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5月に来日したカルティエ・インターナショナルのシリル・ヴィニュロンCEOに、コロナ禍の下での宝飾品の市況や日本市場の特徴などを聞いた。 ――最近の宝飾品や時計市場の活況の理由は？ 「コロナ後の見通…[続きを読む]
岐阜・大垣から「NO WAR」を叫ぶ ポスター展(2022/5/28) ロシアによるウクライナ侵攻が続くなか、岐阜県大垣市北方町の日本国際ポスター美術館（岐阜協立大学内）は、世界の平和を願う国内外のアーティストから寄せられた作品を展示する「OGAKIから世界へ ポスター…
＜お知らせ＞映画「瀬戸内寂聴」パンフ発売中(2022/5/28) ドキュメンタリー映画「瀬戸内寂聴 ９９年生きて思うこと」（２７日から順次公開）のパンフレット＝写真＝が発売中です。１７年にわたって撮影を続けた中村裕監督が見た寂聴さんの素顔や本音をつづった「撮影日記…
トキオ・クマガイ 色あせない魅力 80年代に活躍した靴デザイナー(2022/5/27) 1980年代に靴のデザイナーとして活躍した熊谷登喜夫（1947～87）。40歳で死去し、活動期間は短かったが、ユニークでモダンなデザインは今も色あせない。京都服飾文化研究財団（KCI）は、生誕75周…
寂聴さん、最期まで書く意欲 17年密着取材、監督が見た素顔(2022/5/23) 作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんが昨年11月に99歳で亡くなってから半年。5月15日は、生きていれば100歳の誕生日だった。それを記念したドキュメンタリー映画が27日、公開される。17年にわたって密着取材…
小説家・寂聴、最期まで書く意欲 １７年密着取材、監督が見た素顔(2022/5/19) 作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんが昨年１１月に９９歳で亡くなってから半年。今月１５日は、生きていれば１００歳の誕生日だった。それを記念したドキュメンタリー映画が２７日、公開される。１７年にわたって密着取材…
（書評）『春はまた巡る』 Ｄ・ホックニー、Ｍ・ゲイフォード〈著〉(2022/5/14) ■老齢期にたどり着く人生の頂点 「有名人でいるのは嫌だね！」。何が彼をジェフ・クーンズやゲルハルト・リヒター、ダミアン・ハーストと並ぶ有名人として、メディアがこれほどに大騒ぎするのだろうかと、本書の…
（書評）『奇跡』 林真理子〈著〉(2022/4/9) ■どうして死を道連れにしたんや 田原桂一君へ 君が再婚したことには驚かへんけど、まさか君が梨園（りえん）の妻の博子さんと「出会ってしまった」という運命的な言葉の背後にしか生きられへんと悟ったことが「…
（書評）『ゾウが教えてくれたこと ゾウオロジーのすすめ』 入江尚子〈著〉(2022/2/26) ■人間の都合で絶滅寸前の芸術家 この間、娘が「市原ぞうの国」で、公開制作でゾウが描いた自画ゾウや、他の動物や花なども描いたという本物の絵を沢山（たくさん）買ってきた（意外と高い＝笑）。 いきなり見せ…
ピカソ、ムンク、谷川俊太郎… 巨匠が10代までに描いた作品を展示(2022/2/25) ピカソ、ムンク、平山郁夫……。巨匠と呼ばれた国内外の画家たちが10代までに描いた作品を一堂に集めた、一風変わった絵画展が長野県上田市立美術館で開かれている。題して「巨匠たちの10代～世界の巨匠たちが…
（書評）『挑戦 常識のブレーキをはずせ』 山中伸弥、藤井聡太〈著〉(2022/1/29) ■二つの稀有な才能が目指す景色 科学者と棋士の二つの稀有（けう）な才能が「強くならなければ見えない景色」を目指して「挑戦」。 冒頭、山中先生はコロナのパンデミックの脅威について熱く語る。一方、藤井棋…
「ビートルズとは何だったのか」 糸井重里さんがたどり着いた答え(2021/12/28) 「スタイルがなかった」「プロフェッショナルではない」――。糸井重里さんは敬愛するビートルズをこう評す。「絶えず問いかけていた」とも。50年来ファンが公開を待ちわびていた映像を大量に用いた、解散前年の…
横尾忠則 書評委員の「今年の３点」(2021/12/25) （１）サイコマジック（アレハンドロ・ホドロフスキー著、花方寿行訳、国書刊行会・４１８０円） （２）Ｂｏｗｉｅ’ｓ Ｂｏｏｋｓ デヴィッド・ボウイの人生を変えた１００冊（ジョン・オコーネル著、菅野楽章…
（回顧２０２１）美術 新しい日常に、向き合うアート(2021/12/21) 「新しい日常」なる言葉が唱えられて２度目の年の瀬を迎えている。 一時的な臨時休館などもあったが、予約制などの方法で多くの美術館が活動を続けた。そんな状況にあって、日常の中での美や、日常と美術の関係を…
ストリート、ジェンダー、NFTアート…美術と「日常」再考の機会に(2021/12/21)2021年、日本の美術界にはどんなことがあったのか。美術担当記者が振り返ります。また、美術評論家の岡部あおみさん、美術史家・美術評論家の高階秀爾さん、美術史家の山下裕二さんに注目した展覧会を三つずつあ…
斬新アート 横尾忠則の現況は？ 県美で個展開幕(2021/12/5) 斬新なアート作品を展開する芸術家横尾忠則さん（1936～）の大規模な個展「GENKYO 横尾忠則」（朝日新聞社など主催）が4日、大分県立美術館で開幕した。5歳で模写した宮本武蔵と佐々木小次郎の絵から…
（書評）『運命の謎 小島信夫と私』 三浦清宏〈著〉(2021/11/27) ■「小説を書け」と魔術に操られて 本書を手に取った理由は、小島信夫でも著者の三浦清宏への関心でもない。「運命の謎」という題名に惹（ひ）かれたからだ。僕の好むＹ字路は人生の岐路。時代の推移。人知を超え…
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