朝日新聞デジタルを通して体験した
一人ひとりのエピソード。

活用シーンやお気に入りの機能、
生活の変化など、ユーザーのリアルな声を
じっくり伺いました。

両親との新聞にまつわる思い出。

紙からデジタルになっても変わらぬ習慣

「朝、お客さんがまだいない時間に、店先で新聞を読んでいた父の姿を今でも覚えています」。そう語るのは、東京・町田で社会福祉士・介護福祉士として働く中島広明さん。八王子で理容店を営んでいた両親は、毎日欠かさずに朝日新聞を読んでいたといいます。

「子どもの頃から新聞を読むようにと言われ、母には音読を勧められました。デジタル版を利用し始めてからも1〜3面の記事は、音読することが多いですね。ゆっくりと声に出して読むことで、自分にとっては縁遠いと思っていた経済や政治の情報も、理解が深まり、社会を知ることで自分の考えも豊かになるような気がするんです。母に勧められた音読が、大人になった今も染みついています」

そう思い出を振り返りながら微笑む中島さん。しかし、社会福祉について学んでいた大学時代に両親が相次いで他界。中島さんは、町田の叔父の元で暮らすこととなりました。

「博士課程まで進みたかったのですが、叔父はやはり早く就職して働いてほしかったのでしょう。私が大学院に通うことには反対でした。アルバイトをしながらなんとか修士課程までは通うことができましたが、もっと研究に没頭したかったという後悔は今も心に残っています。社会人になって仕事で疲れたと感じることもありますが、そんな時、学生時代に不完全燃焼だった論文執筆に向かうと、学生時代に戻った気分になれて、すごくリフレッシュできます」

「一日を朝デジとともに過ごしている」。

ライフワークや生活がより豊かに

自身のライフワークである論文執筆、そして生活そのものを充実させるために、朝日新聞デジタルは、欠かせないツールだと中島さんは続けます。

「正直、紙面より講読料が安いという理由で読み始めたのですが、デジタル版は、自分の好きなタイミングや場所で記事を読むことができてとても便利。今は一日を朝日新聞デジタルとともに過ごしている感覚です」

毎朝タブレットを使って見出しをチェックしているという中島さん。職場でも、帰宅後も、日々のさまざまなタイミングでアプリを開くといいます。

「朝に見出しをチェックして、読みたい記事の順番を決めていきます。職場では、休憩中や昼休みを使って、寝る前には寝っ転がりながら、端から端まで記事を読んでいます。紙面と違ってどんな体勢でも新聞が読めるのはデジタルの良さですね(笑)」

気になった記事はスクラップ機能を使って保存しておき、あとで読み返すことも多いのだそう。最近印象的だったのは、スコットランドの独立をめぐる住民投票についての記事だったといいます。

「最初は卒業論文を執筆する時に大学の恩師が朝日新聞の記事を見せてくれたことがきっかけで朝日新聞を取り始めたのですが、デジタル版に移行した今も記事から執筆したいトピックを見つけることがあります。もともとスコットランドに興味があったわけではないのですが、英国から離脱してEUに加盟するための障壁など、とてもわかりやすく書かれていて、現在も歴史は動いているのだと、改めて認識させられました」

知らない世界から、自分自身を知るためのツール

これまでは「社会的に弱い立場にある人たちに光を当てたい」という思いから、自身の専門分野である医療福祉を論文のテーマにすることが多かったそうですが、「政治など新たな分野にも取り組んでみたい」という気持ちが芽生えてきたのだそう。

「自分の生活には関係ないと思っていた政治や経済のことが、介護や福祉の問題に深く関わっているのだと気づくことができたのは、新聞のおかげです。日々、さまざまな記事に触れていることで、広い視野で物事を見る癖がつき、興味や関心の幅もグンと広がったように感じます」

中島さんにとって、朝日新聞デジタルの記事を読む習慣は、論文執筆に関わること以外にも重要な役割を果たしているのだとか。

「新聞じゃないと入ってこないような情報が多々あると思っています。朝日新聞デジタルはニュースの内容が深く書いてありますし、いろんな人の『声』も載っていますよね。そうした他者の意見を聞くことで、自分はこう思う、自分はこうしたい、という意見が形作られていくように思うので、とくに社会人や受験生にはいいんじゃないかと思います」

自分の意見を持ち、形作るために、他者の声にきちんと耳を傾けたいという中島さん。

「人の話を聞き、相手が何を言わんとしているのかを理解すること、そして、自分の意見を相手にうまく伝えることーー新聞を読むことは、その練習にもなるはずです。それに、自分の視点からだけでは見えなかった景色を知ることは、自分自身を知ることにもつながっているんです」

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