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11月20日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

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硫化水素

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  • 硫化水素(2017年01月17日 朝刊)

    無色のガスで刺激臭がある。ガス中毒に詳しい筑波大の内藤裕史名誉教授によると、60ppmを超えるガスを30分吸うと肺水腫が起きる。150ppmを超えると意識混濁、呼吸マヒの症状が現れる。800ppm以上だと即死するとされる。空気よりも重く、入浴時に顔が位置する浴槽の湯面近くにたまりやすい。長時間の入浴はリスクを高める。2005年には秋田県の泥湯温泉の駐車場近くで硫化水素ガスがたまった雪穴に落ちた家族4人が死亡した。同県の乳頭温泉郷では15年に源泉付近で配管作業していた3人が亡くなる事故が起きている。

  • RD処分場の廃棄物処理問題(2008年07月04日 朝刊)

    1979年に県の許可を受けて操業していた栗東市小野のRDエンジニアリング社=破産手続き中=の最終処分場で99年、高濃度の硫化水素ガスが検出され、環境汚染が表面化。廃棄物の違法な埋め立てやダイオキシン類による土壌の汚染などもわかった。県は06年12月に地元住民や学者らによる対策委員会を設置し、廃棄物の処理方法を検討。委員会は今年4月、「全量撤去を推奨する」との答申を嘉田由紀子知事に出した。

  • 杉並病(2010年05月14日 朝刊)

    東京都が杉並区に建設した「不燃ごみ中継所」が稼働した1996年から、近隣住民がのどや目の痛み、吐き気などの健康被害を訴えた。都の調査委員会は2000年、原因は中継所の汚水から発生した硫化水素と木の防腐剤の可能性が高いとする見解を発表。一方国の公害等調整委員会は02年、操業開始から4カ月間については、原因物質が特定されなくても中継所から出る化学物質が原因とする裁定を出した。同中継所は09年3月、廃止された。

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