同行記者を支えた
タフブック
極限で活躍する
パナソニックの技術
南半球のアルゼンチンにそびえるアコンカグアの季節は夏。日差しが照りつければ気温は上昇する。とはいえ標高3000メートルの段階で雪が降り、風も強く空気は乾燥している。「ビエント・ブランコ」(白い嵐)と呼ばれる特有の現象もある。
そんな過酷な環境が、金子記者の仕事場だった。三浦さんを隊長とする遠征隊、および取材の拠点となったベースキャンプは標高4200メートルにあり、気温は地上より20度以上低い計算だ。取材時にはノート、ペン、カメラなどを使うが、それを記事にまとめて送信する時にパソコンが必須なのは、日本もアコンカグアも同じ。携行するパソコンには、何よりも「寒くても動く」確かな耐寒性能が求められた。
ベースキャンプ付近の様子。標高の高い場所に行き、戻る動きを繰り返す「高度順応」を行い、山頂アタックに備える =金子元希撮影
極限に耐える頑丈性能
重さ約1.76キロに驚き
金子記者が日本から持参した「タフブック」のCF-20は、50度~マイナス10度の高温/低温環境試験(※1)を実施済みだ。通常のパソコンでは動作に不安を残す寒冷地でも、タフブックの幅広い動作環境は、スムーズでストレスのない取材活動を可能にする。
90センチからの落下試験(※2)をクリアした頑丈な設計も、選ばれた理由の一つだ。過酷な環境ゆえ、想定外の突風や足元の悪さなどによるパソコンの落下リスクは常に配慮されるべきこと。まして目の前の取材対象は、人生をかけて歴史的偉業に挑む三浦さんだ。取材のやり直しもきかない緊迫した現場では、万が一パソコンを落としても、大切なデータを守る頑強さは不可欠となるのだ。
頼りになる頑丈パソコンであるにもかかわらず、約1.76キロという軽量にも驚かされる。各種インターフェースを内蔵しながら、軽さとともに薄さも33.5ミリとコンパクト。脱着可能なキーボードを分離すればタブレットとしても使え、その場合は重さ約0.95キロ、薄さ16.4ミリと強みにさらに磨きがかかる。南米最高峰への遠征ともなれば、効率的な荷造りも成功への重要な鍵を握るため、この高い携行性は大きな武器となった。
米国国防総省基準に準拠した試験に耐える耐振動性能にも注目だ。CF-20は物流・配送業務などでの車載を想定し、前後・左右・上下に振動を1時間与え続ける試験をクリア。日本から約30時間のフライトに加え、現地での長時間移動や登山による振動でも壊れにくい点も心強い限りだ。
さらに今回は、強烈な日差しや雪の反射光もある屋外でパソコンを使用する可能性もあった。CF-20は反射防止フィルムが付いた明るいLEDバックライトを搭載し、最大輝度約800cd/平方メートル(平均)の高輝度パネルを実現。操作モードを変更すれば、指に水滴がついたままでも、手袋をつけたままでもタッチ操作ができ、太陽のもとでも、雪がちらつく中でも、正確に仕事をこなせるのだ。
頑丈なパソコン&タブレットとして柔軟に活用できるスタイルは、時に臨機応変さが必要となるこうした現場とは、特に相性がいい。
仕事の中断も心配無用
安心の長時間バッテリー
こうした極地での取材で記者を悩ませる、電源確保の問題もクリアする。CF-20の本体には約10.5時間駆動のバッテリーを搭載。電源を落とさずにバッテリーを交換できる「ホットスワップ機能」も備える。電源を心配することなく原稿に集中でき、オフィス同様の環境作りに一役買った。
日常の当たり前が通用しない、極限の取材現場に身を置く。だからこそ商売道具のパソコンは、可能な限りストレスを軽減してくれるものを求めたい。「タフブック」は、そんな記者に、最適な一台だ。
屋外でタフブックを使用する金子記者。強烈な日差しや雪の反射光のもとでも、タフブックの反射防止フィルムや高輝度パネルが頼りになる