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明治安田 地元アスリート応援プログラム

地元の若手アスリートを地域社会とともに応援しよう!

福岡県

陸上

太田 蒼生

おおた あおい

走りで魅了する“アーティスト”がめざす、世界の頂点

福岡県のアスリート、陸上(長距離)の太田蒼生(あおい)選手(GMOインターネットグループ陸上部)は、大学時代に箱根駅伝で総合優勝も経験した日本長距離界を牽引するトップランナー。2026年はニューイヤー駅伝での圧巻の区間新記録達成という快挙を成し遂げました。マラソンでの世界最高をめざし、若き韋駄天は日々努力を積み重ねます。

「5年計画」の先に見据える世界一の景色

もともとサッカーをしていた太田選手は、中学2年のときに陸上部に転部しました。「小さいころから『一番上の景色を見たい』とずっと思っていました。それができるのは陸上競技、マラソンなんじゃないかと思ったんです」。そのときに目標を「世界最高峰の大会で金メダル」。そして「青山学院大学で箱根駅伝総合優勝」と定めました。

▲中学時代から青山学院大学を進学先に定め、目標は箱根駅伝総合優勝を目標にしていました

高校は地元屈指の強豪校、大牟田高校に進学。高校時代から、故障しない体づくりを見据えた独自の「5年計画」を立案。自らアプローチして進学した青山学院大学では、4年連続で箱根駅伝を出走し、25年には4区区間賞を獲得して総合優勝の栄冠をつかみ取りました。

そして社会人となって挑んだ26年1月のニューイヤー駅伝では、これまでの地道な走り込みと練習の質の向上が実を結び、従来の記録を36秒も更新する驚異的な区間新記録を樹立。「10月にチームに合流して以降、仲間たちと高いレベルでポイント練習を消化できたことが結果に繋がりました」と語るように、実業団の舞台でも即座にその圧倒的な存在感を証明してみせました。

一方、25年の東京マラソンでは途中棄権。リベンジを誓って臨んだ26年の同大会では31位という結果に。「マラソンに関してはまだうまくいかないことが多く、多くの反省点が見つかった」と冷静に自己分析します。

ケニア合宿での試練とマラソンへの適応

26年は、世界で戦う体をつくるため、1月末から1ヵ月間にわたりケニアでの高地合宿に挑戦しましたが、現地の食事に体を合わせることができず、エネルギー不足から筋肉量が落ちてしまうという予期せぬ試練にも直面しました。

「後半30キロメートル以降の走り方やラストスパートの駆け引き、スタミナ不足など、走るたびに次の改善点が見えてきます。ようやく具体的な目標タイムを狙える感覚がつかめてきました」と語る太田選手。

▲新しい5年計画では、より故障しにくい体づくりに取り組み、さらなる高みをめざす

26年7月から9月にかけては、ランナーの練習環境が完璧に整っているアメリカへの海外合宿を予定しています。「下見をせずに現地へ行くよりも、まずは経験することが大切。海外の強豪選手や日本の仲間たちとともに高い強度でトレーニングを行ない、スタミナと筋力を限界まで引き上げたい」と、次なるステージへ向けて闘志を燃やしています。

地元への思いを胸に、世界を狙う走るアーティスト

明治安田「地元アスリート応援プログラム」は、知人を通じて篠栗町(ささぐりまち)の町長が推薦してくれていると知りました。「アスリートが地元に還元できる機会を提供してくれることが、すごく良いと思いました」と応募の理由を語ります。

現在は東京を練習拠点とし、駅伝シーズン以外は単独での練習を行なっていますが、心のなかには常に生まれ育った福岡県篠栗町の景色があります。明治安田の福岡支社へあいさつに訪れた際には、多くの社員から熱い激励を受け、地元に帰るたびに膨らんでいく応援の大きさを実感していると教えてくれました。

練習の合間を縫って、久しぶりに帰省した篠栗町では、中学時代にはなかった新しい変化に驚かされました。こだわりのコーヒー豆を堪能できる「篠栗珈琲焙煎所」や、目の前に新設された明太子工場で食べるできたての無着色明太子など、進化を続ける地元の食文化に心から癒やされているのだそう。「自然豊かで走る環境に恵まれていた篠栗町の良さを改めて感じます。温かい故郷への恩返しとして、必ず良いニュースを届けたい」と深く感謝を口にします。

陸上の枠を超えた活動にも積極的です。自らが主催したフェスイベントでは、プロのアスリートとファン、さらには異業種の人々が深くかかわれる場を創出しました。「イベントの運営は大変でしたが、参加者からの『本当に良かった』という声が励みになりました。陸上以外のプロの言葉に触れることで視野が広がった」と振り返り、今後も継続していきたいと考えています。

26年の明確なターゲットは、秋に開催されるベルリンマラソンです。ここで「2時間6分30秒切り」の突破を掲げ、MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)の出場権獲得をねらいます。そして年明けのニューイヤー駅伝では、チームの2連覇と自身の区間賞獲得を目標として掲げてくれました。

▲24年度の目標、箱根駅伝での総合優勝、区間賞、区間新記録を達成

「やるからには頂点をめざす」というモチベーションを持ち続ける太田選手。最終的な目標は、もちろん4年に1度の大舞台で金メダルを獲ることです。「メジャーなマラソン大会で結果を出して、世界最高峰の大会で最高の結果を出したいと思います」と力強く語ります。

「自分の走りを見て、誰もが楽しめるような『アーティスト』でありたい。勝負どころで誰よりも強い選手になる」と語る太田選手。自らの走りで世界中を熱狂させるその日まで、若き韋駄天の限界なき挑戦は終わりません。

(編集:4years.)

アスリート情報

福岡県

陸上(長距離)

太田 蒼生

おおた あおい

貢献したい地元:福岡県糟屋郡篠栗町

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