文武両道で世界へ 海外メジャーVの夢を実現する!
群馬県のアスリート、女子ゴルフの染宮凛々子選手(西武学園文理高校2年)は、競技と学業を両立する文武両道を体現しながら、着実に成長を続けています。祖父の郷里・群馬への思いを抱きながら、将来の夢は海外メジャー大会で優勝することです。
国際派の感覚 米国や中国で暮らした日々から
染宮選手がゴルフをはじめたのは小学4年のときでした。ゴルフが大好きな母・紀子さんの練習に付き添ったことがきっかけでした。「ゴルフは難しいからもう少し大きくなってからね」
いつもそう言われていましたが、ついにはじめてクラブを握った日。それが運命の出合いでした。ボールが真っすぐ、遠くに飛んで行ったのです!
「その快い感覚をつかんだ日から、今日までやめたいと思ったことは一度もありません」
染宮選手は笑顔でそう話します。
ただ、幼いころはゴルフだけではなく、水泳や、バレエ、テニス、卓球など多くのスポーツを経験してきました。「たくさんの選択肢を持たせてやることが大事だと信じてきました」と見守る紀子さんは言います。
現在は、週4回の練習、週1回のラウンド、週1回のトレーニングに加え、週3回の塾通いという多忙な日々を送っています。
「大変ではありますが、どれも自分にとって必要なこと。ゴルフだけでなく、人として成長するために勉強も大切にしています」と語ります。
染宮選手は父の仕事の関係でアメリカ・ミシガン州で生まれ、小学校入学前まで中国・大連で育った国際的なバックグラウンドを持っています。「海外での経験があるからこそ、将来は世界を舞台に戦いたいという思いが強いです」
その言葉どおり、競技だけでなく語学や視野の広さも武器に、グローバルに活躍する選手をめざしています。
祖父の故郷・群馬 恩返しをしたくて
2025年1月には「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」に8期生として合格。故ジャンボ尾崎さんから指導を受けるという得がたい経験をしています。現役で活躍するプロたちも一緒に練習する環境で、より高いレベルでの技術とマインドを学び、「世界基準のゴルフ」を体得する日々でした。
その成果が発揮され、FCG Callaway World Championship Japan Qualifierで優勝し、26年夏、米国で開かれる同大会の世界大会への出場権を獲得しています。
明治安田「地元アスリート応援プログラム」は、紀子さんの友人が同社に勤めていることがきっかけで知りました。その群馬支社を通じての応募となり、「大好きだった祖父の故郷である群馬に、競技を通じて恩返しができたらうれしいです」と思いを語ります。
小学5年のとき、はじめて出場した試合が群馬県の妙義カントリークラブだったこともあり、「振り返ると、群馬には不思議とご縁を感じています」と話します。
実は群馬は、祖父の故郷でもあります。
「小さいころからよく話を聞いていて、群馬の自然も食べ物も大好きです。特に『ひもかわうどん』はお気に入りです」
どんな未来となっても自ら道を切りひらく
競技と学業を両立する道は決して簡単ではありません。それでも染宮選手は、「ゴルフだけできればいいとは思っていません。どんな未来になっても自分の力で道を切りひらけるようにしたい」と力強く話します。
そのうえで、憧れのプロ選手について尋ねると、「小学生のころから一緒のカントリークラブでラウンドさせていただいていた岩井明愛(あきえ)選手と千怜(ちさと)選手です」と即答します。岩井姉妹がアマチュア時代から一緒に練習する機会にも恵まれました。
「間近で見ていた二人の存在は、自分にとって近くて大きな目標、いまでも追いかけ続けている存在です」
そして最大の目標は、海外メジャー大会で優勝できるような、世界で活躍できるプロゴルファーになること。そのために今、自分に何が必要かを考え、日々努力を積み重ねています。
紀子さんの運転する車で日本全国、遠征に出かけます。群馬では折に触れて買い求める、名産の峠の釜めしが大好物です。スタミナ源は紀子さんのつくるオムライスと、「塩肉じゃが」とか。
群馬との縁、家族への思い、そして世界へのあくなき挑戦。さらに大きな舞台へと染宮選手の歩みはやむことがありません。
(編集:4years.)
アスリート情報
群馬県
女子ゴルフ
染宮 凛々子
そめみや りりこ
貢献したい地元:群馬県高崎市
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