夢は300ヤード 力強いゴルフの理想を追求
広島県のアスリート、女子ゴルフの小嶺遥叶選手(鷹の巣ゴルフクラブ所属、広島市立口田中学3年)は、身長は170センチを超え、ドライバーの飛距離は250~260ヤードにもなります。2025年は大人も出場する日本女子アマチュアゴルフ選手権にも出場しました。将来は300ヤードを飛ばす力強いゴルフをしたいと意気込んでいます。
ジュニア研修会でぐんぐん上達
ゴルフをはじめたのは小学1年のとき。「お父さんが練習していて楽しそうだったから」と話します。ジュニア用のクラブを買ってもらい、遊び感覚で打ちはじめました。小学5年のときに本格的な大会に出場しコースに出ると、難しさを感じました。打ちっぱなしの練習場で10ヤード刻みに球を打つ練習はしていましたが、実際の芝から打つと、全然違いました。「もっとうまくなりたい」と鷹の巣ゴルフクラブのジュニア研修会に入りました。
プロの指導者に教えてもらい、毎週、コースを回れるようになりました。平らな練習場で打つのとコースで打つのは全く違いました。左足下がりや傾斜のある場所で練習を重ね、1ホール90打くらいだったスコアが小学5年の終わりには70台後半になりました。小学6年の8月には全国大会の予選を兼ねた谷原秀人ジュニアクラシックが県内であり、75打で回って4位になりましたが全国大会出場は逃しました。「1打の重みが分かった」といいます。
中学校に上がると「小6で全国に行けなかったので、中学では絶対に行けるように頑張ろう」と、毎日練習するようになりました。中学1年のときはあまりいい成績を出せませんでしたが、2年で頭角を現します。5月の中国女子アマチュアゴルフ選手権競技では4位タイになり、全国大会の切符を手にします。「はじめて全国大会に行けたので今までで一番うれしかった」
調子が上がった要因はドライバーの飛距離が伸びたことでした。1年のときは210ヤードくらいだった飛距離が2年では230ヤードになりました。ドライバーが飛べば、その後のアプローチがグンと楽になります。小学6年のときの身長は158センチでしたが中学2年では165センチほどに伸びていました。
全国大会で技術的な課題が見つかる
6月の全国大会、日本女子アマチュアゴルフ選手権では初日76打、2日目77打と乱れて3日目には進めませんでした。「グリーンの速さが普通のコースとは全然違った。カップの位置も難しくて、グリーンのどこに球を落としたらいいか、ものすごく考えさせられるコースだった」といいます。ほかの選手と比べて自分の技術の足りない部分を痛感しました。バンカーから寄せる技術、ラフからスピンをかけて打つ技術、球が落ちたところからどれくらい転がるかという計算、もっと練習しないといけないなと思いました。
8月の日本ジュニアゴルフ選手権競技女子12~14歳の部にも出場しましたが2日目にスコアを崩して最終ラウンドには進めませんでした。躍進した中学2年でしたが、自分では満足していません。「全国大会には2回行けたけれど、そこで結果を出せなかった。中3では予選と決勝で結果を出して上位に行けるように練習したい」といいます。
好きな場所は安芸の宮島
そんな小嶺選手が地元広島で好きな場所は宮島の厳島神社です。「海のなかに立っている赤い鳥居がすごくきれい」といい、何度も行っています。好きな食べ物は、もちろんお好み焼きです。うどんやチーズ、キャベツなどをたっぷり入れるのが好きです。明治安田「地元アスリート応援プログラム」は、同世代の選手が明治安田のワッペンをつけてプレーしている姿に憧れました。「小さなころから練習場でいろいろな方に声をかけていただき、学校の先生や同級生から応援していただいているので、この広島でいい結果を出して、まわりのみなさんに喜んでいただけるよう頑張りたい」と地元への思いを話します。
小嶺選手の憧れは米ツアーのネリー・コルダ選手です。「身長が高くて、飛距離も出るし、安定している」。170センチを超す小嶺選手の身長はまだ伸びています。将来はドライバーで300ヤードを飛ばす力強いゴルフをしたいといいます。「男子のプロがするようなゴルフを女子でやってみたい」。パットやアプローチも、もっともっと練習して、バーディーをたくさん取りたい。これからも理想のゴルフを追求していきます。
(編集:4years.)
アスリート情報
広島県
女子ゴルフ
小嶺 遥叶
こみね はるか
貢献したい地元:広島県広島市
あなたのそばのアスリートを検索