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草なんかは全部取ってしまっている。ものすごい飢餓で、栄養失調。ありがたかったのは、田んぼでカエルが捕れることでしたね。 玉音放送は小学３年生の時でした。父は国を信じていたので、愕然（がくぜん）というか… …[続きを読む]
2023年1月31日5時0分
明石康を生んだ、紛争地に似た故郷 雪深い北秋田と忠犬ハチ公の縁
です。彼は東京大学工学部に進みました。■英語を好きになれぬまま東大へ 《1945年、14歳で終戦を迎えた》 実家で聞いた玉音放送は、ラジオが雑音だらけで、よく聞き取れませんでした。戦争が終わっ…
2023年1月21日15時00分
「歴史探偵」半藤一利さんの資料展示、名作の構想メモが初公開
眼鏡など愛用品を含め約20点が展示されている。このうち初公開の「日本のいちばん長い日」の構想メモ（昭和館蔵）は、終戦時の玉音放送に至る過程を詳述。「レイテ沖海戦」の創作ノート（同）は、ノートの…
2023年1月19日10時15分
記者メール 「ある航空兵の日記に見た『戦争のある日常』」
を見るように思い浮かんできた。「会いたい」と思った。 渡辺白泉にはこんな句もある。 玉音を理解せし者前に出よ 田上さんは玉音放送を聞くことなく戦死した。敗戦も戦後も知らない彼に伝えたい。77年…
2022年12月31日9時00分
寂聴さんもぼくも原点は戦争体験 「言いたいことを全部言う」
瀬戸内さんより、ひとまわり下ですが、ぼくも戦争を知る最後の世代です。小学5年の夏休みに玉音放送を聞きました。 それまでは「この戦争は、世界の侵略国であるアメリカを打ち破り、アメリカやイギリスの…
2022年12月11日18時02分
戦時下の東南海地震 三河地震そして空襲 逃げ回った日々
泣した。 山の上には兵隊さんがいた。でも反撃する装備があったのかどうか。敵機を監視して情報を送るだけだったんでしょう。 玉音放送は家のラジオで聴いた。「日本は負けたぞ」。誰かが言った。大人は泣…
2022年12月9日10時00分
（語る 人生の贈りもの）明石康：４ 英語を好きになれぬまま東大へ
■元国連事務次長・明石康 《１４歳で終戦を迎えた》 実家で聞いた玉音放送は、ラジオが雑音だらけで、よく聞き取れませんでした。戦争が終わったという解放感と、これからどうなるのかという不安感が、…
2022年12月8日5時00分
（斜影の森から：１９）８０億人の惑星、飽食と飢餓を載せて 福島申二
昭和史を通観する番組をテレビで見ていると、玉音放送に続いて空襲で焼け野原になった街が映し出され、そこに「リンゴの唄」を被（かぶ）せるのが、いわば鉄板のパターンになっている。 もとは敗戦の年の…
2022年11月25日16時30分
「へび女」と手塚治虫に魅せられて 楳図かずおを育んだ故郷
のは怖いと思っていました。大阪で空襲があったときには、県境の金剛山の向こう側の空が赤く見えた。 終戦は8歳の時です。家で玉音放送を聞いていたら、母が「負けるのわかっていたわ」と言ったほどで、僕…
2022年10月22日14時00分
（語る 人生の贈りもの）楳図かずお：３ 村の「へび女」の怪談、ねだった
のは怖いと思っていました。大阪で空襲があったときには、県境の金剛山の向こう側の空が赤く見えた。 終戦は８歳の時です。家で玉音放送を聞いていたら、母が「負けるのわかっていたわ」と言ったほどで、僕…
2022年9月28日5時00分
芋づるすらもらえなかった買い出し 戦時下、片道20キロ歩いた日も
道路。より一層暑さを厳しく感じた。 その日はいつもと様子が違った。道端のラジオの周りに人々が集まり、泣いている人もいた。玉音放送だった。そこで敗戦を知った。悔しい、悲しいという思いはなかった。…
2022年9月2日10時00分
「日本人の恥」と語られぬ史実 大阪都心で処刑・埋葬された米兵捕虜
けられずに亡くなった捕虜もいた。研究会の調査によると、府内だけで死亡者は55人にのぼる。 とりわけ最後の5人は、天皇が「玉音放送」で太平洋戦争の終わりを告げた2時間後に、旧真田山陸軍墓地内で処…
2022年8月28日17時00分
「がんばったのに」負けた夏 97歳の青春は
でやけどをして皮膚がただれた人をたくさん見たという。夫の親戚も数人亡くなった。 8月15日は夜勤の予定で家にいた。正午に玉音放送をラジオで聞き、終戦を知った。学校へ行くと、廊下で友達と会った。…
2022年8月26日10時30分
終戦後に自決した「九人の乙女」 旧ソ連軍侵攻の悲劇伝える記念祭
らを悼む60回目の平和祈念祭が、「命日」となる20日に北海道稚内市で営まれた。 当時の樺太では無条件降伏を告げる15日の玉音放送後も戦闘が続いた。旧ソ連軍による南樺太（当時の日本領）への侵攻は…
2022年8月21日11時00分
「岡本太郎のフンドシ洗った」 19歳で出征した父の軍歴をたどると
8月15日ではなく18日。父にとっての終戦は、本土より遅かったのだろうか。 史料を探したところ、父が所属した連隊本部が「玉音放送」を15日に受信できていなかったと分かった。敵機からまかれたビラ…
2022年8月21日8時46分
広島で平和考えた 佐倉平和使節団の中学生「次の世代につなげたい」
牲者を追悼し、平和を祈念した。 ◇ 佐倉市役所であった平和式典では、遺族や中学生ら約30人が出席した。77年前に玉音放送が流れた正午に合わせて黙禱（もくとう）を行い、「平和の鐘」を鳴ら…
2022年8月16日10時45分
図書館に常設「戦争体験文庫」、遺書や回顧録数万点を開架
たままの召集令状もある。通常、控えは役所に持ち帰るものだが、この召集令状は1945年8月15日午後1時に届く予定だった。玉音放送はその1時間前、15日の正午から。佐藤さんは「とりあえず持ってき…
2022年8月16日10時30分
77年前の「玉湯空襲」忘れない 今年も有志らが法要
人の将校がひざの辺りに骨が見えるほどのけがをしていたため、2人は太ももをタオルで縛って止血した。 それから20日ほど後の玉音放送は近所の家のラジオで聞いた。灯火管制の照明の覆いを取ったら明るく…
2022年8月16日10時15分
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