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2014年8月29日、「自選」を手にする大江健三郎さん=東京都世田谷区、早坂元興撮影
【おおえ・けんざぶろう】 1935年生まれ。作家。1958年、『飼育』で芥川賞。1967年、『万延元年のフットボール』で谷崎潤一郎賞。1994年、ノーベル文学賞。著書に『取り替え子(チェンジリング)』『水死』『定義集』など。2023年3月3日未明、老衰により88歳で死去。
戦後文学の旗手として、反核を訴え続けたノーベル賞作家の大江健三郎(おおえ・けんざぶろう)さんが、3日午前3時過ぎ、老衰のため死去した。88歳だった。葬儀は家族で営んだ。喪主は妻ゆかりさん。後日お別れ…[続きを読む]
【2006年4月18日朝刊18面】 長男光が、知的な障害を持っていること、そして私ら家族が、かれの作る音楽を楽しみに、なんとか静かに暮らしてきたことは、たびたび書きました。なんとかというのは、次つぎに…[続きを読む]
【2014年10月1日朝刊26面】 小説を書く習慣に鍛えられた力で、人生の困難を乗り越えてきた――ノーベル賞作家の大江健三郎さん(79)が、3・11後に自作短編を読み返し、23作を選んで手を入れた『大…[続きを読む]
25年前、大江健三郎は日本人で2人目となるノーベル文学賞を受けた。「ナンカイだと拒絶反応を示される」とエッセーで自虐するが、小説は個人的で身近な出来事から始まる。時代と響き合い、世界文学となった。 大江の想像力の原点は、四国の谷間の村にあ…[続きを読む]
の、ドキュメンタリー映像から沖縄史を学ぶ講義に通ったこともあるし。島尾敏雄で初めて読んだのは『新編・琉球弧の視点から』、大江健三郎さんは『沖縄ノート』で、お二人の場合、そこから『死の棘』『万延元年のフ… …[続きを読む]
2023年5月31日10時0分PR注目情報