「無い」という状態を知っているからこそ、「有る」ことがありがたい。磯田道史■鷲田さんのことば すぐに散る桜の愛（いと）おしさも、震災で気づかされたただ「有る」ことのありがたさも、ここに理由があると歴史…[続きを読む]
（文化の扉）愛とロマンの万葉集 天皇の歌も防人歌も、編纂の謎(2018/2/4) 宮廷の歌人は詠んだ、花や鳥、富士の秀峰（しゅうほう）、止まらない恋心まで。兵役で故郷を去った若者は、大切な父母や娘を思い出し、嘆き悲しむ。華やかな都も陰で死の潜む争いばかり。万葉の愛と魂、時を超えス…
滋賀）万葉集ゆかりの大津に歌碑１０基 ２５日に除幕式(2017/11/22) 万葉集ゆかりの大津市を知ってもらおうと、市民グループ「淡海万葉の会」（鈴木靖将会長）が新たに歌碑２基をつくり、２５日に同市唐崎１丁目の唐崎苑（えん）でお披露目の除幕式を催す。万葉学者の中西進さんらが…
万葉集の韓国語訳、３０年一筋に 李妍淑さんにＮＡＲＡ万葉世界賞(2017/10/25) 日本最古の歌集「万葉集」の国際的な研究者をたたえる「第５回ＮＡＲＡ万葉世界賞」（奈良県主催、外務省、文部科学省後援）に、韓国の東義大学校教授、李妍淑（イヨンスク）さん（６１）＝写真＝が選ばれた。韓国…
自由な知の「箱」、日文研３０年 分野を横断・外国の目で磨き(2017/10/3) 日本文化の総合的研究と国内外の研究者の交流の拠点である国際日本文化研究センター（日文研、京都市西京区）が創立３０周年を迎えた。個性派ぞろいの研究者が集い、一見風変わりなテーマも自由な発想で切り口豊か…
性欲、オタク文化…ユニークな研究も 日文研創設３０年(2017/10/2) 日本文化の総合的研究と国内外の研究者の交流の拠点である国際日本文化研究センター（日文研、京都市西京区）が創立３０周年を迎えた。個性派ぞろいの研究者が集い、一見風変わりなテーマも自由な発想で切り口豊か…
