〔Presented〕 企画制作:朝日新聞社メディア事業本部

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明治安田 地元アスリート応援プログラム

地元の若手アスリートを地域社会とともに応援しよう!

静岡県

自転車

高梨 万里王

たかなし まりお

日本一の山を仰ぐ富士市から サイクルロードレースの最高峰へ!

静岡県のアスリート、自転車の高梨万里王(まりお)選手(レバンテフジ静岡所属)は、自転車競技(ロードレース)のプロ選手です。2022年にJCL(ジャパンサイクルリーグ)の23歳未満のカテゴリーで年間総合ランキング2位となり、23年の夏からは海外レースにも挑戦するなど、世界を股にかける活躍を見せています。

父から英才教育、小学1年で全国大会出場

2歳の頃にはすでに自転車に乗り、3歳で大会に出場していたという驚きの幼少期を過ごしていた高梨選手。自分でチームを立ち上げるほど自転車に熱中していた父・俊雄さんから英才教育を受け、「幼い頃から自転車がない生活は考えられなかった」と話します。

小学1年になると、競技用のロードバイクに乗るようになり、全国大会にも出場。各地から参加した子どもたちとレースをしたそうです。小学、中学時代は、週末は「自転車の国」と呼ばれる静岡・伊豆市にある「サイクルスポーツセンター」に通い、ひたすらペダルをこぎました。

中学時代は、平日の5日間は毎日、スイミングスクールにも通っていました。

「中学ではマイナーな自転車競技は、すぐに全国トップクラスになってしまうので、父のすすめもあり、あえて競技人口が多い水泳に力を入れました。水泳は自転車で必要な肺活量が鍛えられるので、小学生の頃からやっていました」

1500mの自由形で東海大会に進出するほどのレベルに達しましたが、水泳は中学で区切りをつけました。水泳によって鍛えられた肺活量は、自転車競技に活かされているそうです。

けがに苦しんだ高校時代が現在の糧に

高校は、強豪の自転車競技部がある静岡理工科大学星陵高校に進みます。中学3年時に全国トップ3の実力だった高梨選手は、有望選手として迎え入れられ、トラック種目で高校チャンピオンをめざしました。しかし、入学直後に腰を故障してしまい、1年のときは半年ほど自転車に乗れない時期もありました。結局、高校時代は、腰の状態が元に戻ることはなく、インターハイでも成績を残せませんでした。

けがに苦しんでいたときは、自転車競技を断念しようと考えたこともあったそうです。それでも腰が完治すれば、もう一度全国トップをめざせる、と自分を奮い立たせました。父・俊雄さんも「まだ高校生だから巻き返せる」と励ましてくれたそうです。

高校卒業後は、23歳未満のカテゴリーでトップになることを目標に、1年間は実業団チームに所属しながら完治に努めました。腰に負担が集中しないよう、腹筋や背筋などをしっかり鍛えたそうです。そして故障が癒えた翌年、静岡県富士市に拠点がある「レバンテフジ静岡」とプロ契約を結びました。

つらい時期を乗り越え、けがをしたこともプラスになったと今では捉えています。

「もしけがをしていなかったら、今の自分はなく、プロとしてやっていけなかったかもしれません。高校生の段階で一度立ち止まれたのは良かったですし、地道にはい上がれたと思います」

▲24年4月には西日本ロードクラシックに出場しました(中央、上下赤色のウェアが高梨選手。レバンテフジ静岡提供)

イベントを通じ、地域が元気になっていく様子を実感

高梨選手は23年、明治安田「地元アスリート応援プログラム」に参加したことが飛躍につながったといいます。

「支援をいただいたことで、多くの大会に参加できました。国際大会で日本人4位になったことにもつながったし、いいシーズンを送るきっかけになりました」

高梨選手が生まれ育った静岡県富士宮市で開催されたイベントで、明治安田のブースに参加し、そこで地元の方々と交流したことが印象に残っているそうです。

「ブースでは一般参加者の健康チェックなどをお手伝いさせていただきました。現場で参加されたお客さんたちが楽しんでいるのを目の当たりにして、地域が元気になっていく様子が感じられました。それがとても貴重な体験となっています」

富士山で森林浴も、トレーニングに最適な環境

チームの拠点がある富士市には強い思い入れがあります。「まず、すぐ近くに富士山があり、海もありと、練習環境に恵まれています。ロードレースでは上り坂が肝になるのですが、練習する場所にも事欠きません」と言います。

富士山は絶好のトレーニング場所であるとともに、リラックスできる場所でもあるそうです。

「オフの日も富士山の標高の高いところに行き、森林浴をしています。富士山の自然の恵みが、トレーニングで蓄積した心身の疲れを癒やしてくれます」

チームと富士市の絆も強いそうです。高梨選手は「練習しているとよく声をかけていただき、応援してもらっていると感じます」と、笑顔を見せます。地元密着である一方、レバンテフジ静岡は、地元貢献の一環としてプロのチームを呼んだ「富士クリテリウムチャンピオンシップ」(富士山サイクルロードレース)という全国規模の大会にも関わっています。

「チームとして、地元の方に生で自転車競技を見てもらえる機会をつくりたい、という思いがあります」

▲チームの拠点からすぐの富士山はライダーにとって絶好のトレーニング場所

世界の強豪たちと渡り合える選手をめざす

「小学5年か6年の頃には、自分はプロになると決めていました」と記憶をたどる高梨選手。「万里王」という名は、父・俊雄さんがつけました。

「父からは、私が生まれた01年に世界一になった(世界的な自転車プロロード選手である)マリオ・チポリーニのようになってほしいという思いを込めた、と聞いています」

プロ通算191勝の偉大な選手と同じ名前で、「自転車で世界に行く宿命を背負っていると思っています」と覚悟を口にします。そのためにも24年は、23歳未満のカテゴリーで1位になり、そして25歳くらいで世界のトップチームに入ることを目標としています。

「24年は秋頃に海外遠征をする予定ですが、23年に感じた海外の選手たちとの差を少しでも縮められたらと考えています。最終的にはヨーロッパに渡り、海外の選手たちと一緒に走って、富士市の代表となる選手になりたい」

日本一の山がある富士市から世界へ。高梨選手は海外選手と競い合いながらワールドクラスをめざします。

(取材・制作:4years.)

※プロフィール画像 レバンテフジ静岡提供

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高梨 万里王

たかなし まりお

貢献したい地元:静岡県富士市

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