Royal Oak
for Woman
Introduction
スイス、ル・ブラッシュに息づく卓越のクラフツマンシップ
オーデマ ピゲは、スイスのル・ブラッシュを拠点として活躍するマニュファクチュールです。豊かな自然に包まれたジュウ渓谷の工房で、ジュール=ルイ・オーデマとエドワール=オーギュスト・ピゲという二人の時計師により、1875年にオーデマ ピゲは創業しました。
同社の歴史、それは常に“コンプリケーション(複雑機構)”という言葉とともに語られます。リピーターやトゥールビヨン、パーペチュアルカレンダー、クロノグラフなどの開発から、それらを組み合わせたグランドコンプリケーションに至るまで、オーデマ ピゲは懐中時計の時代から絶えず、熟練の職人技を磨き上げてきたのです。
今を先駆ける最先端のテクニックはもちろん、深い知識と専門技術が求められる故、アトリエの手腕が問われるアーカイブのレストレーション(修復)などの伝統的な匠の技が工房に受け継がれています。確かな技術という伝統があってこそ、類を見ない未来の創造が生み出される。オーデマ ピゲの根幹をまさに表す矜持といえるでしょう。
Innovation
誕生50周年を迎えた革新的な名機「ロイヤル オーク」
そんな伝統と革新の歩みを物語るのが、オーデマ ピゲの代表作である「ロイヤル オーク」です。クォーツムーブメントが流行し、機械式時計を主とするスイスの時計産業に大打撃を与えた、いわゆる“クォーツショック”を迎えるこの時代にロイヤル オークは発案され、商品化を果たしました。1970年の発案から2年をかけてのプロジェクトとなったロイヤル オークは、1972年4月15日に発売。当時のコンセプトは、直径39ミリのビッグサイズを誇る、初のステンレススティールを用いた“革新的なスティールウォッチ”。直径35~36ミリが主流であり、ゴールド素材がラグジュアリーとされていた時代に、時計界のピカソと謳われる名デザイナー、ジェラルド・ジェンタがデザインしたこのロイヤル オークは、ゴールドモデルよりも高額のスティールウォッチとして、“ラグジュアリースポーツウォッチ”という新たな分野を切り開くこととなるのです。
New Project
女性の腕にフィットする小さめレディースモデルが登場
八角形のベゼルと向きの揃った8個のビス、“グランドタペストリー”模様の文字盤、そしてケースと一体型のブレスレットなど――現在も不変のデザインとともに進化を続けるロイヤル オークですが、その誕生の際、ジェラルド・ジェンタがデザインの源泉として取り入れたのは、ダイバーのヘルメットでした。防水性に特化し、特許をも取得した時計は、ゴールドよりも硬いスティール素材の製作は最初困難とされ、最初のプロトタイプはホワイトゴールドモデルであったほど、複雑なデザインであったと伝えられています。イタリアのマーケットからのリクエストにより1977年、サイズダウンした直径35ミリのゴールドモデルが登場。それと前後して、レディースモデルのプロジェクトがスタートしました。
今から45年前としては先駆的なプロジェクトでしたが、オーデマ ピゲは創業当初からレディースモデルに力を入れてきたブランド。今でも美しく、個性的なジュエリーウォッチのアーカイブが数々残されています。そしてこの時の立役者となったのが、ブランド初の女性プロダクトデザイナーとして活躍したジャクリーヌ・ディミエです。
初代ロイヤル オーク誕生から4年後の1976年には、直径29ミリとなった「ロイヤル オークⅡ」が誕生。ディミエいわく“簡単ではなかった”というこのリデザインによって、ロイヤル オークⅡは、ジェラルド・ジェンタが手がけたアクティブなデザインを決して崩すことなく、オリジナルがもつフェミニンな一面を最大限に生かす形で小型化を果たしました。現在に至るまで多くのモデルを飾った12時位置の「AP」のロゴも、このディミエによる新デザインとして採用されたディテールです。
当時のレディースモデルのトレンドではまだ大きめサイズであったものの、ロイヤル オークⅡの需要は工房での生産が追い付かないほどに高まり、1977年には総生産数の3分の1を占めるほどの人気を博すようになります。その後先述の、同じくディミエのデザインとなる1977年製ゴールドモデルやバイカラーのコンビモデルなど、レディースモデルのバリエーションとともに、ロイヤル オークはさらなる発展を遂げていくのです。
Collaboration
女性とともに歩むロイヤル オーク ずっと、その先の未来へ――
そんな女性のためのロイヤル オークとして記憶に新しいのが、イタリアのジュエリーデザイナー、キャロリーナ・ブッチが手がけたモデル。ジャクリーヌ・ディミエ同様に、彼女もロイヤル オークを愛した女性であり、自分の時計をデザインしてみたいという想いから、コラボレーションが叶えられました。
普段から、マニッシュなロイヤル オークと自身が製作したカラフルでポップなジュエリーのコーディネイトを愉しんできたブッチが掲げた最初のアイディアは、“フロステッドゴールド”のモデル。フィレンツェ仕上げと呼ばれる、ダイヤモンドのついた器具でテクスチャーをつけるゴールドの表面加工を初めて時計のケースとブレスレットに施すことで、ロイヤル オークはタフな存在感の中に、まるでダイヤモンドダストのような美しい瞬きをまとうようになったのです。
この最初のコラボレーションとなる2016年から2年後、ブッチは鏡のように輝くミラー加工の文字盤を生み出しました。視認性を重視する時計界において驚くべき発想ともいえるこの仕様は多くの話題を呼び、キャロリーナ・ブッチの名を再び世に知らしめるようになります。そして今年、彼女の独創性はレインボーカラーのサファイアダイヤルという、新たなクリエーションとして花開きます。
光を受けた文字盤が、虹のように様々な表情を織りなすこの時計は、アイコニックな“タペストリー文字盤”へのオマージュとして登場したもの。独創的なアイディアでタペストリーの小さな四角形に宿る美しい光の反射を導き出したその姿は、かつてジャクリーヌ・ディミエが、レジェンドと呼ばれるジェラルド・ジェンタのデザインに敬意を払いつつ、女性らしいきらめきを求めていった姿とも重ね合わせられることでしょう。都市の風景という芸術的なテーマをも重ね合わせた時計は、時代の面影を映し出すジュエリーライクな輝きとともに、ロイヤル オークを愛した歴代の女性たちの想いを、今再び繋ぎます。
現在スポーティかつ大胆な存在感から、男性たちから多大なる人気を博すラグジュアリースポーツウォッチ。しかしその代表格であるロイヤル オークにおいては常に、女性たちが求める時計に向き合うというテーマが存在してきました。ロイヤル オークが放つ特別な存在感は、オンの時もオフの時も、どんな時にも強く、美しい輝きとともに時を刻み続けるのです。
Collection
新キャリバー“5900”を搭載した、誕生50周年記念モデル。ブルーやカーキグリーンの文字盤、ステンレススティールやゴールドなど様々なバリエーションが加わりました。裏面のトランスパレントバックからは、アニバーサリーを記念したデザインのローターと美しい仕上げのムーブメントを眺めることができます。さらにフィット感を高めたブレスレットや、輝きを増すケースの仕上げ、アプライドのロゴなど、ディテール部分に細かな改良が施されています。
Exhibition
こんなロイヤル オーク、見たことない
(展示会案内)
ロイヤル オークのレアピースを集めた展示会をオーデマ ピゲ ブティック 銀座にて開催中。

住所:東京都中央区銀座6-5-13 B1F
TEL:03-6830-0789
開館時間:12:00~19:00(18:30最終受付)
予約サイトURL:https://borninlebrassus.audemarspiguet.com/event04/









