努力を重ねて目標に挑戦 伸びしろある笑顔のゴルファー
神奈川県のアスリート、女子アマゴルフの伊藤美輝選手(目黒日本大学高校3年)は、2025年7月にはじめて挑むプロテストの一発合格をめざしています。目標を達成するために、実戦経験を通じて課題を改善し、トレーニングも積み重ねて成長しました。将来の理想像は、多くの人に愛され、応援されるプロ選手になることです。
家族で訪れたハワイでゴルフに魅力を感じる
ゴルフに魅力を感じたのは、小学校低学年のときに家族で訪れたハワイで、父親と2人でゴルフ場を回ったときでした。海が間近な絶景に感動して、「こんな場所でプレーしてみたい」とゴルフ選手に憧れました。小学1年のときから父に連れられてゴルフ練習場に行っていましたが、ハワイ旅行を機に練習場のコーチから指導を受けるようになりました。小学3年で大会に出場し、5年のときに神奈川県のジュニア大会で優勝して自信をつけて、いっそうゴルフに打ち込むようになりました。
平日はパターやアプローチなどを多いときで3時間ほど練習して、週末は母の運転する車で千葉県のゴルフ場に通って練習を積みます。トレーニングを重ねて順調に成長し、やがて「ゴルフ選手として世界の舞台で活躍したい」と夢を描くようになりました。
地元が大好き 横浜のお気に入りは中華街
明治安田「地元アスリート応援プログラム」に参加してから、伊藤選手は地元で練習していると「頑張ってね」と声をかけられることが多くなり、「励みになります」と言います。明治安田大船支社が開催したシニア向けの健康測定会では、「ベジチェック」を通じて地元の方々と栄養をテーマに会話し、「楽しかったです」と振り返ります。
生まれ育った地元が大好きだと語る伊藤選手。自宅近くには畑があり、里山もあります。公園で地域の人たちと流しそうめんをしたり、タケノコ掘りをしたり。コロナ禍と重なった中学校の卒業式では、地域の人たちが花火を打ち上げてくれました。地域に支えられている実感があるといいます。
家族で遊びに行くみなとみらいや、中華街もお気に入りです。中華街は小学校の遠足のときに食べた熱々の肉まんや、小籠包が忘れられない思い出です。「みなとみらいは映画館もあるし、1日遊んでも飽きません」
実戦経験を通じて成長して課題を改善
伊藤選手がめざすのは25年のプロテスト一発合格です。目標の達成に向け、大会を通して貴重な経験を積み重ねます。24年8月の「日本ジュニアゴルフ選手権(15~17歳女子の部))では126人中13位となり、確かな手応えをつかみました。
「初日は調子がすごく悪かったんですけど、出だしでつまずいた分を取り返そうと、2日目は一打、一打、すごく集中できました。プロテストは普通の試合では経験できない空気感だと聞いているので、しっかりメンタルを切り替えて、良い緊張感のなかでスコアを上げられたのは良かったです」
一方、13位に終わった「日本ジュニアゴルフ選手権」で感じた課題はショートゲームです。24年10月には「樋口久子三菱電機レディーストーナメント」に出場し、はじめてプロ選手と試合したときにも、「アプローチなど自分が苦手としているショートゲームが、プロは圧倒的にうまい」と感じたと言います。
プロテストを控えていることもあって意識が変わったそうです。、プレー改善のために自己分析をするようになり、練習量も増えたといいます。冬の期間には下半身強化にも注力し、努力の成果が実ったのは、25年3月の「全国高等学校ゴルフ選手権春季大会」でした。
「課題のショートゲームを改善するために70ヤード以内からのショット練習を積み重ねてきたので、この大会ではアプローチでしっかり寄せることができました。今までは終盤になると疲労で下半身がふらつきましたが、それもなく安定してプレーできたので、下半身強化の効果も発揮できたからこそ、7位タイという結果につながりました」
実戦を通して成長した伊藤選手が挑む初のプロテストは7月。まずは、ここで一発合格をめざし、24年10月の「樋口久子三菱電機レディーストーナメント」での経験から「プロはプレッシャーのかかる場面でも笑顔でプレーしていたので、尊敬しますし、私もそうなりたい」とプロになってからの理想像も描きます。その後の将来の夢は「海外ツアーにも参戦して、世界一の選手になること」です。
そして「地域の人たちのたくさんの愛情を感じています。人との関わりを大切にして感謝の気持ちを忘れず、世界で活躍して恩返しをしていきたいです」とも決意を語ります。横浜から誕生した伊藤選手が、プロとして世界に笑顔を届ける日が楽しみです。
(編集:4years.)
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