(2020/8/2)ＴＢＳドラマ「半沢直樹」の続編を見ていてハラハラするのは、話の筋だけではない。半沢はじめ、登場人物たちの声の大きさも気になるのだ。「やられたらやり返す。倍返しだ！」の決めぜりふでは、飛沫（ひまつ）まで見えるような気がする▼おまけに怒鳴り合…[続きを読む]
■■経済インサイド 東京都文京区。江戸川橋駅や早稲田駅、護国寺駅に挟まれた地に、東京ドームを超える4万9千平方メートルの大きな庭園が広がる。「ホテル椿山荘（ちんざんそう）東京」だ。 緑豊かで池や滝、史…[続きを読む]
（喪の旅）教え子への「がんばったね」、息子の分も 支援学校教員・鍋島すみれさん(2021/2/10)
ピッピッピッ……。ちょうど１０回。リビングに置いた遺影のそばで、白い腕時計は今日も午後９時に鳴った。 「はいはい、待ってや」 京都府精華（せいか）町の鍋島すみれさん（６０）が声をあげる。「おかん、こ…
夢の教員、息子は合格の矢先に もう一度声が聞きたくて(2021/2/7) ピッピッピッ……。ちょうど10回。リビングに置いた遺影のそばで、白い腕時計は今日も午後9時に鳴った。 「はいはい、待ってや」 京都府精華（せいか）町の鍋島すみれさん（60）が声をあげる。「おかん、こ…
半沢直樹も見た整備のプライド 池井戸潤がJALに迫る(2021/2/6)■池井戸潤が撮る 日本の工場 「半沢直樹」シリーズなどで人気の作家・池井戸潤さんが仕事の現場に迫る企画が、朝日新聞土曜別刷り「be」で連載中です。第4回は東京・羽田空港にある日本航空の整備工場。空の安…
（池井戸潤が撮る 日本の工場）羽田・日本航空整備工場 翼を支えるプライドと責任(2021/2/6) 空の安全を守るこの整備工場は、世の航空機ファン垂涎（すいぜん）の聖地である。 ７年ぶりの訪問であった。以前お邪魔したのは『半沢直樹 銀翼のイカロス』を雑誌連載していた頃。小説を読まれたＪＡＬの広報担… ＣＤを聴きながら家事をするのが好きである。食事の後、お皿を下げたり、鍋の汚れを拭き取ったりして、洗い物をする作業に取り掛かるのは、疲れている時には腰が重い。何らかの楽しみと組み合わせることで、「よし…
（けいざい＋）ハゲタカと戦った３２８日：１ ユニゾ、寝耳に水のＴＯＢ(2021/2/2) 敵味方がめまぐるしく入れ替わり、敵の裏をかこうと応酬が続く――。企業のＭ＆Ａ（合併・買収）を巡っては、テレビドラマ「半沢直樹」の世界のようなことが実際に行われている。そうした実情を知ることができる格… 第一生命保険は２７日、第３４回「サラリーマン川柳コンクール」の優秀作１００句を発表した。「抱き上げた 孫が一言 密ですよ」「出勤が 運動だったと 気付く腹」など、コロナ禍や在宅勤務にちなんだ句が多か…
抱き上げた、孫が一言… サラリーマン川柳、今年も発表(2021/1/27) 第一生命保険は27日、第34回「サラリーマン川柳コンクール」の優秀作100句を発表した。「抱き上げた 孫が一言 密ですよ」「出勤が 運動だったと 気付く腹」など、コロナ禍や在宅勤務にちなんだ句が多か…
狙われた不動産会社ユニゾ 敵対的買収の標的に(2021/1/21)■ハゲタカと戦った328日（1） 新年になってもコロナ禍は深刻さを増している。緊急事態宣言もあって経済は厳しく、企業は生き残ろうと必死だ。こうした状況のなか、企業のM＆A（合併・買収）がめだつ。家具大…
自民党が頭抱える細野豪志氏の処遇 決断は変節か信念か(2021/1/12) 旧民主党で要職を務め、いまは自民党二階派の細野豪志衆院議員（49）。派閥入りから2年近くたっても、正式な党員にはなれていない。自民静岡県連は入党に強く反発し、野党も批判を強める。細野氏の決断は変節な…
池井戸潤が見た「産業史の奇跡」とグランドセイコー工場(2021/1/9)■池井戸潤が撮る 日本の工場 日本のもの作りを支えてきた工場の本質に、「半沢直樹」シリーズなどでおなじみの作家・池井戸潤さんが写真で迫る企画が、朝日新聞土曜別刷り「be」で連載中です。今回は岩手県雫石…
（池井戸潤が撮る 日本の工場）岩手・盛岡セイコー工業 機械式の復活、価値を創造(2021/1/9) 日本のモノ作りを象徴する工場の魅力に作家・池井戸潤さんが迫ります。第３回は岩手県雫石町の盛岡セイコー工業を訪れました。池井戸さんは「世界に誇れる機械式時計の物語が生まれている」と語ります。 技術革新…
尾上松也「とにかく自ら動く」 ネット公演も映画主演も(2021/1/1) コロナ禍はいまも続いています。やりたいことができず、新年を迎えても晴れやかな気持ちになれない人も多いでしょう。経済は落ち込み、芸能の世界も昨年は公演の中止が相次ぎました。 ドラマ「半沢直樹」でIT社… 第６２回毎日芸術賞が１日付で発表された。 青木淳、西澤徹夫（いずれも建築家）＝京都市京セラ美術館の改修設計▽鵜山仁（演出家）＝舞台「リチャード二世」（東京・新国立劇場）の演出とシェークスピア歴史劇シ…
（私の志事：１）絶やさぬ、情熱も挑戦も 歌舞伎俳優・尾上松也さん(2021/1/1) コロナ禍が続き、新年を迎えても晴れやかな気持ちになれない人も多いでしょう。経済は落ち込み、芸能の世界も昨年は公演の中止が相次ぎました。ドラマ「半沢直樹」でＩＴ社長役を演じ注目された歌舞伎俳優の尾上松…
ヒット作の「匂い」、聞けない「肉声」 2020年とは(2020/12/31) 「幸せが壊れる時には いつも血の匂いがする」 この言葉は、漫画やテレビアニメの「鬼滅の刃（やいば）」の冒頭に登場する。嗅覚（きゅうかく）に優れた主人公・竈門炭治郎（かまどたんじろう）の独白だ。人食い…
ドラえもん・鬼滅読まない訳は…藤子Aさん曲折の漫画道(2020/12/31) 日本が世界に誇る「マンガ」と「アニメ」。その創生期を生き抜き、長年漫画界をリードしてきた一人が、「忍者ハットリくん」「怪物くん」「笑ゥせぇるすまん」などの作品で知られる藤子不二雄（A）さん（86）だ…
（回顧２０２０）匂いを感じる、この身体のもろさ 「鬼滅の刃」「香水」大ヒット…意識された嗅覚(2020/12/29) 「幸せが壊れる時には いつも血の匂いがする」 この言葉は、漫画やテレビアニメの「鬼滅の刃（やいば）」の冒頭に登場する。嗅覚（きゅうかく）に優れた主人公・竈門炭治郎（かまどたんじろう）の独白だ。人食い…
（発創カンパニー）地域活性プランニング ロケの縁結び、まち盛り上げる(2020/12/28) 何もないように見えるまちに観光客を呼び込み、盛り上げ、変えるにはどうしたらいいか？ 「エンタメの活用」が地域活性プランニングの藤崎慎一社長（５８）が実践してきた答えだ。 映画やドラマのロケ地となる自…
（回顧２０２０）放送 ネット配信、ＴＶ以上に存在感(2020/12/26) コロナ禍で多くの人が家にこもる中、テレビをめぐるニュースに注目の集まった１年だった。 ■「不時着」人気／地上波ドラマ、全世界へ 緊急事態宣言が出された頃には、ＮＨＫの大河ドラマ「麒麟（きりん）がくる…
半沢新頭取「経営と現場、両方から変革」 三菱ＵＦＪ銀、就任を正式発表(2020/12/25) 三菱ＵＦＪ銀行は２４日、半沢淳一常務（５５）が来年４月に頭取に就く人事を発表した。三毛兼承社長（６４）は持ち株会社の三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ（ＭＵＦＧ）会長となる。常務からの頭取昇格は同行…
「お客様に何倍返しできるかは…」半沢新頭取が意気込み(2020/12/24) 三菱UFJ銀行は24日、半沢淳一常務（55）が来年4月に頭取に就く人事を発表した。三毛兼承社長（64）は持ち株会社の三菱UFJフィナンシャル・グループ（MUFG）会長となる。常務からの頭取昇格は同行…
三菱UFJ、半沢頭取が誕生へ 「名字覚えてもらえる」(2020/12/24) 三菱UFJ銀行は24日、半沢淳一常務（55）が来年4月に頭取に昇格する人事を発表した。半沢氏は東京都内で開いた記者会見で「コロナ禍において金融としての責務を全力で果たす。安全、安心、安定的に金融サー…
モデルではないが…「半沢新頭取、新風を」池井戸潤さん(2020/12/23) 三菱UFJ銀行の頭取に半沢淳一常務（55）が昇格することが固まったことについて、「半沢直樹」シリーズなどで人気の作家・池井戸潤さんがコメントを発表した。珍しい名字であることから、これまでたびたび「モ… 今年もっとも多くの人が見たドラマは最高視聴率３０％超の「半沢直樹」だった。視聴者は歌舞伎のような大立ち回りに魅せられ、水戸黄門的な勧善懲悪に大いに留飲を下げた。娯楽性に富んでいたのはもちろんだが、銀…
三菱ＵＦＪ銀、頭取に半沢氏 常務から昇格へ、異例の１３人抜き(2020/12/23) 三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ（ＭＵＦＧ）は、傘下の三菱ＵＦＪ銀行の頭取に半沢淳一常務（５５）が来年４月に昇格する人事を固めた。同行で常務から頭取に就くのは初めてで、計１３人の副頭取や専務を抜く…
「半沢頭取｣誕生に思う 銀行界の輝き、いつまで(2020/12/22) 今年もっとも多くの人が見たドラマは最高視聴率30%超の「半沢直樹」だった。視聴者は歌舞伎のような大立ち回りに魅せられ、水戸黄門的な勧善懲悪に大いに留飲を下げた。娯楽性に富んでいたのはもちろんだが、銀…
三菱UFJ銀の頭取に半沢氏昇格 池井戸潤氏と入行同期(2020/12/22) 三菱UFJフィナンシャル・グループ（MUFG）は、傘下の三菱UFJ銀行の頭取に半沢淳一常務（55）が来年4月に昇格する人事を固めた。同行で常務から頭取に就くのは初めてで、計13人の副頭取や専務を抜く…
池井戸潤が撮った製鉄所 もの作り支えた「最後の雄姿」(2020/12/5)■池井戸潤が撮る 日本の工場 日本のもの作りを支えてきた工場の本質に、「半沢直樹」シリーズなどでおなじみの作家・池井戸潤さんが写真で迫る企画が、朝日新聞土曜別刷り「be」で連載中です。今回は千葉市のJ…
（池井戸潤が撮る 日本の工場）千葉市・ＪＦＥスチール 高度成長支えたパイオニア(2020/12/5) 日本のもの作りを支えてきた工場の本質に、作家・池井戸潤さんが写真で迫ります。第２回は千葉市のＪＦＥスチール東日本製鉄所を訪れました。池井戸さんは「野趣にあふれ、もの作りの本質ともいえるドラマを感じる…
決着は羽根つきで？ 年末恒例「変わり羽子板」(2020/12/3) コロナ禍に見舞われたこの１年、話題を呼んだ９人は――。年末恒例の「変わり羽子板」が３日、人形店「久月」（東京都台東区）で披露された。今年の注目は、法廷闘争にまで発展した米大統領選の羽子板。トランプ大…
話題集めた人が彩る「変わり羽子板」 今年の9人は…(2020/12/3) コロナ禍に見舞われたこの1年、話題を呼んだ9人は――。年末恒例の「変わり羽子板」が3日、人形店「久月」（東京都台東区）で披露された。 今年の注目は、法廷闘争にまで発展した米大統領選の羽子板。トランプ…
「おちょやん」の脚本家、栃木市長を表敬(2020/12/1) 30日から始まったNHK朝の連続テレビ小説「おちょやん」の脚本を担当する栃木県栃木市出身の八津弘幸さん（49）が大川秀子市長を訪問。新番組をPRした。八津さんは「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」な…
（まちの記憶）一ツ橋界隈 東京都千代田区(2020/11/30) ■近代学問の源流、ここから 世界最大といわれる古書店街の真ん中、東京都千代田区神田神保町の交差点から白山通りを南へ。数分歩くと学士会館の重厚な建物が現れた。 旧館の正面玄関の脇には「東京大学発祥の地…
福島第一の処理水、海へ？ 「菅首相の謝罪」なぜ必要か(2020/11/28) 東京電力福島第一原発にたまり続ける処理済み汚染水の処分をめぐり、政府は二次処理後に海水で薄めて海に流す方向で最終調整を進めている。今回の政府の動きをどう考えればいいか。原発事故後の福島の魚の状況や、…
（売れてる本）『半沢直樹 アルルカンと道化師』 池井戸潤〈著〉(2020/11/28) ■目に見えぬ絆が心に染みる 今年のドラマ続編も夢中で見た「半沢直樹」。『下町ロケット』など著者の作品がもともと好きで、半沢の最新作も迷わず手に取った。 今作はシリーズの一作目『オレたちバブル入行組』… （１）オルタネート＝加藤シゲアキ著 新潮社 （２）冬の狩人＝大沢在昌著 幻冬舎 （３）日没＝桐野夏生著 岩波書店 （４）半沢直樹 アルルカンと道化師＝池井戸潤著 講談社 （５）マナーはいらない 小説…
今年のヒット商品番付、東西横綱はやっぱりコロナ関連(2020/11/26) 三井住友銀行系のSMBCコンサルティングは26日、今年の世相を反映する出来事や人物、商品をまとめたヒット商品番付を発表した。横綱は東が「オンライン生活」、西が「感染予防グッズ」だった。同社は「新型コ… コロナ禍で２割の男女が夫婦仲が良くなったと感じ、仲が悪くなったと思う人の３倍に――。１１月２２日の「いい夫婦の日」にちなみ、明治安田生命保険が１６日、こんなアンケート結果を発表した。在宅勤務の広がり…
コロナ禍で夫婦仲「良くなった」2割 明治安田生命調査(2020/11/16) コロナ禍で2割の男女が夫婦仲が良くなったと感じ、仲が悪くなったと思う人の3倍に――。11月22日の「いい夫婦の日」にちなみ、明治安田生命保険が16日、こんなアンケート結果を発表した。在宅勤務の広がり…
じっくり堪能、秋ドラマ 実力派の原作・脚本、「恋愛」豊作 記者座談会(2020/11/14) 各局で秋ドラマを放送中だ。放送担当記者がそろって評価したのは「共演ＮＧ」。その理由とは。 守 秋は恋愛ドラマが豊作。中でも秋元康企画・原作の「共演ＮＧ」は全員が票を入れて１位になった。 宮 笑える自…
自虐てんこ盛りの「共演NG」が記者の一押し 秋ドラマ(2020/11/14) 各局で秋ドラマを放送中だ。放送担当記者がそろって評価したのは「共演NG」。その理由とは。 守 秋は恋愛ドラマが豊作。中でも秋元康企画・原作の「共演NG」は全員が票を入れて1位になった。 宮 笑える自… （１）『伊勢物語』ＮＨＫ １００分 ｄｅ 名著 ２０２０年１１月＝高樹のぶ子著 日本放送協会・ＮＨＫ出版編 ＮＨＫ出版 （２）尼崎ストロベリー＝成海隼人著 幻冬舎メディアコンサルティング （３）滅び…
「半沢直樹」と働くことの意味 池井戸潤がカメラで迫る(2020/11/7)■池井戸潤が撮る 日本の工場 日本のもの作りを支えてきた工場の本質に、作家・池井戸潤さんが写真で迫る企画が朝日新聞土曜別刷り「ｂｅ」で始まりました。今回は、工場夜景でも人気の川崎市の川崎臨海部を訪れま…
みなさんから・編集部から(2020/11/7) ■みなさんから １０月３１日付１、３面のフロントランナーには、ＮＰＯ法人「キープ・ママ・スマイリング」理事長の光原ゆきさんが登場。「どの病院でも親が安心して子どもに付き添える環境が整うことを祈念しま…
（池井戸潤が撮る 日本の工場）川崎臨海部 一つのネジにも意味がある(2020/11/7) 日本のもの作りを支えてきた工場の本質に、作家・池井戸潤さんが写真で迫ります。第１回は「工場夜景」でも人気の高い川崎市の川崎臨海部を訪れました。池井戸さんは大規模な工場群を前に「かつてあった日本の本質…
市川猿之助大いに語る 幸四郎、中車、そして半沢直樹(2020/11/6) 市川猿之助が11月の歌舞伎座公演「吉例顔見世大歌舞伎」で「蜘蛛の絲宿直噺（くものいとおよづめばなし）」で5役の早替わりを勤めている。10月の取材会では今の楽屋事情や出演した人気テレビドラマ「半沢直樹…
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