父の教え糧に トップレベルの選手と競い合う!
千葉県のアスリート、女子ゴルフの重原純奈選手(ルネサンス高校1年)は、国内外の大会で活躍してきた有力選手です。プロゴルファーである父の教えを糧に、将来は世界の舞台で活躍する選手に、とひたむきに努力を重ねています。
日本代表にあこがれ 世界ジュニアV
重原選手のゴルフとの出合いは、まだ幼いころでした。プロゴルファーである父・純一さんとともに、自宅近くの練習場でボールを打ってみたのです。よく飛ばしたときの気持ちよさはそのころすでに感じていた、と振りかえります。ゴルフという競技との相性のよさを感じさせます。
小学校にあがると、本格的にゴルフに取組みます。ゴルフ場で国際大会に出場する日本代表チームを見かけたことが、競技への意欲を駆り立てたといいます。
「代表チームのユニフォーム姿にあこがれて、自分もあんな風になりたい、という思いがわいてきました」
気持ちに弾みがつき、めきめきと力をつけました。
小学3年だった2019年夏には、IMGA世界ジュニア選手権(7~8歳の部)で優勝を果たします。中学1年のときには、同大会の11~12歳の部で4位に入ります。ジュニアの国際舞台でひときわ目立つ存在となりました。
父の指導で伸びた飛距離 手応え
好成績を残してきた重原選手ですが、自分自身に物足りなさを感じることがありました。
「ボールの飛距離が物足りないと感じていて、悩んでいました」
トレーナーの指導のもと、筋力トレーニングへの取組みを深めます。コーチを務める純一さんとともにスイングの見直しに努めました。
「テイクバックを小さくして、タイミングをきっちり合わせるようにしました。すると、父の言うとおり、低い弾道で強い打球が飛ぶようになりました。飛距離が20ヤードほど伸びました」
25年8月の日本ジュニアゴルフ選手権競技(12~14歳の部)では6位タイに食い込み、改善したスイングに手応えをおぼえています。
「飛距離が出るようになり、以前よりバーディーをとれることが多くなりました。パターやアプローチは幼いころから、父の指導で得意にしてきました」
そのうえで課題も見つめています。
「精神面を、もっとうまくコントロールできるようになりたいです」
そんな重原選手を見守っている純一さんは、こんなコメントを寄せてくれました。
「身長166センチと体格に恵まれ、体も柔らかい。何事も慎重に丁寧にこなす性格は、ゴルフ向きです。これからも上達していくと信じています」
日本ジュニア・高校選手権 そして
よりゴルフに適した環境を求め、同じ千葉県内から成田市に移り住んだ重原選手。ひたむきに練習に打ち込む姿に「がんばってるね」、よい成績を残したときは「おめでとう」と声をかけられることがよくあり、励みになっています。
すっかり成田になじんだ感じがあり、初詣に参る成田山新勝寺のお守りが心の支えになっています。
「将来は海外のメジャー大会で活躍する選手になって成田市の人に喜んでもらえたらうれしい」
現在高校1年ですが、日本ジュニアと全国高校選手権大会で優勝するのが目標です。そして2年後に受けられるプロテストに合格したい、と念じています。
あこがれのプロは、桑木志帆選手です。国内で優勝回数を重ね、海外メジャーに挑んでゆく姿にひかれます。「ショットの精度がすばらしく、はなやかなイメージでもあり、つくづくすごい選手だなと感じています」
元気の源は、母・道代さんの手料理です。地元産の新鮮食材をいかした野菜炒め、豚汁、チキンステーキが食卓を彩ります。そして、サツマイモを使ったスイーツが大好物なのだとか。
「地元のお店に行くと、ふだんは温かいスイーツをいただきますが、よい成績を残したときには母に頼んでアイスをトッピングしてもらい、自分へのごほうびにしています(笑)」
ゴルフに打ち込む日々のいやしになるのが、飼っている3匹のリクガメと過ごす時間。それぞれに名前をつけています。餌をあげていると、リラックスでき、あすへの活力がわいてきます。
「いまは競技力向上の最重要期間です。実戦経験を積んでいき、トップレベルの選手と競い合うことで、さらなる高みをめざします」
(編集 : 4years.)