2010年11月28日0時37分
サッカー男子の21歳以下日本代表で、アジア大会(中国・広州)で優勝した高知大サッカー部のDF実藤友紀(さねとう・ゆうき)選手(21)=教育学部4年=が27日、金メダルを手に高知に凱旋(がいせん)した。25日のアラブ首長国連邦(UAE)との決勝で決勝点を挙げ、サッカー男子の同大会初優勝に貢献。「2012年のロンドン五輪を目指す」と決意を語った。
26日に帰国した実藤選手はこの日午前、高知龍馬空港に到着。同大サッカー部員約40人が出迎えた。その後、高知大朝倉キャンパスで野地照樹監督(60)らに金メダル獲得を報告。「試合を重ねるごとに自信がつき、最後はゴールになった。何かを持っているのかな」と笑った。
来季からJリーグ1部(J1)の川崎フロンターレに入団する。実藤選手は「ロンドン五輪の代表に生き残り、最終的にワールドカップで活躍したい。そのためにもプロ1年目からレギュラーになりたい」とさらに上の舞台を見据えていた。(伊藤雅哉)