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東京・秋葉原の名物や文化を詰め込んだ神輿(みこし)「アキバMIKOSHI」が4月26日、披露され、メード服の女性や通行人ら約50人が、大きなかけごえとともに300キロを超える神輿を担いだ。(アサヒ・コム編集部)
今回のイベントは、不景気を吹き飛ばそうと、秋葉原の一角で情報を発信している「秋葉原無料案内所」が中心となり、有志による「アキバを担ごう会」が主催した。
高さ1メートル、四方が85センチの神輿には、パソコンの部品やアニメのフィギュア、ゲーム機など、秋葉原の文化を象徴する品々が満載された。出発地点の秋葉原UDXビルが青果市場だったため、野菜も載せ、神輿の中心には周辺の様子を生中継する液晶モニターも設置。パーツの数は300点を超えたという。
26日午後、和太鼓の演奏に合わせ、地元のメード喫茶のメードやパソコンショップの店員らが元気なかけ声とともに神輿を担ぎ、秋葉原UDXビルの周辺を練り歩き、神田明神に移動した。
担ごう会によると、08年6月の無差別殺傷事件や円高、不景気の影響で秋葉原に元気がなくなったことが、イベント発案のきっかけという。イベントでみんなが秋葉原を好きになってくれれば、と同会は期待している。
神輿は、今後、秋葉原UDXビル内で展示される予定。同会は「来年以降も恒例イベントにしたい」としている。