将棋棋士に聞きました!
子どもの学びと集中を支えるものとは?
子どもが夢中になれるものを見つけたとき、その力をどう伸ばすか――。勉強や習い事、読書やスポーツなど、成長とともに興味の幅が広がる一方で、夢中になったことを、どうすれば無理なく長く続けられるのでしょうか。
オフィスや学びの場の環境づくりに取り組むオカムラが開催した子ども向け将棋イベントでは、将棋好きの小学生たちが集まりました。中村太地八段と武富礼衣女流二段に、将棋との向き合い方について子どもたちから多くの質問が寄せられました。二人の答えには、子どもの学びや成長を支えるヒントが詰まっていました。
(取材:ボンマルシェ編集部)
好きだから続けられる
イベントでは、子どもたちが日々の習慣や上達法を尋ねました。
「将棋でどんなことをして強くなりましたか」という質問には、二人とも子どものころに詰将棋を何度も解いていたことを紹介。中村八段は、終盤力を鍛える詰将棋の効果に触れ、「1日1題でも毎日続ける」ことの大切さを伝えました。
また、「毎日必ずやっていることはありますか」という質問に対し、中村八段は将棋の問題を解いたり、自分が間違えた局面を見返したりしていると回答。武富女流二段も、朝起きたら将棋アプリで対局する習慣があると明かしました。さらに武富女流二段は、子どものころは力が伸びやすい時期だとし、「将棋だけでなく、勉強も頑張ってほしい」と子どもたちにエールを送りました。
二人の話に共通していたのは、「好きだから続けられる」ということ。武富女流二段は、兄と将棋を指しながら、好きな詰将棋を繰り返し解いていた子ども時代を振り返りました。中村八段も父親と指すうちに将棋に夢中になったと話します。
好きだから続けられる。続けるから伸びる。
シンプルですが、勉強や習い事にも通じる大切なヒントかもしれません。
集中できる環境って?
将棋は、頭脳勝負のイメージがありますが、二人が口をそろえて語ったのは、体のコンディションの大切さでした。二人とも自宅での研究に椅子を使っており、長時間考えるための環境にも気を配っているといいます。
武富女流二段は、「将棋に集中したくても、体の疲れが先にくると続けられない」と話し、過去に首を痛めた経験から椅子選びを見直したそう。中村八段も「姿勢がいいと盤面全体が見える」といい、長時間考えるうえで姿勢を意識していると話しました。椅子は研究を支える「相棒のような存在」なんだとか。
好きなことを見つけることも大切。でも、その時間を心地よく続けられる環境があってこそ、夢中になれるのかもしれません。二人の言葉は、子どもの「やってみたい」を応援するヒントを教えてくれました。
学びを支える椅子選び
イベントでは、中村八段と武富女流二段が、ともにオカムラの椅子を愛用していることも紹介されました。長時間研究を続ける棋士にとって、自分に合った椅子は集中力を支える大切な存在です。
オカムラは、成長に合わせてサイズ調整できる子ども向けの学習家具「mirumio(ミルミオ)」も展開。身長や体格の変化に合わせて使えるため、学習時の姿勢づくりをサポートする設計です。