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中学受験 SAPIX 小学部

COLUMN

どんな状況下でも
前向きな学びの場を

広野雅明本部長 [SAPIX小学部 教育事業本部]

 コロナ禍による休校中、各学校のリモート教育は主に、「課題や教材の配信・配布」「オンデマンドの動画配信」「ウェブ会議システムを使った双方向の授業」の三つの方法で実施されました。これらはそれぞれ一長一短がありますので、教科や単元に応じて使い分けることが肝要です。今回、開始時期に差はありましたが、多くの学校が、家庭環境に考慮しつつ、でき得る最善の方法を選択されたと思います。
 また、通常の授業の再現にとどまらず、「オンラインならでは」の授業へと進化させる工夫も見られました。例えば、アプリやソフトを活用して地形図やグラフ、立体の切断面などを分かりやすく見せたり、各界で活躍する卒業生・著名人の講演の機会を設けたり。生徒の興味を喚起し、さらに力を伸ばすきっかけにもなったと思います。
 私立の名門校で印象的だったのは、こういった困難な時こそ、「建学の理念」を大切にする姿勢です。生徒とどう向き合い、何を語りかけるか。どんな学びや経験を重視するか──。今回のコロナ禍は、名門校の「原点」を改めて浮き彫りにしたともいえるでしょう。
 保護者の方々には、不安定な状況下で今まで懸命に勉強してきたお子様の努力を認め、これからも前向きに取り組めるようサポートしていただきたいと思います。SAPIXでは、コロナ対策を引き続き徹底するほか、入試の約2週間前からは、教室での授業とオンライン授業を選択できる体制に。万全の状態で本番の入試に送り出すつもりです。(談)

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