「品質」「本物」「安全性」
「サステナビリティー」・・・
日本人と相性抜群のEU食材
「EU食材」と聞いて何を思い浮かべるでしょう。チーズ、ハム、ワイン。乳製品や肉、アルコールがすぐに思いつくかもしれません。でも、それだけではないんです。パン、野菜、果物、調味料・・・。EUの食材にはヨーロッパの多様な土壌・気候・文化、そして高い安全基準が生み出す、バラエティーに富み、信頼性が高く、質の良い品が勢ぞろい。
日欧EPAが2019年に発効されて経済連携協定が結ばれたことにより物流の自由化が進み、関税の減額や撤廃でEUの食材が日本で安く購入できるようになりました。
品質、本物、安全性、サステナビリティーを重視する日本人にとって、EU食材との相性は抜群。
では早速、EU食材と和食材のパーフェクトマッチなパーティー料理を一緒に作ってみましょう。
アミューズ(前菜)の盛り合わせ

パーティーの始まりを彩るアミューズ(前菜)は全6品。どの料理も冷めてもおいしく食べられるので、ワインを片手に長時間テーブルを囲むパーティーにはぴったりです。
大皿に盛ったのは、戻したわかめでラトビアのオイルサーディンを巻いた「オイルサーディンの梅わかめ巻き」と、デンマークのスモークサーモンで豆腐の白和を包んだ「豆腐ディップのサーモン巻き」。こんがりと焼いたレンコンとキプロスのハルミチーズ(PDO)*、オーストリアの牛タンを重ねた「牛タンとレンコンのサンドイッチ仕立て」味と香りのアクセントに、それぞれ梅とすだち、レモンを添えています。
EUの食材を代表するチーズも、国や種類によって味わいが異なります。ハルミチーズは南ヨーロッパでは定番チーズの一つ。焼いても溶けず、きゅっとしまった食感と旨味が魅力です。一方、「ブルーチーズとリンゴのポテトサラダ」に使ったのは、デンマークのダナブルー(PGI)*。クセのある塩味と旨味がりんごの酸味と合わせ、大人好みのポテトサラダに仕上がりました。
EUの食材は、フルーツを使った加工食品も多く見られます。きゅうりやしょうがにポーランド産のドライブルーベリーをあえた「きゅうりのプチサラダ」、フレッシュな春菊にルーマニアのトポロヴェニプラムマジュン(PGI)ソースとブルガリアのひまわりの種をトッピングした「春菊のサラダ」。フルーツの甘味と酸味を効かせた2種類のサラダは、まさにEUと日本の食材の「パーフェクトマッチ」を堪能できます。
*文中で表示されるPDO、PGI、オーガニックの認証の詳細については、ページ下部の「高水準、高品質を誇るEU食材はこのロゴが目印」をご参照ください。
使用した主な食材はこちら

EU食材
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1ルーマニア
ポロヴェニプラムマジュン(PDO)
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2ラトビア
オイルサーディン
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3デンマーク
ダナブルー(PGI)
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4キプロス
ハルミチーズ(PDO)
和食材
- 5豆腐
- 6わかめ
- 7ごま
特製ソースを添えた
「カモ肉のオープンサンドスタイル」

メインは味わい深いハンガリー産のカモ肉を使った肉料理。カジュアルに楽しめるオープンサンドスタイルです。
作り方はとても簡単。カモ肉の両面を香ばしくソテーし、中まで火が通ったことを確認したら、一口大にカット。長ネギやカイワレなどの野菜とブルガリアのブラウンライスチップスと一緒に大皿に並べたら、特製ソースを添えてテーブルへ。チップの上にソースをたっぷりつけたカモ肉と野菜をトッピングしていただきましょう。
日本の発酵食品の代表格でもあるみそは、ソースにアレンジしやすい調味料の一つです。カモ肉にはオレンジソースが定番ですが、今回はみそとエストニアのブルーベリーのマリアージュソースにしました。フルーティーでまろやかなエストニアのハニーブルーベリーはみそとの相性もよく、カモ肉のうま味をより一層引き出してくれます。
最近よく見かけるようになったブルガリア産のブラウンライスチップスは、サクッと香ばしいノンフライの玄米チップス。ついつい食べ過ぎてしまいがちなホリデーシーズンに、ヘルシーなのがうれしいですね。
使用した主な食材はこちら

EU食材
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1ブルガリア
ブラウンライスチップス
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2エストニア
ハニーブルーベリー
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3ハンガリー
カモ肉
和食材
- 4カイワレ
- 5長ネギ
- 6みそ
ビーツ&オリーブごはんの
「フラワー寿司」

パーティー料理はゲストが来る前にある程度準備しておけば、調理にかかりきりにならずに済みます。見た目がかわいらしい「フラワー寿司」もそんなお料理。
ギリシャのカラマタオリーブ(PDO)とスウェーデンのビーツの酢漬けを細かく刻み、リトアニアの甜菜糖、スロベニアの塩と一緒にごはんに混ぜ込んだ酢飯を準備します。一つずつ小さく丸めたら、薄切りにしたポーランドのローストビーフと日本のカブの塩漬けを花びらのように巻き付け、彩りよく器に詰めます。
EUの食材としてはおなじみのオリーブやビーツですが、お米との相性のよさに驚く人も多いはず。パーティー料理に必要なのは遊び心です。食材の選び方や組み合わせ方はもちろん、彩りや盛り付け、食器の使い方をいつもよりも少し凝ってみると、その一手間が大切な人に伝わるでしょう。
使用した主な食材はこちら

EU食材
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1ギリシャ
ギリシャのカラマタオリーブ(PDO)
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2スウェーデン
ビーツの酢漬け
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3ポーランド
ローストビーフ
和食材
- 4カブ
- 5白米
エメンタールクリームチーズの
「和風ティラミス」

たっぷり食べ、たっぷり飲んだ後でもデザートは別腹! 今回は、栄養豊富でカロリー控え目な「和風ティラミス」をご紹介します。
大きな器の底に敷き詰めたのは、オーツ麦やドライフルーツ、ナッツを混ぜ合わせたチェコ共和国のミューズリーです。その上にサイコロ切りの蒸したさつまいもとあんこをのせ、オーストリアのエメンタールクリームチーズにヨーグルトとてんさい糖を混ぜたクリームを重ねます。仕上げに、抹茶パウダーときな粉、そして再び飾りとしてミューズリーを登場させて完成。
マスカルポーネチーズに生クリームを混ぜたものを使うことが多いティラミスですが、塩分控え目でマイルドなエメンタールクリームチーズとヨーグルトを使えば、よりさっぱりとしたパーティーの締めとなります。
はじめはサクサク、時間が経つにつれてしっとりと変化していくミューズリーの食感と、あんこやさつまいもの素朴で優しい甘さ、そしてクリーミーなエメンタールチーズのパーフェクトマッチを、おしゃべりと共に心ゆくまで楽しんでください。
使用した主な食材はこちら

EU食材
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1オーストリア
エメンタールクリームチーズ
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2リトアニア
てんさい糖
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3チェコ共和国
ミューズリー
和食材
- 4きなこ
- 5抹茶
- 6さつまいも
- 7あんこ
高水準、高品質を誇るEU食材は
このロゴが目印
厳選されたEU食材と和食材のマッチング。いかがでしたか。バラエティーに富み、品数も豊富なEU食材。ぜひ積極的に日々の食卓に取り入れて食の楽しみを増やしたいですね!
最後に、EU食材を選ぶ際に参考となるラベルをご紹介します。
EUの農産物はすべて厳格なガイドラインのもとで生産され、高水準、高品質を誇ります。さらに、産地、地域、特別な生産方法を明確にすることで特定の製品を保護し、伝統的な生産方法を推進するものとして品質認証制度がもうけられています。
製品の信頼性や品質の高さ、厳しい安全基準を遵守していることを明らかにするものとして「原産地呼称保護」「地理的表示保護」「EUオーガニックロゴ」の3つのラベル表示があります。
選ぶ時にこれらのラベルがあるかどうか、確認してみてください。ラベルが張られた商品を手に取った瞬間から、産地の風景や食物が作られる過程が目に浮かび、ワクワクが始まること間違いなしです!
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原産地呼称保護(PDO)
この制度に該当する各カテゴリーの製品は、産地と明確に紐付けられています。生産、加工、調理のすべてが特定の地域内で行われています。 例/ロックフォール(フランス)、ゴーダホラント(オランダ)、ボウシュキ・シルチーズ(スロヴェニア)
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地理的表示保護(PGI)
このラベルは、地域と製品名の特定の関係を認定するもので、少なくとも生産段階のうち1つが当該地域で行われています。 例/サラミピエモンテ(イタリア)、チューリンガーレバーソーセージ(ドイツ)、ゴルノオリャホフスキースジュク(ブルガリア)
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EUオーガニックロゴ
EUの有機食品生産規則に沿って生産されたEU産食品と飲料には、ユーロリーフロゴが付いています。このロゴは、オーガニックと認定された商品が、生産・加工・輸送・貯蔵の厳しい規則を遵守し、環境への影響に配慮したものであることを保証します。生物多様性の維持や動物福祉など、限られたエネルギーや天然資源を、責任をもって使用していることを示すものです。
オーガニックロゴは、公認の(政府の)管理局や団体がオーガニックと認定した商品にのみ適用されます。オーガニックリーフは、少なくとも商品の95%が有機原料で、残りの5%も、より厳しい条件を遵守したものであることを示しています。ロゴの横には、管理局が付与したコードと、製品の原材料の生産地が記載されます。


フードコーディネート:浜内千波







