東京都と日本陸上競技連盟は20日、実現を目指している3万人規模の「東京大都市マラソン」について、予定していた05年度開催を断念し、06年度に変更することを明らかにした。運営の枠組みや開催時期などが固まっておらず、05年度の実現が困難になったという。両者は、年明けにも大会準備委員会を発足させ、06年度開催に向け、開催日時やコース、財政面など具体的な問題を詰める。
都心を舞台にした大規模マラソン大会は昨年11月、東京都の石原慎太郎知事が構想を明らかにした。スポーツ振興、観光振興、地域振興を目的に、世界のトップランナーから一般市民までが走る、東京の名物イベントにしたい意向だ。
(12/20 18:51)
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