梅雨時の家時間を「のんびり読書」でとっておきの自分時間に

梅雨入りはもうすぐ。そんなときにこそ家にいる時間を楽しみたいですね。ボン マルシェ編集部がおすすめする梅雨時に読みたい本をご紹介します。音楽を聴きながら、淹れたてのコーヒーを飲みながら、読書をするゆったりした時間が、きっと雨の季節を楽しい時間にしてくれるはず。
編集部Pのコレ読んで!
カフネ
最愛の弟を亡くした野宮 薫子が、弟が残した遺言書をきっかけに彼の元恋人の小野寺 せつなと会い、「食」を通じて関係を深めていく・・・。今年の本屋大賞を受賞した同作は、太陽が照りつける夏日ではなく、静かで、しっとりとした雨の日に読みたい本です。穏やかな語り口なのに展開が早く、随所で自分と登場人物が重なってはっとさせられることも。大切な人へはもちろん、自分自身にも美味しいごはんを作って癒してあげたくなる、そんな物語です。
編集部Pのコレ読んで!
騎士団長殺し
もしあなたがまだ村上春樹の本を読んだことがない、または得意でないと感じていたとしたらこの本をお薦めします。同氏特有の何か捉えづらい雰囲気(それが良くもあるのですが)が少なく、長編ながら一気に引き込まれてしまいます。主人公の「私」が何度もリヒャルト・シュトラウスの『薔薇の騎士』を聴く場面で、オペラ・クラシック好きの私も「私」になりきってその美しい音楽を聴きながら春樹ワールドに浸ります。
編集部Sのコレ読んで!
82年生まれ、キム・ジヨン
韓国で生まれ育った女性の半生を通じて、日常に潜む性差別や社会の矛盾を描いた作品です。読んでいると「これは私の話だ」と感じる場面が多く、共感とともに複雑な思いが湧きました。独特な文体でありながらも、一気に読み進めた記憶があります。女性だけでなく、すべての人に読んでほしい一冊です。
編集部Sのコレ読んで!
かくかくしかじか
東村アキコさんの自伝的漫画で、スパルタな恩師との日々を描いた感動作です。半年に一度は読み返したくなるくらい、自分にとって大好きな作品。読むたびに心が洗われます。待望の映画化、こちらも観に行くのが楽しみです。
編集部Yのコレ読んで!
星の王子さま
言わずと知れたサン=テグジュペリの名作。世界中で翻訳され、多くの人々に愛されています。自分の年齢やその時々の状況によって、読むたびに新しい読後感が得られる。窓打つ雨音を感じながら、自宅でしっとりと読みたい作品です。
編集部Yのコレ読んで!
スキップとローファー
石川県の過疎地から高校進学を機に上京した「みつみちゃん」が主人公。天然でまっしろな彼女の言葉や行動が、物語のクラスメイトたちだけでなく、私たちの心もほぐしてくれる。大好きな「しあわせ漫画」の一つです。

