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日産自動車のカルロス・ゴーン前会長への巨額の報酬をめぐる事件。最大の焦点は、退任後に受け取ることにしていた年およそ１０億円を、開示すべきだったかどうかです。現在の焦点を１分動画で解説します。
世界中に衝撃を与えた日産自動車のカルロス・ゴーン会長の逮捕。２０年近く日産の経営トップを務めた「カリスマ経営者」が不正に走った背景には、いったい何があったのでしょうか。１分の動画で解説します。
１９年間続いた「ゴーン時代」。その幕開けは、１９９９年のことだった。 「どれだけ多くの努力や痛み、犠牲が必要となるか私にも痛いほどわかっています」 ４５歳で、仏ルノーから日産の最高執行責任者に就いた…[続きを読む]
■権力の源泉はオランダ オランダ・アムステルダム南部の閑静なオフィス街に、池に囲まれたモダンな３階建ての建物がある。門の横には「ルノー ニッサン ミツビシ」と書かれた黒い看板。日産自動車、仏ルノー、三…[続きを読む]
日産自動車を再建した世界的経営者、カルロス・ゴーン会長は逮捕から一夜明けた２０日を、東京都葛飾区の東京拘置所で迎えた。この日、拘置所には大使館の車両とみられるワゴン車も出入りした。 ゴーン会長がゴー…[続きを読む]
日産自動車での自らの報酬を過少に申告した疑いがあるとして、東京地検特捜部は同社会長のカルロス・ゴーン容疑者を金融商品取引法違反容疑で逮捕した。…[続きを読む]
金融商品取引法違反の疑いで逮捕されたカルロス・ゴーン容疑者の会長解任を決めた２２日の日産自動車の臨時取締役会。２０年近く日産を率いたゴーン容疑者の解任を全会一致で決めた会議の内容が、関係者の話で明ら…[続きを読む]
日産自動車が、金融商品取引法違反容疑での逮捕を受けて会長職を解いたカルロス・ゴーン容疑者の後任会長について、大株主の仏ルノーに対し、指名させないとの意向を伝えていたことが分かった。 日産の幹部が明ら…[続きを読む]
日産自動車の臨時取締役会で、金融商品取引法違反の疑いで逮捕されたカルロス・ゴーン容疑者の会長解任が決まった。２０年近く日産を率いてきたゴーン容疑者は、逮捕から３日で経営トップの座を追われた。ただ、ゴ…[続きを読む]
GPS監視、「人質司法」の解消に期待 ゴーンショックで初導入へ(2023/3/3)
保釈中の被告にGPS端末を装着して逃亡を防ぐ制度の実現に向け、関連法案が今国会に提出されることになった。GPSで所在を確認するという、運用次第でプライバシー侵害になる初の試みで、目的は海外逃亡の防止に限定された。一方で、制度の導入を「人質司法」解消のきっかけ…
保釈中の被告にGPS装着へ 海外逃亡を防ぐ 関連法案を閣議決定(2023/3/3)
保釈中の被告の逃亡を防ぐため、政府は3日、全地球測位システム（GPS）端末の装着を可能にする刑事訴訟法などの改正案を閣議決定した。日産自動車の元会長カルロス・ゴーン被告の逃亡などを受けた措置で、GPS装着の対象は海外に逃亡する恐れがある場合に限定した。 改正…
日産、「悲願」達成の先にある真の試練 技術革新を生む提携の姿とは(2023/2/13)
過去の延長線上で、ビジネスを続けるわけにはいかない。提携先の仏ルノーと資本関係を対等に見直すと公表した6日の記者会見。日産自動車社長の内田誠は、何度もそう訴えた。 自動車産業を襲う、次世代技術「CASE」の波。インターネットとつなぐコネクテッド（C）、自動運…
日産とのいびつな提携、ルノーも不満 老練経営者が今明かす「心中」(2023/2/10)
自動車が並んだ会場の一角に、にわかに人だかりができた。昨年10月のパリモーターショー。来場者がカメラを構えた先に、仏大統領エマニュエル・マクロンの姿があった。両脇を、電気自動車（EV）などの説明をしながらルノー会長のジャンドミニク・スナールと最高経営責任者（…
「この機を逃せば、2度と波はこない」 日産が取り戻した「誇り」(2023/2/9)
日産自動車と提携先の仏ルノーの首脳は6日、晴れ晴れとした表情で英ロンドンでの共同会見に臨んでいた。互いに15%ずつの出資とし、資本関係を対等とすることで最終合意した。 「過去には確かに過ちもあったかもしれないが、最終的にはそれを克服した」。ルノー最高経営責任…
日産、「独立」の裏で練った幻の秘策 ゴーン氏逮捕で強まった警戒心(2023/2/8)
日産自動車が、提携先の仏ルノーと対等な資本関係になることが決まった。「株主総会でルノーが日産の提案に賛成してくれるのか。票が開くまで、何が起きるか不安なんだ」。日産首脳はこれまで、株式の43・4%を握られてきたルノーへの警戒心を隠さなかった。 資本関係を見直…
脱「ルノー支配」へ、訪れた好機 日産社長はすかさず切り出した(2023/2/7)
日産自動車は仏ルノーと資本関係で「対等」になると正式に発表した。フランス側から経営統合を迫られる立場だったのが一転、今回の交渉では日産優位の構図となり、長年の悲願を実現させた。ただ、勝ち残れるかどうかの分かれ目は、むしろこれからだ。 日産の内田誠社長は6日、…
ゴーン時代からのルノー統治に幕 悲願成就の日産、浮かれられぬ現状(2023/2/6)
日産自動車と仏ルノーの間の「不平等条約」が、ついに改正される。両社の経営トップに日産元会長のカルロス・ゴーン氏が君臨した時代を含め、24年続いた日仏自動車連合の統治の枠組みが、名実ともに終わりを告げる。 独ダイムラーと米クライスラーが「世紀の合併」に踏み切る…
【そもそも解説】対等になる日産とルノー 見直しのカギはEVシフト(2023/2/6)
日産自動車と仏ルノーは6日、協議中だった資本関係の見直しについて、合意に達しました。日本時間の同日夕、三菱自動車を含めた企業連合「3社連合」による記者会見を英ロンドンで開きます。ルノーの日産への出資比率を現在の43%から15%に引き下げ、日産のルノーへの出資…
日産とルノーの出資比率が「対等」に 実質的なルノー傘下から脱却(2023/2/6)
日産自動車は6日、提携先の仏ルノーと互いに出資比率を「対等」にそろえることで最終合意したと発表した。今年中に手続きを完了する予定。資本提携した1999年から実質的に続いてきたルノー傘下という立場を脱する。日仏連合は発足以来24年ぶりに大きな転換点を迎える。自…
日産・ルノー「不平等条約」解消 知財巡り交渉長期化、最後の詰めへ(2023/1/31)
日産自動車と仏ルノーの資本関係見直しをめぐる協議は、互いの出資比率を15%にそろえ、「対等」とする方針が固まった。日産にとって「不平等条約」ともいわれる資本関係の見直しは、長年の懸案だった。交渉は当初の想定よりは長引いたものの、最終合意に向けて詰めの段階に入…
日産・ルノー、長引く資本交渉 「悲願」に暗雲？ 知財扱いで隔たり(2022/11/26)
日産自動車と仏ルノーの資本関係見直しをめぐる協議は、想定より時間がかかっている。両社が持つ知的財産の扱いなどで、考え方の違いがある。ルノーが公表した電気自動車（EV）などの新会社構想も影を落とす。両社は年内の合意を目指すが、さらに長引く可能性もある。 日産は…
日産・ルノー、「対等出資」が有力 EV会社に日産・三菱自が出資も(2022/10/25)
日産自動車と仏ルノーの資本関係見直しをめぐる協議が大詰めを迎えている。ルノーの日産への出資比率を現在の43%から15%に引き下げる案が有力。ルノーが設立予定の電気自動車（EV）の新会社には、日産と、両社とアライアンス（提携）を組む三菱自動車が、ともに出資を検…
広告業界3位のADK社長まで逮捕 五輪汚職、立件は5ルートに(2022/10/19)
五輪汚職事件は19日、大会組織委員会の元理事が異例とも言える4回目の逮捕となった。運営側としてスポンサー獲得に関わった広告会社では、業界3位の「ADKホールディングス」の社長らの逮捕に発展。「賄賂」の送金先には元理事の「第3の財布」が加わり、立件されたルート…
日産・ルノー、出資比率の見直し検討へ 「不平等条約」解消なるか(2022/10/11)
日産自動車は、提携先の仏ルノーと、資本関係の見直しに向けた協議を始めた。ルノーは日産が経営危機に見舞われた1999年に出資して筆頭株主となり、現在は日産株の43%を握る。一方、日産はルノーに15%出資するが議決権はない。日産社内で「不平等条約」と言われ、長く…
自分のお金、なぜ引き出せない 男が銀行立てこもり、共感する市民(2022/8/12)
中東レバノンの首都ベイルートで11日、武装した男が銀行の支店で行員らを人質に約6時間にわたり立てこもった。地元メディアによると、男は自分の預金21万ドル（約2770万円）の引き出しを要求したという。 2019年以降、経済危機に陥っているレバノンでは、現地通貨…
ゴーン事件弁護人への東京地検の捜索は「違法」 東京地裁(2022/7/29)
日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告が海外に逃亡した事件で、弁護人だった弘中惇一郎弁護士らが、事務所を東京地検に捜索されたのは違法だとして、国に損害賠償を求めた訴訟の判決が29日、東京地裁であった。古田孝夫裁判長は「弁護士は押収を拒否できるという刑事訴訟法…
日産、SUV「エクストレイル」を9年ぶりに刷新 電動モデルのみに(2022/7/20)
日産自動車は20日、同社主力車種でスポーツ用多目的車（SUV）の「エクストレイル」の新型を発表した。ガソリンエンジンで発電し、モーターを動かして走る独自の「eパワー」を全モデルに採用。電気自動車（EV）と同じように俊敏で力強い走行性能を持たせた。将来的なEV…
マレリ、再建計画認可 金融機関は4千億円超の債権放棄へ(2022/7/19)
民事再生法の適用を受けた自動車部品大手、マレリホールディングス（旧カルソニックカンセイ）は19日、再建計画が債権者に認められたと発表した。親会社の米投資ファンド、コールバーグ・クラビス・ロバーツ（KKR）が支援し、取引金融機関も債権放棄に応じる。人員や生産拠…
ゴーン被告の資金洗浄疑惑めぐり仏捜査当局が来日 関係者聴取へ(2022/7/4)
日産自動車の元会長カルロス・ゴーン被告（68）が仏自動車大手ルノー会長時代に同社資金を流用したとされる疑惑をめぐり、仏捜査当局が関係者を聴取するため2日に来日したと、AFP通信などが3日報じた。 同通信によると、来日したのはフランスで捜査を担う検察官や予審判…
日産がルノーと結んだ秘蔵の「不平等条約」 締結20年でついに公開(2022/7/1)
日産自動車は30日、筆頭株主の仏自動車大手ルノーと結んでいる合意文書の一部を初めて開示した。株主から公開を求められていた。相互の出資比率の制限に大きな差があるなど不平等さが目立つが、改定によって日産の独自性が強まった経緯も明らかになった。 文書は「改定アライ…
0歳の長男を亡くした交通事故 勾留中の父、法廷には車いすの女の子(2022/6/4)
こぢんまりとした法廷に、車いすに乗った女の子が入ってきた。幼い女の子がもう一人。そして、若い女性。女の子たちの母親だろうか。39席ある傍聴席の最前列に、順番に座った。 大阪簡裁で3日午前、ある事件の「勾留理由開示」があった。刑事訴訟法に定められた手続きで、勾…
レバノン司法当局がゴーン被告聴取 インターポールの国際手配書受け(2022/5/31)
レバノンの司法当局は30日、日産自動車の元会長カルロス・ゴーン被告（68）を聴取した。フランスの検察当局が4月に国際逮捕状を出したことで、その後、国際刑事警察機構（インターポール）が国際手配書を発行していた。AP通信などが報じた。 聴取は、東京地検からの情報…
日産、3年ぶり黒字転換 内田社長が見据えるゴーンショック後の経営(2022/5/14)
日産自動車が、3年ぶりに黒字化した。カルロス・ゴーン元会長の逮捕や米国での販売不振に新型コロナ危機が追い打ちをかけ、陥った経営不振から回復してきた。それでも、「本丸」の自動車事業は赤字が続いており、電気自動車（EV）化への対応など課題も山積みだ。内田誠社長が…
ケリー元役員、請求棄却を求める 日産と争う姿勢 損害賠償訴訟(2022/5/12)
日産自動車がグレッグ・ケリー元代表取締役（65）に対し、約14億円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が12日、横浜地裁（高取真理子裁判長）であった。ケリー氏は出廷せず、弁護側が答弁書で請求棄却を求め、争う姿勢を示した。 訴状によると、日産側はカルロス・ゴ…
よみがえった「魔法のじゅうたん」 仏のDS、独高級車の牙城に挑む(2022/5/5)
フランス発祥の高級車ブランド「DS」の新型車「DS4」が日本で発売された。DSは仏自動車メーカーのシトロエンが70年近く前に生み出した同国を代表する高級車だが、2014年に独立したブランドとして再出発した。日本では知られざる高級車を取材して見えてきたのは、フ…
ゴーン氏が復活させた「ダットサン」生産終了 日産、EV投資に集中(2022/4/25)
日産自動車とホンダが海外ブランドの縮小に動いている。日産は新興国向けブランド「ダットサン」の生産を停止する。ホンダは中国で高級ブランド「アキュラ」の製造販売を取りやめる。ともに、電気自動車（EV）など電動車向けの投資を優先するためだ。 ダットサンは日産の創業…PR注目情報
