池袋から世界へ あくなき挑戦を続ける努力家の高校生ゴルファー
東京都のアスリート、男子ゴルフの中山怜音(れおと)選手(目黒日本大学高校3年)は、2023年度の関東中学校ゴルフ選手権冬季決勝大会で優勝したゴルフ界期待の逸材です。高校生で再び関東制覇をめざし、将来的には世界で活躍できる選手になるのが目標。ゴルフで地元の豊島区を盛り上げたいと意気込んでいます。
小学1年生からゴルフに打ち込みはじめる
中山選手は祖父母も含めた家族全員がゴルフ好きという環境で育ち、4歳のときにゴルフクラブをはじめて握りました。「祖父母は今でも週1回はコースに行くほどゴルフが好きで、毎年大みそかには祖母主催のゴルフコンペを家族でプレーするのが恒例になっています」と明かします。
真剣にゴルフに打ち込みはじめたのは小学1年のとき。サッカーや水泳もしていたなかゴルフスクールに通いはじめ、すぐに夢中になりました。小学4年から大会にも出場するようになり、「もっと上手くなりたい気持ちになりました」と振り返ります。
なじみ深い池袋のつけ麺がお気に入り
中山選手は明治安田「地元アスリート応援プログラム」の話を聞いて、ワクワクしたそうです。「アスリートを支援するだけでなく、地域貢献や地域の活性化につなげたい考えにとても共感しました」。制度の趣旨に賛同したのは、生まれ育った豊島区への想いもありました。「自分が活躍することで、お世話になっている地元に恩返しができると思ったんです」。
豊島区は家族にとってゆかりが深い場所です。「ひいおじいちゃんの代から住んでいて、父も豊島区で働いています。僕も兄も池袋の立教小学校に通っていました」。豊島区のなかでも特になじみ深い街が池袋。「こどものころから池袋で家族と一緒に買い物や食事をしていて、思い出がたくさんあります」。中山選手は池袋にある「麺舗 十六」というラーメン屋が特にお気に入りで、名物のつけ麺をよく食べているそうです。
明治安田「地元アスリート応援プログラム」にエントリーしてからは、池袋支社のゴルフ会に参加するなど、地域の方々との交流を深めています。「池袋支社さんにごあいさつに行くので、前よりも池袋を散策する機会が増えました。ご飯もはじめて食べるお店に行ってみたりして、池袋をさらに知ることができています」。新たに発見した名店は「MENYA NAKAGAWA」。つけ麺が舌に合い、行きつけになりました。
高校ではゴルフの強豪校への進学を決断
中山選手は地元・池袋の立教小学校から立教新座中学校に進み、中学1年生のときには全国中学校ゴルフ選手権大会に出場。中学3年生のときが飛躍の年となり、日本ジュニアゴルフ選手権競技(男子12歳~14歳の部)8位タイ、「報知ジュニアゴルフ中高生大会 中学男子の部」優勝、関東中学校ゴルフ選手権冬季決勝大会優勝と数々の実績を残しました。
高校生になると目黒日本大学高校に入学。長いあいだ立教で過ごしましたが、「内部進学より、ゴルフの強豪校で自分を向上させたい」と覚悟を持って大きな決断を下しました。高校1年生のときから2年連続で出場した関東高等学校ゴルフ選手権冬季大会では、2年生のときに8位タイと好成績を残します。さらに26年3月には全国高等学校ゴルフ選手権春季大会で、高校生になって初の全国出場を果たしました。
中山選手は東京都の高校生ゴルファーでは世代のトップランナーではありますが、関東、全国と大規模な大会に出場して課題を見つけたと言います。「高校生になってからの課題はティーショットの安定性。なので、とにかくラウンドを増やして、2月には自主的に沖縄遠征も行き、ショットのトレーニングに力を入れました」。
技術練習のみならず、3月からはパーソナルトレーナーをつけて筋力トレーニングにも励んでいます。努力は実を結び、体重は2キロ、ドライバーの飛距離は10ヤードもアップ。日々の奮闘が自信にもつながり、「高校に入ってからメンタルがかなり強くなったと思います」と自らの成長を実感しています。
ゴルフで活躍して池袋を盛り上げたい
近い目標は、関東ジュニアゴルフ選手権での優勝。「千葉から長野に会場が変わり林間コースなので、ドライバーが鍵」と分析する中山選手は、「ドライバーの精度を上げるなど、課題をクリアしていきながら、理想のスイングに近づけたい」と意気込みます。また、日本ジュニアゴルフ選手権での優勝も見据え、高校最後の年、将来の目標へ向かって結果を残そうと日々練習に励んでいます。
その先に掲げる高校在学中に達成したい目標は「日本アマチュアランキングのトップ10入り」。そして将来的には世界レベルの選手がしのぎを削るPGAツアーで活躍できる選手になることをめざしています。中山選手はゴルフで活躍して、こどものころから慣れ親しんでいる池袋をゴルフでももっと盛り上げたいと思っています。「プロになったらゴルフウェアに『池袋』と入れたいくらいです」と地元愛は人一倍です。
池袋から世界へ。中山選手はあくなき挑戦を続けていきます。
(編集:4years.)
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