正確なショットが持ち味 自信を持ってゴルフに取り組む
大阪府のアスリート、男子ゴルフの小窪都斗選手(大阪学院大学4年)は、鹿児島県の出身。今は強豪として知られるゴルフ部で日々、練習に励んでいます。正確なショットが持ち味で、大学1年で出場した日本学生ゴルフ選手権競技では6位タイ、3年の2025年には第79回国民スポーツ大会のゴルフ競技成年男子個人で2位になるなど、注目の選手です。
道具を使って球を飛ばすのが楽しかった
小窪選手がゴルフを本格的にはじめたのは小学4年のとき。父の義幸さんに連れられてゴルフ練習場に行き、球を打っているうちに、はまったそうです。もともと、サッカーや野球、水泳などいろいろなスポーツをしていましたが、「道具を使って球を飛ばす方が楽しかった」といいます。練習場のゴルフレッスンに通うようになり、大会にも出場しましたが、小学生のときは目立った成績をあげることはありませんでした。
転機が訪れたのは中学3年のときの九州中学校ゴルフ選手権大会。開催されたのは自分が頻繁に回っていたホームコースで、「それなりにほかの人たちよりは有利だった」といい、そこで優勝を果たしました。続いて出場したはじめての全国大会、全国中学校ゴルフ選手権大会では緊張しながらも持ち前のメンタルの強さを発揮して13位タイの成績を残します。これで高校生活はゴルフに打ち込もうと決心し、ゴルフ部のある樟南高校に進みました。
高校では朝練、部活とゴルフ漬けで、上達。九州大会は勝ち抜けるようになりましたが、全国の大会に進むとレベルが高く、なかなか通用しませんでした。初日、2日目は順調に進んでも、勝負がかかった最終日になると、ショットが安定せず、中位にとどまることが多かったといいます。「焦りから普通のスイングができなくなってしまった」と振り返ります。
大学1年で日本学生ゴルフ選手権競技6位タイに
さらにゴルフに打ち込もうと、大学は関西のゴルフの名門、大阪学院大学に進みます。しかし、入学直後は、都会での大学生活で気が緩んだのか、上位に入れると思っていた大会で成績を残せませんでした。ここは、やはり、ゴルフに打ち込もうと、大学の練習以外でもゴルフ練習場に通い球を打ち込みました。そのかいあって、関西学生ゴルフ選手権競技で17位となり、1年ながら日本学生ゴルフ選手権競技に出場。自分が得意な林間のコース幅の狭いゴルフ場だったこともあり、6位タイの成績を挙げられました。
2年では兵庫県三木市で行なわれた日本アマチュアゴルフ選手権競技に初出場。難しいグリーンに苦しみ初日は65位タイでしたが、2日目はプロになっていた大学の先輩のアドバイスもあってパターを以前使っていたタイプのものに戻して調子を上げました。13番ホールではホールインワンを決めるなど24位タイまでジャンプアップ。3日目も好調を維持して12位タイにつけました。4日目は悪天候で中止となり、このままの順位で確定しました。
ところが、3年で出場した日本アマチュアゴルフ選手権競技はスコアを伸ばせず3日目に進めませんでした。大会が開かれた関東のゴルフ場はコース幅が広く、距離も長く、どちらかというとショットの正確さが持ち味の小窪選手に向いたコースではありませんでした。「気持ち的にも落ちてしまった。うまい人はどこに行っても戦えないといけない」とさらなる精進を誓います。一方、滋賀県で、テクニックが求められるコースで開かれた国民スポーツ大会では本領を発揮し、2位の成績を収めました。
周りから応援されるようなゴルファーをめざす
そんな小窪選手が大学のある地元の大阪府吹田市でよく行くお気に入りの場所があります。万博記念公園です。特にラーメンやB級グルメなど食に関するイベントが開かれる際は頻繁に行くそうです。今回の明治安田「地元アスリート応援プログラム」は地元密着型であることに魅力を感じています。「地元とのつながりが深いプログラム。ゴルファーは人との関わり、応援されることが大事。周りから応援されるようなゴルファーになりたい」と話します。
大学最後の4年の26年。日本アマチュアゴルフ選手権競技や日本学生ゴルフ選手権競技での優勝、プロテストの合格、日本ゴルフツアー機構(JGTO)のツアーへの出場資格がかかるクォリファイングトーナメント(QT)での好成績など、大きな目標がいくつもあります。「自分の課題は4日間安定したスコアを出すこと。戦略を考え、バーディーをいっぱいとりたい」。何事も弱気にならず、自信を持って取り組むことが信条の小窪選手の勝負の年が始まりました。
(編集:4years.)
アスリート情報
大阪府
男子ゴルフ
小窪 都斗
こくぼ ひろと
貢献したい地元:大阪府吹田市
あなたのそばのアスリートを検索