PROGRAM

TOP > 地球教室プログラム > 株式会社ロッテ

2021年度 かんきょう新聞

2021年度 出張授業

「オーストラリア・
コアラ基金」への支援と
サステナビリティーへの
取り組み

株式会社ロッテ
授業の内容
  • ・チョコレートの歴史
  • ・ロッテによるサステナビリティーへの取り組み
  • ・コアラのマーチの梱包、包装、輸送時の工夫
  • ・野生のコアラの絶滅危機
  • ・オーストラリア・コアラ基金の活動
講 師
江幡辰也先生
マーケティング本部
ブランド戦略部
江幡辰也先生
出張授業:株式会社ロッテの様子1

質問に対して積極的に回答する子どもたち

エコ包装や物流など
で環境への負荷を低減する

コアラのマーチを筆頭に、ガーナチョコレートやトッポ、パイの実など、たくさんのお菓子をつくっているロッテ。江幡先生がスクリーンに商品を映し出すと、子どもたちは「知ってる!」「食べたことがある!」と元気に答えた。
江幡先生は、ロッテのSDGsへの取り組みを紹介した上で、「コアラのマーチと環境のお話をしていきます。お菓子で環境にやさしい取り組みとは何か分かりますか?」と問いかけた。「紙のリサイクル?」「プラスチックのごみを減らす?」と発言する子どもたちに、「皆さん、しっかりと学んでいますね」と笑顔を浮かべ、コアラのマーチの製造工程や、封入・出荷されるまでの様子が分かる写真や映像を用いて説明を始めた。

「オーストラリア・コアラ基金」のロゴ

例として挙げられたのは、コアラのマーチを梱包するトレーの高さを11mm低くし、年間で東京ドーム約1.3個分の面積に相当する紙を削減したことや、9割以上が古紙でつくられているコートボール紙を使用していること。そして、コアラのマーチを輸送する際の段ボールを4%ほど軽くしてトラックへの負荷と走行時の燃料を減らし、エコ物流につなげていることだ。「積極的にリサイクルを行い、ごみを減らす工夫をしています」と江幡先生。分かりやすい解説に、子どもたちは集中して耳を傾けていた。

「オーストラリア・コアラ基金」のロゴ

「オーストラリア・コアラ基金」のロゴ

「オーストラリア・コアラ基金」のロゴ

「オーストラリア・コアラ基金」のロゴ

絶滅が危惧される
野生のコアラを救う

ロッテは1994年から、コアラの保護と研究を目的に掲げる国際機関「オーストラリア・コアラ基金」に協力。ロッテの売り上げの一部はコアラの保護活動費に充てられている。「野生のコアラが生息するオーストラリアの森林は、住宅や商業施設などの開発に伴い少なくなってきています。また、2019年に大規模な森林火災が発生し、たくさんのコアラがけがを負いました。住みかを失って飢えに苦しんでいるコアラもいます」と、オーストラリアの一部地域だけに生息するコアラが絶滅する危険性が高まっていることを指摘。子どもたちは驚きの声を上げながら、野生のコアラが住む山間部の調査や、ユーカリの植樹といった活動風景を伝える写真に、真剣なまなざしを向けていた。

「オーストラリア・コアラ基金」のロゴ

日本だけではなく、世界20カ国以上で販売されているコアラのマーチ。そのパッケージには「オーストラリア・コアラ基金」のロゴがプリントされている。江幡先生は「コアラのマーチは、野生のコアラをモデルにした商品。この大変な状況を世界中の皆さんに発信していきたいです」と力強く語り、人々が関心を抱くきっかけを提供していることも伝えた。
コアラのマーチをおいしく食べることが環境のみならず、オーストラリアに住む野生のコアラを守るアクションにもつながると学んだ子どもたち。身近なお菓子を通して「持続可能な社会を実現したい」という意欲を高めたようだった。

「オーストラリア・コアラ基金」のロゴ

出張授業を終えて

足立区立足立小学校 (東京都/2021年11月8日)
足立区立足立小学校の出張授業
毛利涼夏教諭
毛利涼夏教諭

普段目にするお菓子がSDGsにつながることがあるんだ、という発見がありました。これからの総合的な学習の時間では、今回の授業の内容を生かし、「SDGsのためのアクションは、自分たちの身近なところから始められる」ことを伝えていきたいと思います。

この出張授業は感染予防対策を講じた上で開催しました。集合写真の撮影時のみマスクをはずしています。

2021年度 かんきょう1日学校

講 師
江幡辰也先生
江幡辰也先生
株式会社ロッテ
マーケティング本部
ブランド戦略部
かんきょう1日学校:株式会社ロッテの様子1
コアラのマーチくんが描かれたTシャツを着て、ステージに登場した江幡先生。ロッテの代表的なお菓子「コアラのマーチ」が、どのように環境問題へ貢献しているのかを説明しました。前半では「コアラのマーチ」の製造工程を動画と共に紹介し、商品の梱包(こんぽう)で使用しているトレーの高さを11mm低くすることによる紙の使用量の削減や、ペットボトルを再利用した包装紙の導入(一部)、9割以上が古紙で作られているコートボール紙の活用など、積極的なエコへの取り組みについて話しました。
後半では、コアラの保護活動について解説。多くの野生のコアラは、オーストラリアの一部地域に生息しますが、住宅や商業施設などの開発、2019年に発生した大規模な森林火災によって、多くのコアラが苦しんでいると言います。江幡先生は「『コアラのマーチ』の願いは、野生のコアラを守ることです」と話し、「オーストラリア・コアラ基金」に参加し、「コアラのマーチ」を通して保護活動に取り組んでいることを伝えました。この団体は、山間部を訪れて野生のコアラを調査したり、コアラが住める森を復活させるために植樹したりしています。「絶滅危惧種に指定されてしまったコアラのためにも、保護活動を展開します」と意欲を語りました。
「オーストラリア・コアラ基金」のロゴ/savetheearthコアラ 世界20カ国以上で販売されているコアラのマーチ。すべての国の製品パッケージに「オーストラリア・コアラ基金」のロゴ(左)をプリントし、コアラの保護活動があることを伝えています。また近年はコアラのマーチの絵柄に、環境保護やエコを呼びかける「SAVE THE EARTHコアラ」(右)が登場しました。
  • かんきょう1日学校:株式会社ロッテの様子2
  • かんきょう1日学校:株式会社ロッテの様子3
  • かんきょう1日学校:株式会社ロッテの様子4

取材に挑戦

紙の削減以外で地球環境のためにしていることはありますか?

海外からの輸入時に二酸化炭素の排出が少ない海運(船)を利用したり、工場内のリサイクルに努めたりしています。2020年度の国内工場の生産工程から出た廃棄物のリサイクル率は96%で、23年度までに99%以上を目指します。

豊かな地球環境と子どもたちの
未来を守るために

岡林一登さん
地道な努力の
大切さを伝えたい
株式会社ロッテ
コーポレートコミュニケーション部 部長

岡林一登さん

私たちお菓子メーカーは、子どもたちにとって身近な存在です。慣れ親しんでいる製品を題材として環境について考えてもらうことにより、普段の生活の中においてもさまざまな気づきが生まれ、子どもたちなりのエコ活動につながることを期待しております。

今回は、「コアラのマーチ」を通じたエコへの取り組みや野生のコアラの保護活動などをお伝えしました。どれも時代に即した環境への貢献を目指し、一つずつ検証を重ねながら改善に取り組んできたものです。これからも子どもたちの真っ直ぐな視線を見習い、環境問題に対して地道な努力を続けていきたいと考えています。また、製品だけではなく、各工場の省エネ活動なども進めてまいります。

今後も「地球教室®︎」の取り組みを通じ、次世代を担う子どもたちに気づきを提供してまいります。(談)

過去の情報はこちら

SHARE

facebookでシェア
xでシェア