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コピー機大手のリコーが、希望退職に応じなかった社員約100人に対する出向・配転命令を取り消すのは、命令を無効とする地裁判決が控訴審でも変わらない見通しになり、和解することになったためだ。経営側の事実上の「敗北宣言」は、働き手をリストラするために「追い出し部屋」に異動させる企業に警鐘を鳴らしている。
出向や配転命令は、企業の人事裁量権の一つとして、認められている。ただ、裁判になった場合、その目的に問題があったり、労働者に大きな不利益があったりすると、権利を乱用したとして無効になる。…[続きを読む]
社員を不本意な部署などに異動させ退職を促す「追い出し部屋」の問題で、コピー機大手のリコー(東京)は、希望退職に応じなかった約100人に対する出向・配転命令を取り消す方針を固めた。複数の関係者が明らかにした。デスクワーク主体の仕事から、肉体労働の必要な仕事などに異動させた全員を今秋にも元の職場などに戻す。 …[続きを読む]
(透視図)労働組合 賃上げ以外にも活用できる(2014/2/8)
(座談会)雇用創出、今こそ社会全体で(2013/11/6)
(連載1)出向という名の「追い出し部屋」(2013/7/14)
(連載2)「自分が機械になった気分」(2013/7/15)
(連載3)「うつになった。人間は弱い」(2013/7/29)
(連載4)「基金は都合よいサイフ」(2013/8/5)
(連載5)「全力で支援、なんてうそだ」(2013/8/26)
(連載6)「異業種でも、仕事あれば」(2013/9/16)
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