定められた登録日数をクリアして資格を手に入れるケースのほか、今回の松井秀のように契約満了した選手や、球団側が持っていた契約の選択権（オプション）を行使しなかった選手、あるいは解雇された選手などもフリーエージェントと呼ぶ。それらの選手の獲得を目指してＦＡ市場が形成され、１２月のウインターミーティングなどで球団や代理人による交渉が展開される。日本のプロ野球では、条件を満たして移籍の自由を獲得した選手をフリーエージェントと呼ぶ場合が多い。（共同）

２００３年からドーピング検査を導入。０４年から初めて罰則を適用し、１回目の陽性反応は警告、２回目は１５日間の出場停止とした。０６年からは１回目で５０試合、２回目で１００試合の出場停止、３回目で永久追放に。相次ぐ禁止薬物違反を受けて、１４年３月からは１回目は８０試合、２回目は１シーズン（１６２試合）の出場停止に変更した。３回目は従来通り永久追放処分。

（ＤｉｓａｂｌｅｄＬｉｓｔ＝ＤＬ）野球やバスケットボールなど、米国のプロスポーツで登録選手がけがや病気などをした場合にこのリストに入る。ＤＬ入りした選手は一定期間試合出場ができなくなるが、代わりの選手を補充することができる。大リーグの場合には、１５日間と６０日間の２種類があり、医師の診断が必要になる。