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06月15日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

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アレクセイ・ナバリヌイと反汚職基金

ナバリヌイ


モスクワで2019年9月、政治犯の解放を求める集会で演説するナバリヌイ氏=ロイター

プロフィール

アレクセイ・ナバリヌイ 1976年6月4日、モスクワ郊外出身。プーチン政権の強権体制を批判し民主化を求める活動家。野党や反政権活動への政権の圧力が強まるロシアで、全国的な影響力を持つほぼ唯一の反政権活動家といわれる。2012年、米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」にロシアで唯一選ばれた。  違法なデモを呼びかけなどの容疑でびたび拘束されている。英BBCによると、年以降に逮捕や拘束された回数は10回以上、拘留された日数は計400日を超えるという。  今年8月、ロシア国内で意識不明に陥り、ドイツの病院に搬送された。ドイツ政府は、兵器級の神経剤「ノビチョク」系の毒物が検出されたと発表した。現在もベルリンで療養中だが、回復後はロシアに帰国する意思を示している。

反汚職基金 2011年、政権や与党幹部らの汚職疑惑を追及するためナバリヌイ氏が設立した団体。ナバリヌイ氏が取り組む反政権活動の中心の一つで、支持者からの寄付元に、プーチン大統領を含む政治家や官僚の汚職疑惑を独自に調査しインターネットで公開している。17年に公開した、メドベージェフ前首相が国内外に豪邸やワイン農場などを実質的に保有している実態を暴露した動画の再生回数は、3600万回を超えている。  19年、外国から資金援助を受けているとして政府に「外国エージェント」に指定された。調査対象になった政治家らから訴訟を起こされ、しばしば裁判所から賠償金の支払いなどを命じられている。

ロシアではどんな存在?

写真・図版

なぜ毒を使う?ロシアで続く疑惑 反政権のカリスマ重体有料会員記事 (2020/9/1)

国家にあらがったがゆえに、毒を盛られたのか――。ロシアの反政権活動家アレクセイ・ナバリヌイ氏が意識不明の重体となり、毒物中毒と診断されました。ナバリヌイ氏とは国民や政権にとって、どのような存在なのでしょうか。彼が不在になれば、ロシアは今後…[続きを読む]

ナバリヌイ氏の主な活動と当局の圧力

1976年 モスクワ郊外出身。二つの大学で経済と法律を学ぶ

2000年 野党「ヤブロコ」入党

2007年 「ヤブロコ」を離党し独自の反汚職、反政権活動を始める

2011年 反汚職基金設立。議会選の不正疑惑に対する抗議デモに参加。初めて拘束される

2012年 首相から復帰したプーチン大統領の就任に対する抗議デモを呼びかけ

2013年 モスクワ市長選に出馬。横領罪で有罪判決

2014年 8カ月の在宅拘留。電話、インターネットの使用も禁じられる

2015年 検察当局の要請でブログへの接続がブロック

2017年 メドベージェフ前首相の汚職疑惑を告発。翌年の大統領選の出馬を表明。横領罪で有罪判決を受けていることを理由に立候補が認められず

2018年 ロシア大統領選の投票ボイコットを呼びかけ

2019年 統一地方選での反与党票の結束を呼びかけ。資金洗浄の疑いで全国の反汚職基金の拠点に強制捜査。反汚職基金が「外国エージェント」に指定される

2020年 ロシア国内で意識不明になりドイツへ搬送される。ドイツ政府が、体内からノビチョク系の毒物が使われたと発表

最新ニュース

ナバリヌイ氏の団体、「過激派組織」に認定 候補者擁立、困難に ロシア(2021/6/11)会員記事

 モスクワの裁判所は9日、ロシアの反政権派指導者アレクセイ・ナバリヌイ氏が率いる団体を「過激派組織」に認定する決定を出した。過激派組織の関係者の被選挙権を剥奪(はくだつ)する法律が4日に施行されており…[続きを読む]

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