朝日新聞デジタルを通して体験した
一人ひとりのエピソード。

活用シーンやお気に入りの機能、
生活の変化など、ユーザーのリアルな声を
じっくり伺いました。

音まで聞こえてくる。風景をイメージできる記事が好き

静岡県清水区で、地元ゆかりの人物の名を冠した和食材店「次郎長屋」を営む西ヶ谷建志さん。1946(昭和21)年創業の老舗をご夫婦で切り盛りされています。大のインターネット好きで、1997年から自作のホームページでネットショップを運営。朝日新聞デジタルも初期から読んでいるという長年のファンです。

「速報が好きで、速報ニュースのページから記事をチェックしています。スクラップ機能や検索機能も活用していますよ。特にスクラップ機能が出たときは感動でした。最初にスクラップしたのは、2012年にレスリングの吉田沙保里さんが五輪・世界選手権を12連覇したときの記事。懐かしいですねー(笑)」

また、食料品店を経営する西ヶ谷さんは、昆布やかつお節など店で取り扱う食材の名称をキーワードとして登録し、その言葉を含む記事が自動で収集されるように設定しているそう。

「そうすると全国で話題になっている食材の記事がどんどん蓄積されていって、今2,000記事くらいたまっています。自分にとっては貴重なアーカイブ。すごく便利なんです」

カメラが趣味ということもあり、朝日新聞デジタルでは美しい写真にも注目しているといいます。豊富に掲載されるカラー写真を眺めるのが楽しみだとか。

「紙の朝日新聞も購読しているんですが、写真はやっぱりデジタルの方がいいですよね。マグロ漁業をテーマにした連載記事に掲載された、漁師さんの写真や日本に嫁いだ方が営むスナックの写真にすごく惹かれました。僕は、イメージする余地がある新聞やラジオが好きなんです。朝日新聞デジタルは、記事を読んで写真を見ていると、音まで聞こえてくるような気がします」

さらに最近は、家族への接し方やジェンダー理解についてもご自身の中で変化があったといいます。日常の中でふと目にとまったある記事が、そのきっかけだったそうです。

ニュースレターで“もっと知る”ことができる

朝日新聞デジタルから届く毎日2回(朝、昼)のニュースレターをチェックして、興味が赴くままに記事を読むのが楽しいという西ヶ谷さん。ニュースレターの記事を読んで、性の問題について意識するようになったとのこと。

「ニュースレターは、関心の薄かった分野の記事を読むきっかけになりますよね。『生理と貧困』という、経済的理由から生理用品を買えない女性のことを報じた記事には、本当に驚きました。私の家族は妻と長男次男で、生理についてはあまり知識がなくて。思わず妻に『こんなことがあるの?』と聞いてしまったんです」

さらに、美術や演劇、映像、音楽業界などで横行するハラスメント被害を追った「芸術ハラスメント」の連載記事にも考えさせられたといいます。

「女性の熱意につけこむ。今まで見過ごされがちだった業界の問題を、朝日新聞が大きく取り上げたのはすごいことだと思いました。同時に、性にまつわる真面目な問題は、照れなのか何なのか……きちんと捉えてこなかった。そんな環境で育った自分は、もっと“知ろう”としていかなくちゃいけないとも思いました」

ソースの確かな記事なら、照れることなく妻との話題に

そこから少しずつ、いじめや教育問題、最近ではハラスメントやジェンダーなど、今まで意識していなかった問題にも興味を持つようになったといいます。

「朝日新聞デジタルでこれらの記事を見かけると、自然にクリックしています。ちょっと残念なのは、もっと若いうちにこういう記事を読めたら良かったなと。息子たちが成長過程において男性として不安を感じるようなことがあったとき、親として力になってあげられたかもしれないですよね」

また、「生理と貧困」のようなデリケートな問題も、記者が取材してしっかりしたソースのある朝日新聞の記事なら、夫婦の会話でも「これどう思う?」と聞きやすいと感じているそうです。

「最近、妻に『ちょっと優しくなったね』と言われたんです。特別意識はしていませんでしたが、何か変化があったのかも……。自分のような古いジェンダー感覚の人間にとっては、記事が、身近な異性を理解して思いやりを持って接するための『性教育』になるんじゃないでしょうか」

夫婦の関係を大切にされているのですね、というこちらの言葉には照れた様子でほがらかな笑顔を見せてくれました。

「それはきっと、一緒に商売をやっているから。ケンカした翌朝、そのまま店を開けたら誰も買ってくれませんよ。どうしても店の雰囲気が悪くなってしまいますから。これ、本当にそうなんですよ!(笑)」

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