〔Presented〕 企画制作:朝日新聞社メディア事業本部

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明治安田 地元アスリート応援プログラム

地元の若手アスリートを地域社会とともに応援しよう!

山口県

スポーツクライミング

石津 元崇

いしづ もとたか

山口県のアスリート、スポーツクライミングの石津元崇選手(周南公立大学2年)は、12m以上の壁に設定されたルートで登った高さを競う「リード」を主戦場にしています。2024年は日本代表として世界を転戦しました。「ずっと大好きです」と話す生まれ育った地元で、夢の実現に向かって高みへと挑み続けます。

木登り少年が全国、そして世界の舞台へ

「幼い頃から木登りなど登ることが好きだった」という石津選手は、小学3年の秋、クライミング体験会に参加したのが競技との出合いです。地元のクラブに通いはじめ、最初は週末だけだった練習は、「どんどんのめり込んでいった」ことで週4回に増えました。

「何度も課題に打ち込み、最終的に攻略できたときに達成感を得られます。また、クライミングは年齢や性別に関係なく、壁と自分との戦い。一緒に頑張る他の人と仲良くなりやすい点も魅力だと思います」

6年生で出場した全国大会ではじめて決勝に残り、「自分も戦える」という自信をつかんだ一方、「なかなか表彰台までが遠かった」と上位進出は果たせませんでした。それでもこつこつと力をつけ、高校2年で初の表彰台となる全国2位に。3年生からは国際大会にも出場し、24年は年齢制限のない日本代表として世界の舞台で戦いました。

▲小学4年生のころ、憧れのトロフィーを前に満面の笑み

「生まれ育った地元に貢献したい」

大会で遠征に行くと、宿泊費や移動などで多額の費用がかかります。スポンサー企業や両親の支援だけでは十分と言えません。とくにワールドカップで数ヵ国を転戦した24年は、それを強く感じたそうです。「経済的な負担を解消したい」と大学の先生に相談を持ち掛けたところ、明治安田「地元アスリート応援プログラム」を紹介してもらいました。「スポーツ資源を活用して地域活性化に貢献する」というプログラムの趣旨にも賛同し、応募を決めました。

貢献したい地元は、石津選手が生まれ育ち、競技をはじめた頃からの練習拠点「YMfg維新セミナーパーク」がある山口県山口市。県外の大学への進学も考えましたが、「練習環境が充実している」という理由で県内にとどまりました。

見どころは瑠璃光寺の桜や一の坂川の蛍

山口市で石津選手のお気に入りスポットは、国宝五重塔がある瑠璃光寺と、昔ながらの風情で穏やかに流れる一の坂川。よくラントレーニングでその2ヵ所を巡っています。

「どちらも春は桜が綺麗で、瑠璃光寺では毎年のように家族でお花見をしています。一の坂川は蛍も有名で、5月や6月の夜には幻想的な光を見ることができます。家の周りも自然豊かで、夜に窓を開けていると虫の音が聞こえてきて落ち着きます」

おすすめグルメは、山口外郎(ういろう)です。わらび粉を使用している山口外郎は「ぷるぷると弾力があって、もっちりと柔らかい」食感が長く地元の人たちから愛されてきました。老舗メーカー・御堀堂の外郎が好きな石津選手は遠征の際、「駅のお土産コーナーで買って、試合中のエネルギー補給として食べています」と話します。

過緊張で力を出せない課題を克服

▲24年9月にスロベニア、コペルで行なわれたFISU世界大学スポーツクライミング選手権で

約10年のキャリアで、石津選手が最も苦労したのは、中学から高校1、2年にかけて全国で思うような結果を残せなかった時期です。「大会のたびに過剰に緊張して、競技中に手や足が震えるような状況でした」と分析します。

課題を克服するために、「大会に出る回数も増やして場慣れする」ことに取り組み、ある人からの「まだ何かを失うような選手じゃない。どこまで行けるかな、ぐらいの軽い気持ちで登ってみたら?」という助言を試しました。そうした努力やアドバイスを積極的に聞ける素直さが、ジャパンカップ7位や世界大学選手権2位といった24年の躍進につながっています。

今では「試合で壁に臨む直前になっても『あそこまで行けたらいいな』という良い緊張感で登れるようになりました」と胸を張ります。

粘り強い登りを武器に世界へ

「国内外で活躍できる選手であり続けたい」と考える石津選手は、「一番大きい夢は4年ごとの世界最高峰の大会に出場すること。25年の目標はこれから1年かけて24年度よりも強くなって、26年度の日本代表に復帰すること」と青写真を描きます。

自身について、「努力するのが得意。リード競技に欠かせない前腕の持久力をつけるために、練習でたくさん登り込むことが苦ではありません。大会でも粘り強い登りができるのが持ち味だと思います」と語る石津選手。課題のフィジカル強化がさらなるレベルアップのカギを握っていそうです。

「大会の成績が良いときも悪いときも、家族や学校の友達、練習仲間が『お疲れさま』と迎えてくれるのが本当にありがたいです。また、地元のテレビや新聞で僕を見かけた人たちからの『応援しているよ』という声も力になっています」

たくさんの人たちの存在が石津選手を後押ししています。

(編集:4years.)

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