〔Presented〕 企画制作:朝日新聞社メディア事業本部

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明治安田 地元アスリート応援プログラム

地元の若手アスリートを地域社会とともに応援しよう!

大阪府

陸上

チディ 江莉花

ちでぃ えりか

全国大会優勝の自信を夢の金メダル獲得につなぐ

大阪府のアスリート、陸上競技(短距離)のチディ江莉花選手は、主に100mの短距離走選手として、7年後の世界最高峰の舞台で金メダルをとるという目標を掲げています。中学3年で体幹を鍛えるためにはじめた砲丸投げで全国優勝を達成。高校生となった春からは、いよいよ短距離に専念し、夢の実現をめざします。

自信をもたらしてくれた砲丸投げでの全国優勝

日本人の母とナイジェリア人の父の間に生まれたチディ選手は、幼い頃から自然いっぱいの大阪府で唯一の村、千早赤坂村で遊び、体を動かすことが大好きでした。中学校に入るタイミングで陸上競技部に誘ってもらい、体験してみるとすごく楽しくて、陸上をもっとやってみたいと思ったといいます。

体ができあがっていない時期なので、さまざまな競技をやってみよう、という方針もあり、砲丸投げ、走高跳、100mに取り組んでみたところ、2022年は走高跳で1m35を跳び、府の中学校総合体育大会で3位に入りました。砲丸投げのベストは10m72で、これは22年度、全国の中学1年の中でランキング4位でした。こうしたスポーツとの出合いが、大きな夢を抱くきっかけとなりました。

「2歳の頃から、周囲と自分の違いに悩んでいたところが彼女にはありました。しかしスポーツと出合ったことで、それこそが自分の強みなんだと気付いたんですね。自分のアイデンティティに誇りを持って活躍できるのがスポーツの世界だと。祖国ではサッカー選手でもあった彼女の父親も、そんな娘のことをうれしく思っています」と、母の志穂子さんは話します。

そして22年、オレゴン世界陸上100mで金メダルを取ったシェリーアン・フレイザープライス選手の走りを見たときに、彼女はゴールを定めました。「100mや200mの短距離選手として世界で戦う選手となり、32年に予定される世界最高峰の舞台で金メダルをとる」と。

▲夢は短距離選手として7年後の最高峰の大会で金メダルをとること。今はそのための土台をつくっている

中学3年のとき、チディ選手はあえて砲丸投げに取り組みました。重い砲丸(中学女子は2.721㎏)を投げるためには、全身の力を前方に押し出す力が必要で、そのためには体幹のパワーと、瞬発力、そして集中力が重要です。

「(練習をすることで)記録がだんだん伸びていくので、やっている快感と勝つことを経験でき、100mの選手になるために必要な材料となっていると思います。記録が伸びてくると自分のメンタルや集中力も上がっている気がして続けられています」

そして24年の目標として臨んだ全日本中学校陸上競技選手権大会。女子砲丸投げに出場したチディ選手は、14m74の記録で見事に優勝を成し遂げます。

「ずっと目標にしてたことだったので、今までやってきたことが間違いなかったんだなと思いました。でもまさか、ホンマに勝てると思っていなかったので、すごく印象に残る出来事でした」

チディ選手は、この優勝で大阪中体連(中学校体育連盟)の最優秀選手にも選出され、大阪を代表するジュニアアスリートの一人となりました。「自分が選ばれるとは思っていなかったのでびっくりしましたが、とても自信になりましたし、すごくうれしかったです」

砲丸投げのためのトレーニングが結実した24年でしたが、チディ選手の大きな目標に微塵のブレもありません。今春に進学した高校では、いよいよ短距離走に専念し、記録向上に向けたトレーニングに取り組んでいます。

「いまは砲丸投げの体つきが残っているので、短距離の体にしていかないといけないと思っています」とチディ選手。当然ながらまだランニングフォームも固まっていませんが、「逆にそれが伸びしろになるので、今後のトレーニングが楽しみです」と、実に前向きです。着実な努力で結果をモノにしてきた成功体験が、チディ選手におおいなる経験値と自信をもたらしてくれました。

▲24年の目標は砲丸投げで頂点に立つこと。「全集中で臨みます」と意気込んでいた

大好きな千早赤坂村に貢献したい気持ちは変わらず

チディ選手が3歳から暮らしている千早赤阪村は奈良県との府県境にあり、山に囲まれた自然たっぷりの村です。総人口は5000人足らず。人口が少ないがゆえに、みんなが知り合いのようなところがあり、地元のおじいちゃん、おばあちゃんはいつも声をかけてくれます。

明治安田「地元アスリート応援プログラム」には23年度から参加しています。「地元を知ってもらい、地元の方に応援してもらう」というプログラムの趣旨に共感して応募を決めました。

24年10月には、大阪で行なわれた「Jリーグ ウォーキング」にゲストで登場。出発前の開会式では大勢の方の前であいさつし、約3000人の参加者とともにウォーキングを楽しみました。

「あいさつしているときに『めちゃめちゃ明るい子だな』とか言われました(笑)。とても緊張したのですが、『応援してます』とか言っていただけてすごくうれしかったし、貴重な機会でした」

高校進学とトレーニングの利便性を考え、この春より大阪市内に転居したチディ選手ですが、貢献したい地元に変更はありません。

「競技が変わって不安もありますが、これからも頑張っていきたいと思っているので、今年も応援よろしくお願いします」とは、チディ選手から地元の応援してくれる皆さんへのメッセージです。

大好きな地元・千早赤坂村の方々の応援が、今でもチディ選手の力の源なのです。

▲よくお参りに行く地元の神社。地元は「とにかく空気がおいしい。都会に行くとよく分かる」と話します

短距離を速く走るための体づくりに取り組む

高校生となったチディ選手にとって、まず優先されるのは短距離を速く走るための体づくりです。「100mのタイムは現在のところ13秒台前半なので、高校生のうちに安定して11秒台を出せるようになっていきたいです」と、チディ選手は決して急ぐことなく、目標を定めています。

現在のところ、短距離で世界大会のメダリスト、朝原宣治氏が主宰する「NOBY T&F CLUB」に週2回通い、そのほかにコンディショニングジムや高校の部活動で、日々速く走るための体づくりに取り組んでいるとのこと。

陸上は楽しいというチディ選手。「でも自分の走り方や練習の仕方を見つけることができれば、もっと楽しくなると思います」と、自身の成長こそがモチベーションになっている様子がうかがえます。その着実な努力が本格的な成果となって現れるのはまだ少し先のことになるかもしれませんが、ますますその将来が楽しみな選手であることは、間違いありません。

(編集:4years.)

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大阪府

陸上(短距離)

チディ 江莉花

ちでぃ えりか

貢献したい地元:大阪府南河内郡千早赤阪村

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