双子の妹はよきライバル 2024年に飛躍して一緒に世界の舞台へ!
兵庫県のアスリート、新体操の松田凜選手は、双子の妹・藍選手とともに24年のトライアウト(シニア団体)でフェアリージャパンをめざす15歳。藍選手のことを「いいライバルで切磋琢磨しあえる仲」と話す松田選手は、世界で活躍するため特訓を重ね、世界ジュニア新体操選手権大会の日本代表にも選ばれるなど、着実にステップアップしています。
国内外の選手の演技研究も欠かさず自己研鑽
松田選手が新体操をはじめたのは小学2年のとき。小児ぜんそくを克服するために、身体を鍛える目的で双子の妹・藍選手と一緒に宝塚サニー新体操クラブに入ったといいますが、「最初はカラダが硬くて全然思うように動けませんでした」と明かします。ところが、入門から1ヵ月後の実力テストで伸びしろを認められ本腰を入れて新体操に取り組むことを決意。ふたりそろって新体操の魅力に引かれ、「練習を重ねるうちにできる技が増えていくことがすごくうれしかったです」と笑顔を見せます。
小学3年のときに初出場した大会では、演技の振り付けを忘れるほど緊張していましたが、みるみる実力をつけ、小学6年のときにはじめて大会でメダルを獲得。メダル獲得時の種目はフープでしたが、一番好きな種目はボール。「なめらかに手具を動かすのが楽しいし、自分の踊り方に合っていると感じます」
そう話す松田選手は踊り方の研究も熱心。国内外の選手の演技動画を鑑賞しては、いいなと思うものを自分の演技にとり入れます。憧れは、ウクライナのビクトリア・オノプリエンコ選手。「踊り方も素敵で、堂々とした演技の世界観に引きこまれます」。彼女のように世界で活躍する選手となれるよう、自分に足りない部分にも向き合い、特訓を重ねる日々。「手具難度でも身体難度でも点数を取るために、どの種目でも手具をうまく操作できるようたくさん練習しています」。努力が花開き、年々活躍の場を広げ、23年の世界ジュニア新体操選手権大会やアジアジュニア新体操選手権大会に日本代表として出場するなど、着実にステップアップしています。
地元・川西市のみんなからの「頑張って」に応えたい
思うような結果が出ないときは藍選手にアドバイスを求めることもあります。もちろん、そろって世界の舞台に立つことがふたりの目標。姉妹で活躍することによって、川西市のみんなにも喜んでもらいたいと考えています。
明治安田「地元アスリート応援プログラム」に応募したのも、いつも応援してくれる川西市役所の方に声をかけてもらったことがきっかけでした。「毎年、ふたりで市役所を表敬訪問させていただいているのですが、川西市の広報誌などに載ると、たくさんの方が『見たよ』と声をかけてくださるのがうれしくて。みなさんの笑顔を通して地元に貢献できていることを知れるとうれしくなるし、もっと頑張って、もっとたくさんの方を元気にしていきたいと夢が大きくなります」
また、小学校時代、通学路で旗を持って安全を見守ってくれていた近所の方も、いまも街中で会うと「頑張っている?」と声をかけてくれ、地元一体で応援してくれている環境が本当にうれしいそうです。
松田選手が「自分の活躍を通して、たくさんの人に知ってもらえたらうれしい」と思う川西市の景色は、家族でもよく訪れる猪名川に架かる新猪名川大橋、通称「ビッグハープ」を背に桜が咲き乱れる桜ロード。「夜にライトアップされたビッグハープと満開の桜が重なると本当にきれいです」と太鼓判を押します。大会間近になると練習が終わる時間も遅く、愛犬との散歩にもなかなか行けないといいますが、そのぶん、自宅で一緒に暮らす愛犬と愛猫と過ごす時間を大事にすることで、明日への英気を養っているといいます。
また、川西市の名産品・いちじくも松田選手のイチオシ。市内の給食にいちじくのジャムがついている日もあり、市内ではいちじくを使ったお菓子も販売されています。
28年の国際大会に向けて、チャンスを確実につかみたい
「新体操をはじめたばかりのころは、柔軟性強化のストレッチもつらいし、できないことも多くて泣いてばかりでしたが、いま振り返ると、そのときから地元の人たちが応援してくれていたことも、大きな力になっていたんだなと思います」と話す松田選手。
感謝の気持ちを自らの活躍で返すためにも、まずは24年のトライアウト(シニア団体)に合格してフェアリージャパンとして新たな一歩を踏み出すことが目下の目標。そしてその先にある国際大会でのメダルが大きな目標です。
松田選手は、地元の力と声援を胸に美しく世界へ羽ばたくため、一歩一歩進んでいます。
(取材・制作:4years.)
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貢献したい地元:兵庫県川西市
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