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明治安田 地元アスリート応援プログラム

地元の若手アスリートを地域社会とともに応援しよう!

岐阜県

女子ゴルフ

岡嵜 マイヤ

おかざき まいや

初の海外遠征も経験!スイング改革に取組みプロテスト合格へ

岐阜県のアスリート、女子ゴルフの岡嵜マイヤ選手は171センチの長身を活かしたドライバーが持ち味のプレーヤー。2025年は初のプロテストで最終テストまで進出したものの、惜しくも悔し涙を呑みました。メンタルと技術の課題を明確にした26年は、日本アマチュア選手権でのタイトル獲得と、悲願のプロテスト合格をめざします。

中学で気付いたゴルフの魅力 より勝ちにこだわる

岡嵜選手がゴルフをはじめたのは小学1年のときでした。父親の伸治さんがアマチュアの大会に出場する競技ゴルファーで、自分も小学3年から大会に出場するようになりました。「はじめたころは半分やらされている感じで、うまく打てないし、楽しいと感じることは少なかったです」

そんな岡嵜選手でしたが、中学に入ったころから徐々にゴルフが楽しくなってきました。「ちょっとずつ上の方で戦える力がついてきて、まわりと実力に差があったり、それなりに戦えるけど勝てないというときに、勝ちたいと思うようになりました。そのころから、ちょっと面白くなってきました」。中学時代の21年には岐阜県の強化指定選手になります。

▲中学時代から岐阜県の強化選手になり、将来を期待されています

ところが中学3年の最後の全国大会に向けた中部地区予選を通過できず、中学3年間は主要な全国大会に出場できませんでした。そのときに父の伸治さんから「上にいきたいなら、自分のなかの何かを変えないと、いつまでたっても同じだぞ」とアドバイスされます。「とても悔しくて、何かを変えなければと思い、体と心を強くするトレーニングをしようと思いました」

毎日の登山ルーティンで心身ともに鍛え上げる

岐阜市の中心部には標高329メートルで、山頂に岐阜城がそびえる金華山(きんかざん)があります。すぐそばを長良川が流れ、観光スポットとして、幅広い年代の人がハイキングや登山を楽しんでいます。岡嵜選手は「金華山に毎朝登り続けよう」と思い立ちました。朝5時半に起き、約1時間の登山。最初は友人と一緒でしたが、1人になっても登山を続けました。

▲地元の金華山を登るのを日課に

1年以上続けると成果は確実に出てきました。身体面では下半身が安定し、飛距離も伸びてショットも安定。心の面でも、寒い日も暑い日も、眠くて起きるのがつらい日も心を鬼にして頑張ったことで、メンタルも鍛えられて自信がつきました。「毎日続けることの大切さが少し分かった気がします」と言います。

「最近では顔なじみの登山者も増え、ゴルフのことや試合のことも気にかけてくれるんです。いつも応援の言葉をいただけるので、すごくモチベーションが上がります」

地元で好きな場所はもちろん金華山です。冬の朝は登っていると頂上に着くころに日の出を迎え、景色もとてもきれいです。

明治安田「地元アスリート応援プログラム」に応募したのは、普段の練習から地元のゴルフ練習場やゴルフ場にお世話になっており、地元に恩返しができるという点を魅力に感じたことがきっかけでした。

▲金華山から見下ろす岐阜市の町並み

初のプロテスト受験で実感した新たな課題

25年の最大の挑戦は、初受験となったプロテストでした。合格のために食トレとトレーニングを重ね、ドライバーの飛距離を210ヤードから240ヤードまで伸ばし、名古屋の練習場に通い詰めてパッティングも克服。その努力が実り最終テストまで進出しましたが、未知の恐怖と不安が岡嵜選手を襲いました。2次テスト終了後の1ヵ月で、精神的なプレッシャーから食事を受け付けなくなり、体重が5キロも激減してしまったのです。

「体重が落ちたことで飛距離も落ちてしまい、コースのねらい目を変えなくてはならず、冷静になれずに焦ってしまいました」と悔しさをにじませる岡嵜選手。支えてくれる人たちの顔が浮かぶほど「応えなければ」と自分を追い詰めてしまった経験から、メンタルのコントロールが最大の課題だと気づかされたことから、自分自身と向き合う時間を作るようになったのだそう。

「毎日、金華山を登り続けていたことが自信につながったように、継続することがメンタルに与える影響は大きいのではないかと思っています。今は自分の感情をノートに書き込んだり、瞑想をしたりと新たなルーティンを取り入れてメンタル強化を図っています」

技術面の改善にも余念がない岡嵜選手。さまざまな球を打ち分ける技術が必要だと感じたことから、トラックマンを導入したといいます。「1つの球筋だけでは、上のレベルでは戦えません。高い、低い、ドロー、フェードと環境に合わせて自分の意思でコントロールできるようになるためにも、トラックマンのデータを確認しながら練習をしています」と、これまで以上にデータを駆使して技術に磨きをかけていきます。

25年は、待望の海外戦も経験した岡嵜選手。6月に開催されたジャカルタ世界ジュニアでは、見事2位に輝きましたが、日本とは異なる強烈な湿気や、食事環境の違いに直面し、エネルギーの消耗や大きなストレスも体感したといいます。

「現地の選手は汗もかかずに涼しい顔でプレーしていました。最終日に優勝したタイのナショナルチームの選手は、ショットのキレもショートゲームの精度も素晴らしく、本当に勉強になりました」と環境の変化に即座に適応するタフさと、世界基準の技術の双方を肌で感じ、ゴルファーとして大きな刺激を受けました。

26年の目標は、もちろんプロテスト合格です。「プレーはもちろん、人として応援されるようなゴルファーになりたい」と話すように、日々の生活や所作にも気を遣っています。地元からの声援を受けて、体も心も日々たくましく成長している岡嵜選手の挑戦はこれからも続きます。

(編集:4years.)

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