〔Presented〕 企画制作:朝日新聞社メディア事業本部

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明治安田 地元アスリート応援プログラム

地元の若手アスリートを地域社会とともに応援しよう!

神奈川県

フェンシング

小城 颯人

こじょう はやと

多くの人に影響を与えられる選手に 世界に広がる活躍の舞台

神奈川県のアスリート、フェンシング(エペ)の小城颯人選手(慶應義塾大学2年)は、ジュニア日本代表として活躍しています。これまで、悔しい思いをしながらも、応援を受けて高い壁を乗り越えてきました。地元・川崎への感謝を胸に、世界で勝つのはもちろん、多くの人に影響を与えられる選手になることをめざしています。

ビビッときたフェンシングとの出合い

フェンシングは小学1年からはじめました。近所のクラブに体験参加した瞬間、「ビビッ」と感じました。「実は僕、あまり運動神経がよくなくて、フェンシングぐらいしかできないんです(笑)。だから余計に、人並み以上にできたのがフェンシングだったことにも縁を感じます」

最初はフルーレ専門でしたが、小学4年からエペに転向。身体のどの部位を突いても得点になり、同時に突けば両者にポイントが加わります。転向から間もない頃に出場した大会で3位になった喜びも重なり、それからはより一層、夢中で取り組んできました。

▲小学1年で「ビビッ」ときて競技人生を歩むことになりました

苦しみ乗り越え個人戦で手にした栄冠

すぐに頭角を現し、数々の大会で好成績をあげましたが、ステージが上がるにつれて立ちはだかる「壁」も乗り越えてきました。一番苦しかったのが、高校3年のインターハイ予選です。

「自分が主将だったのですが、個人戦の予選で負けてしまったんです。団体戦はフルーレで出場しましたが、それも負けてしまい本大会に出場できませんでした。『自分のせいで負けた』という思いが強かったのですごく落ち込んだし、フェンシングをやめたい、と思うこともありました」

情熱を再び奮い立たせてくれたのは周囲の人たちです。大きかったのは、日頃からフェンシングを指導してくれる小林さと子コーチ、慶應大の澤田聡コーチ。そして「師匠」と慕う武田仁コーチの存在でした。

「ずっと気持ちが沈んでいたのですが、そのときに武田コーチから『まだまだ次がある。ここで切り替えて頑張ろう』と声をかけてもらいました。選手時代に全日本選手権で優勝したこともあるすごい人で、その方から『次がある』と言われたことで、とても悔しかったですが、この負けもよかったんだ、と思えるようになりました」

2023年、全国や世界を舞台に戦う選手ら128人が出場した「加納虹輝杯ジュニア・カデ・エペ・ランキングマッチ」のジュニア男子エペで優勝しました。大規模な全国大会の個人戦を制したのも、表彰台の頂上に立ったのも、もちろんはじめてだったこともあり、うれしさはもちろん、自信にもつながりました。

「澤田コーチには高校時代からお世話になっています。自分にとっての良き理解者で、どんな状況下でも大きな視野で温かく見守ってくれ、成長させてもらっています。小林コーチは、小学6年のときに出会い、慶應に導いてくださった恩人です。部員全員を全力で応援してくれるすごい人です」。たくさんの人に支えられて、壁を乗り越えることができたことに、小城選手は感謝を口にします。

▲壁を乗り越えて前に進んできた小城選手。23年度ジュニアワールドカップ香港大会では準優勝という結果を残しました

自分の頑張りで地元・川崎を喜ばせたい

都会でありながら、「温かい人が多い」という小城選手の地元・川崎。よく足を運ぶのが多摩川です。悩みがあるときは川沿いを散歩したり、ランニングしたり。川のせせらぎに耳を傾け、桜や新緑の中にいるだけで「心が落ち着く」と言います。

そんな大好きな川崎で、応援してくれる人たちの期待に応えたい、と思うようになったことも明治安田「地元アスリート応援プログラム」に応募を決めた理由の一つです。「自分が頑張ることで、支えてくれる方々や地元の方々が喜んでくれたらうれしいです。いい成績を出して地域に貢献したい、という思いが強くなりました」

支援は競技力向上のために、道具代や遠征費として活用したい、と話します。大事に使っていても、剣は激しい攻防で折れることもあります。このため、高性能の剣を買うのに二の足を踏んでいましたが、世界で戦うと決めた以上、こだわりは不可欠。課題の体力強化はもちろん、「これが自分の武器」と思えるスタイルを構築するために、厳しい戦いの日々は続きます。

そんな小城選手にとって、地元へ帰ったときに欠かせないグルメもあります。東横線の新丸子駅近くにあるアルバイト先の洋食店「キッチンTiKi」のご飯です。「お店のまかないが食べたくてアルバイトをしようと決めたぐらい(笑)、何を食べてもおいしい。一番のお気に入りはハンバーグです。マスターや奥さんの人柄がとても優しくて、アットホームなお店です。川崎にお住まいの人には、ぜひおいしいご飯を食べにきてほしいです」

▲東横線の新丸子駅近くにあるアルバイト先の「キッチンTiKi」の前で。小城選手自身もハンバーグのファンです

多くの人に影響を与える選手になりたい

地元からのあたたかい声援、ともに戦ってくれる仲間や師匠。たくさんの力に支えられ、世界で勝つことを目標に掲げる小城選手には、もう一つ別の目標もあります。

「日本のフェンシング界、そして多くの人に影響を与えられる選手になりたいです。先輩の見延和靖選手は、年齢も離れていて、国際大会で金メダルをとった経験もあるすごい人なのに、僕たち後輩の面倒も見てくれます。日本人としての精神を大事にしていて、日の丸を背負って戦っている姿が、人としてすごく尊敬できる先輩です。フェンシングの技術的な面はもちろんのこと、競技面でも精神面でも、すごく大きな背中だといつも思っているので、見延選手、武田コーチのように、周りを動かせる、影響を与えられる選手になりたいです」

大きな夢を抱いて、そのために一歩ずつ着実に。小城選手の挑戦は、まだはじまったばかりです。

(取材・制作:4years.)

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貢献したい地元:神奈川県川崎市

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