〔Presented〕 企画制作:朝日新聞社メディア事業本部

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明治安田 地元アスリート応援プログラム

地元の若手アスリートを地域社会とともに応援しよう!

千葉県

パラ陸上

石山 大輝

いしやま だいき

2022年からパラ陸上に本格参戦、走り幅跳び世界記録をめざして

千葉県のアスリート、パラ陸上の石山大輝選手(順天堂大学大学院)は2022年から本格参戦し、走り幅跳びを専門にしています。24年5月の世界選手権は視覚障害のT12クラスで自らの日本記録を更新する7m08をマーク。常に前向きな気持ちを武器に、「パラスポーツのすばらしさを伝えていきたい」と意気込んでいます。

視野は5円玉くらい、暗いとさらに見えにくく

小学生の頃、水泳やバスケットボールをやっていた石山選手は、中学から陸上競技をはじめました。当時は走り高跳びが専門で、「顧問の先生から陸上競技の楽しさを刷り込んでもらえた」と振り返ります。

高校に入って三段跳びに転向しましたが、夜、暗くなってからの練習で見えづらさを感じ、眼科で検査を受けたところ、網膜色素変性症と診断されました。症状について「見えている範囲が5円玉くらいしかなく、暗い場所ではさらに見えにくくなります」と説明します。それでも「生まれてからずっとその視野角なので、陸上もあまり不便さを感じずにやってきました」。3年のときにはインターハイ出場も果たしました。

聖カタリナ大学では、入学時になかった陸上部を高校の同期と創設し「先輩もいなかったので、のびのびできた」と充実の4年間を過ごしてきました。

▲視覚にハンディキャップがあっても常に前向きにとらえてきました

支えてくれている生活拠点、酒々井町に恩返しを

明治安田「地元アスリート応援プログラム」は、知人から紹介してもらいました。「パラ陸上という名前は知っているけれど、見たことはないという方が結構多いと知りました。だったら地元とか、自分と関係が深いところからアプローチすることが重要だと思って、プログラムの趣旨とも合致すると考えて応募しました」

石山選手は日頃から、地元の応援が力になることをひしひしと感じています。

「僕の場合は、いつも(出身地の)愛媛県や松山市のみなさんから応援していただき、それが本当に力になっています。このプロジェクトに千葉県でエントリーしたのは、今の生活拠点として支えてくれている、千葉県酒々井町に恩返しができればと思ったからです」

石山選手は2023年から酒々井町で一人暮らしをしています。「スーパーが近くにあり、必要なものがぎゅっとしていて便利です。たまに関西弁が伝わらないことはありますが、人も優しいですし、本当に温かい町だなと思っています」

酒々井町には有名なアウトレットモールがあり、「競技や日常生活で欠かせないサングラスを買いに行きました」と石山選手。大学のキャンパスがある隣の印西市を含め、のどかな空気が広がっており、「はじめて地平線を見ました」と笑顔で語ります。

チームメートからは酒々井町近郊のおすすめスポットを聞き、「まだ参拝できていませんが、成田山には行ってみたいです」と、観光地の散策も楽しみにしています。競技だけでなく、酒々井町での生活も存分に楽しんでいるようです。

落ち込む時間があるなら、良くする方法を探す

石山選手は自分の性格を「マイペース」と分析します。これまでの競技人生では苦労や困難も少なくなかったはずですが、「忘れようとする能力が高くて、あまり思い浮かばない」と笑い飛ばします。

強いて挙げるなら「高校生の頃は、夜遅くにみんながしんどい練習をやっているとき、1人で筋トレをするしかなくて、少し疎外感がありました」。でも、「受け入れていかないといけないですから」と、思い悩むことはありませんでした。

競技面で思うような結果が出なかったとしても、「必ず何かしらの原因があるはず。失敗して落ち込む時間があるなら、もっと良くする方法を探した方がいい」と、すぐに気持ちを切り替えられるのも魅力です。

▲瞬発力を磨くため、スタートの練習をする石山選手

強心臓ぶりを発揮した世界選手権

石山選手は、ずっと「パラ陸上は全盲の方がやるもの」と思い違いをしていました。大学3年のとき、高校の陸上部の先輩が障がい者のガイドランナーを務めていた縁から、パラ陸上の実情を知り、認定を受けたうえで挑戦を決めました。パラ陸上には三段跳びがないため、走り幅跳びに変更しましたが、23年は国際舞台でも大活躍。日本代表として臨んだ世界選手権は、「自分に対して『もっと緊張しろよ』と思ったほどで、会場が大きくて、お客さんもたくさん入っていたので楽しくできました」と強心臓ぶりを発揮しました。

今の目標は、「今夏の世界大会で良い成績を残すこと。できればメダルを獲得したいです」と力を込めます。そして、その先にある7m47の世界記録更新も見据えています。「何年か、かかるとは思いますが、砂場でその距離を見ていて、『これだったら行けるな』という根拠のない自信があります」。自身のビッグジャンプが、「障害のある子どもたちに夢や感動を伝えられる」。石山選手の信念に迷いはありません。

(取材・制作:4years.)

アスリート情報

千葉県

パラ陸上(走幅跳)

石山 大輝

いしやま だいき

貢献したい地元:千葉県印旛郡酒々井町

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