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渡り鳥はなぜ旅立つの?
川崎市・和泉まさ江さん(41)からの質問
1.渡り鳥を追って
森の番人、トラッカー(足跡追跡の専門家)として世界的に有名なトム・ブラウン・ジュニアという人がいます。「ハンテッド」という映画にもなりましたのでご存知の方も多いかもしれません。
『トラッカー』(トム・ブラウン・ジュニア 徳間書店)では動物や人間の足跡を追うトラッキングが実に見事に描かれていて、魅了されてしまいます。春、家の軒先でヒナにえさを与えるツバメの姿にも、私たちはなぜかしら心を奪われますね。自然界のもつ魅力でしょうか。今回は渡り鳥の足跡を追っていくことにしましょう。
2.ワークシートのポイント
(1)みみをすましてみると……
谷川俊太郎さんの「みみをすます」という詩を知っていますか。公園や森でじっと耳を澄ましていると、いろいろな音が聞こえてきます。鳥の鳴き声もそうですね。時間、天候、季節によっても違うでしょう。オリジナルの「取材ノート」「観察ノート」をつくって定点観測しても面白いでしょう。
(2)ホームページでツバメの観察
佐藤信治さんは45年間自宅の庭でつきあった鳥たちの生態や行動、習性などを『庭にきた鳥 いのちのドラマを家族でみる』(農山漁村文化協会 人間選書230)にまとめられています。佐藤さんのようにはいきませんが、http://www.tsubame-map.jp/で全国のツバメの様子を観察してみましょう。
(3)サシバの渡り
サシバというワシタカの仲間の渡り鳥がいます。サシバはツバメと同じように春に渡ってきて秋に帰る夏の渡り鳥です。上昇気流に乗って日本列島を南下、東南アジアを目指して飛行します。サシバをはじめとして多くの渡り鳥が伊良湖岬を通過します。機会があれば10月の渡りを観察してみましょう。
(4)ツバメの巣はどこに……
都心でツバメの巣を探すなら「裏通りのビルの一階の駐車場入り口」だそうです。(『生きものたちのシグナル』毎日新聞科学環境部 岩波ジュニア新書504)「都市鳥研究会」では東京駅を中心にした3キロ四方のツバメの巣についての調査を継続しているそうですが、年々減少しているようです。身近にいる生きものの声に耳を傾け、私たちがどう関わっていけばいいのか考えましょう。
(大阪市立天王寺中学校・植田 恭子)
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ウイークエンド科学の「ののちゃんのふしぎ玉手箱」は、4月から名前が「ののちゃんのDO科学」と変わり、日曜日の「緑のbe」4面に掲載となりました。今まで通りみんなの質問に答えて人体や動物・植物のナゾなどを説明していきます。
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