発揮できれば上位にいける。初マラソンの宮内宏子(京セラ)は1万メートル31分42秒86のスピードを生かしたい。

2009横浜国際女子マラソン

写真

Qちゃん、新コース試走

今年初開催の横浜国際女子マラソン。高橋尚子さんに新コースのポイントを指摘してもらった。

写真

写真で見る高橋尚子の軌跡

日本最高をマークした98年名古屋から引退までを写真で。

写真

東京国際女子マラソン

世界初の女性だけのフルマラソン大会。昨年までの30回の思い出のシーンを。

検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内