相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら45人が殺傷された事件発生から3年半。植松聖(さとし)被告(30)に対する横浜地裁の裁判員裁判で16日午後、死刑判決が言い渡された。 不当な差別意識の起源が裁判で十分に解明されたとは…[続きを読む]
相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年7月、重度障害者19人を殺害し、職員2人を含む26人に重軽傷を負わせたとして、殺人などの罪に問われた元職員植松聖(さとし)被告(30)に対する判決公判が16日、横浜地裁であった。青沼潔裁…[続きを読む]
「ああ、あっち側の人ね」。相手の立場や主張に距離を感じたとき、そんな言葉が浮かびがちです。でもそのとき「こっち側」とはどんな場所なのでしょう? あっち側と名指しされた人たちと多く向き合ってきた映画監…[続きを読む]
相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年7月、利用者19人が殺害され、職員を含む26人が重軽傷を負った事件の裁判員裁判が1~3月、横浜地裁であった。公判が始まる1年前の2019年1月…[続きを読む]
相模原市中央区で、小学校2年生に相当する1人の医療的ケア児の未就学状態が続いている。就学先をめぐり、「地元の市立小学校に」と望む両親と、「専門教育が受けられる神奈川県立の特別支援学校が適切」とする市…[続きを読む]
相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で利用者19人が殺害され、26人が重軽傷を負った事件は26日、発生から4年を迎えた。建て替え工事が進む園舎前では花束が手向けられ、多くの人が犠牲者を悼んだ…[続きを読む]
相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら45人が殺傷された事件から26日で4年を迎える。被害者家族らと交流を続けてきた静岡県立大短期大学部の佐々木隆志教授(社会福祉学)と学生10人が21~…[続きを読む]
相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で利用者19人が殺害され、職員を含む26人が重軽傷を負った事件から26日で4年になる。犠牲になった美帆さん(当時19)の母親が、初めて朝日新聞の取材に応じ…[続きを読む]
全身の筋肉が衰える難病「筋萎縮性側索硬化症」(ALS)の女性患者=京都市=から依頼を受け、薬物を投与して殺害したとして、2人の医師が嘱託殺人の容疑で京都府警に逮捕された事件。ALSの当事者や、生活を…[続きを読む]
人工呼吸器が必要な重度障害があっても、地元の公立小学校に通って友達と過ごしたい――。川崎市に住んでいた光菅(こうすげ)和希君(8)の願いは、東京に引っ越すことでかなえられた。12日、都内で開かれた支…[続きを読む]
2015年に大阪府寝屋川市の中学1年の男女2人を殺したとして、一審で死刑判決を受けた山田浩二被告(50)が取り下げた控訴の効力が争われた裁判で、最高裁第一小法廷(池上政幸裁判長)は、無効とした大阪高…[続きを読む]
相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で昨年7月、入所者ら46人が殺傷された事件で、殺人罪などで起訴された元職員の植松聖(さとし)被告(27)が28日、勾留中の神奈川県警津久井署で朝日新聞記者…[続きを読む]
室内に入ってきたその男は、拍子抜けするほど「普通の子」だった。 小柄な体をくの字に折り曲げて頭を下げると、緊張した様子ながら、はっきりとした声で言った。 「このたびは申し訳ありませんでした」 相模原…[続きを読む]
相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害され、職員を含む27人が重軽傷を負った事件から26日で2年。被害者の遺族の男性(59)が、殺人などの罪で起訴されて裁判が始まるのを待つ…[続きを読む]
相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年7月、入所者ら46人が殺傷された事件で、殺人罪などで起訴された元職員の植松聖(さとし)被告(29)が朝日新聞記者との面会に応じ、「話しかけて返…[続きを読む]
携帯が鳴る。目覚ましアラームじゃない。いま何時? ベッドから跳ね起きた。 2016年4月に入社し、横浜総局に配属されて3カ月。事件や裁判の取材をしてきた。急な呼び出しにも慣れたが、午前5時過ぎは初め…[続きを読む]
事件の犠牲者は19人に及んだ。しかし、神奈川県警は消防局と同様、年齢と性別しか公表しなかった。「障害者施設で起きた事件でプライバシー保護の必要性が高く、遺族が匿名を強く希望している」という理由だった…[続きを読む]
事件から約1週間後、犠牲になった女性(当時60)の父親(89)と弟(60)に会えた。初めての遺族取材だった。 女性は生後間もなく脳性小児まひと診断され、30年以上前に園に入所。父親は毎月園を訪れ、面…[続きを読む]
やまゆり園前に設けられた献花台には、途切れることなく人が訪れた。中には亡くなった方を知る人もいた。 犠牲者の情報を得ようと、同僚と交代で取材に当たった。夏場の日差しで汗だくになりながら、献花した人に…[続きを読む]
事件から2年を経た今年7月26日、犠牲者の女性の実名が朝日新聞に載った。同僚の取材によるものだった。公表したのは、事件から約1週間後、私の取材を匿名で受けてくれた家族だった。 当時、「報道されるたび…[続きを読む]
相模原市緑区千木良(ちぎら)の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が死亡し、職員2人を含む26人がけがをした事件で、神奈川県警に殺人未遂などの容疑で逮捕された植松聖(さとし)容疑者(26)が、約50分の間に45人を次々と襲ったとみ…[続きを読む]
相模原市緑区千木良(ちぎら)の障害者施設「津久井やまゆり園」で26日未明、刃物を持った男が入所者らを襲い、19人が死亡、26人がけがをした事件で、神奈川県警に殺人未遂などの容疑で逮捕された元職員の植…[続きを読む]
未明の障害者施設に悲鳴が響いた。26日、相模原市の「津久井やまゆり園」であった事件。入所者が次々に襲われ、園内は騒然となった。突然の惨劇に言葉を失う家族ら。対応に追われる病院。かつて園に勤めていたと…[続きを読む]
衆院関係者によると、植松聖容疑者は2月15日、東京都千代田区の衆院議長公邸に手紙を持参していた。捜査関係者によると、手紙では、今回の事件現場となった障害者施設を含む複数の施設名が挙げられ、入所者を殺…[続きを読む]
26日未明に相模原市の障害者施設で起きた殺人事件。 植松聖容疑者のものとみられる「聖」名のツイッターアカウントのトップページの背景には「マリファナは危険ではない」と書かれた画像がある。植松容疑者が津…[続きを読む]
相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で刃物を持った男が暴れ、多数の死傷者が出た事件で、神奈川県警に身柄を確保された男が調べに対し、「障害者なんていなくなればいい」という趣旨の供述をしているこ…[続きを読む]
19人が犠牲となった神奈川県相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」が27日、事件後初めて記者会見を開いた。逮捕された元職員の男は採用直後から障害者を軽んじ、今年に入ってから言動が急に攻撃的になった…[続きを読む]
19人が死亡した相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」の事件で、逮捕された植松聖(さとし)容疑者(26)宅にあった植物片は大麻だった。言動が異常さを増した背景には何があったのか。以前は障害者へ…[続きを読む]
相模原市緑区千木良(ちぎら)の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が死亡した事件で、殺人などの容疑で送検された元職員の植松聖(さとし)容疑者(26)が、入所者の障害の程度を拘束した職員から聞…[続きを読む]
相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が死亡した事件で、殺人などの容疑で送検された元職員の植松聖(さとし)容疑者(26)が神奈川県警の調べに対し、「2月に事件を起こすことを思いつ…[続きを読む]
相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が死亡した事件で、殺人容疑などで送検された植松聖(さとし)容疑者(26)が今春、生活保護を受給していたことがわかった。相模原市が明らかにした…[続きを読む]
相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が死亡した事件で、うち9人の殺人容疑で再逮捕された元職員の植松聖(さとし)容疑者(26)が「殺害した自分は救世主だ」と供述していることが捜査…[続きを読む]
発生から約7カ月。相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で起きた殺傷事件で、元職員の植松聖(さとし)容疑者(27)が起訴された。逮捕後の神奈川県警の調べに、「暴力団から狙われている。殺される前…[続きを読む]
相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら46人が殺傷された事件から、26日で3年。事件後、重度障害者が大規模施設に集まって暮らすことが議論を呼んだ。やまゆり園ではいま、施設か地域か、入…[続きを読む]
2016年に46人が殺傷される事件が起きた相模原市緑区千木良の神奈川県立障害者施設「津久井やまゆり園」で、事件当時の居住棟などの撤去工事が終わり、県が26日、敷地内を報道陣に公開した。現地では21年…[続きを読む]
神奈川県立障害者施設の「津久井やまゆり園」(相模原市緑区千木良)。社会福祉法人かながわ共同会が指定管理運営するこの施設で、入所者と職員計46人が殺傷された2016年7月の事件から約2年4カ月が過ぎた…[続きを読む]
昨年7月に入所者19人が殺害される事件が起きた障害者施設「津久井やまゆり園」(相模原市緑区)の再建をめざす神奈川県は24日、小規模施設を県内に分散して建て直す「基本構想案」を公表した。 障害者の生活…[続きを読む]
相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で19人が殺害され、27人が負傷した事件から26日で1年になるのを前に、園の設置者である神奈川県が6日、事件後初めて園内を報道陣に公開した。無事だった入所…[続きを読む]
【動画】事件後初めて報道陣に公開された障害者施設「津久井やまゆり園」=葛谷晋吾撮影
障害があるゆえに命が奪われる社会とは何なのか。施設で暮らしていた19人が刺殺された事件。当事者の思い、私たちの心の底にある意識と、どう向き合えばいいのか。 ■障害者でよかった、今思う 奈良崎真弓さん(本人会サンフラワー会代表) 事件はテレ…[続きを読む]
「きーって泣いて、くいくい飲めるようになったね」 6月、九州地方の乳児院の一室。宮本真太朗さん(24)は、介助してもらいながら生後8カ月の長女涼香(すずか)ちゃんにミルクを飲ませ、話しかけた。その横…[続きを読む]
「健康な子を産めない私が、セックスしていいのかな」 ダウン症の長男(2)を出産して3カ月がたったある夜。女性(33)は体が硬直し、夫の前で涙をこぼした。そんなふうに思った自分自身に愕然(がくぜん)と…[続きを読む]
障害と出産、子育てを通して、見えてくるものとは――。脳性まひで車いす生活を送る小児科医で東京大学准教授の熊谷晋一郎さん(42)に聞きました。■障害の有無にかかわらず 孤立しない育児を 子どもを産むか…[続きを読む]
重い障害のある19人の命が奪われた、やまゆり園事件。「障害者は不幸を作ることしかできません」と被告は記した。事件から3年。出産を選んだ障害のある人を通し、命の重さについて改めて考えたい。■「うちには…[続きを読む]
20日、神宮第二球場(東京)であった全国高校野球選手権大会の東東京大会5回戦。実践学園の野球部長、脇野浩平さん(29)はベンチ前で試合を見守った。ベスト8進出はかなわなかったが、選手たちに「今まで苦…[続きを読む]
「私には耳が聞こえない弟がいます。そのために私も周囲から差別を受け、結婚できるのか、子どもを持てるのかと、ずっと悩んできました」 仙台市内で6月に開かれた旧優生保護法を巡る裁判の集会。埼玉県から駆け…[続きを読む]
重い障害のある入所者19人の命が奪われた「やまゆり園事件」から間もなく2年。「障害者は不幸を作ることしかできない」。命を選別する植松聖(さとし)被告の言葉は、社会に暗い衝撃を与えた。命の価値とはなに…[続きを読む]
「障害者団体の皆さんから、『害』は害虫、害悪の害。そういうふうに言われるのは嫌だと(声が上がった)」。立憲の川内博史氏は19日の衆院予算委員会で、障害者ではなく「障碍(がい)者」と表記できるよう見直…[続きを読む]
PR注目情報