〔Presented〕 企画制作:朝日新聞社メディア事業本部

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明治安田 地元アスリート応援プログラム

地元の若手アスリートを地域社会とともに応援しよう!

静岡県

自転車

高梨 万里王

たかなし まりお

世界大会完走!富士市を代表するサイクルロードレースのトップへ!

静岡県のアスリート、自転車の高梨万里王(まりお)選手(レバンテフジ静岡所属)は、自転車競技(ロードレース)のプロ選手です。2024年はツアー・オブ・ジャパンというアジア規模の国際大会に出場して完走するなど、世界を股にかける活躍を見せています。

幼少期のスポーツ経験が現在の糧に

2歳の頃にはすでに自転車に乗り、3歳で大会に出場していたという驚きの幼少期を過ごしていた高梨選手。自分でチームを立ち上げるほど自転車に熱中していた父・俊雄さんから英才教育を受け、「幼い頃から自転車がない生活は考えられなかった」と話します。

小学1年になると、競技用のロードバイクに乗るようになり、全国大会にも出場。各地から参加した子どもたちとレースをしたそうです。小学、中学時代は、週末は「自転車の国」と呼ばれる静岡・伊豆市にある「サイクルスポーツセンター」に通い、ひたすらペダルをこぎました。

中学時代は、平日の5日間は毎日、スイミングスクールにも通っていました。

「中学ではマイナーな自転車競技は、すぐに全国トップクラスになってしまうので、父のすすめもあり、あえて競技人口が多い水泳に力を入れました。水泳は自転車で必要な肺活量が鍛えられるので、小学生の頃からやっていました」

1500mの自由形で東海大会に進出するほどのレベルに達しましたが、水泳は中学で区切りをつけました。水泳によって鍛えられた肺活量は、自転車競技に活かされているそうです。

故障を経験して、精神面がひと回り成長

高校は、強豪の自転車競技部がある静岡理工科大学星陵高校に進みます。中学3年時に全国トップ3の実力だった高梨選手は、有望選手として迎え入れられ、トラック種目で高校チャンピオンをめざしました。しかし、入学直後に腰を故障してしまい、1年のときは半年ほど自転車に乗れない時期もありました。結局、高校時代は、腰の状態が元に戻ることはなく、インターハイでも成績を残せませんでした。

けがに苦しんでいたときは、自転車競技を断念しようと考えたこともあったそうです。それでも腰が完治すれば、もう一度全国トップをめざせる、と自分を奮い立たせました。父・俊雄さんも「まだ高校生だから巻き返せる」と励ましてくれたそうです。

高校卒業後は、23歳未満のカテゴリーでトップになることを目標に、1年間は実業団チームに所属しながら完治に努めました。腰に負担が集中しないよう、腹筋や背筋などをしっかり鍛えたそうです。そして故障が癒えた翌年、静岡県富士市に拠点がある「レバンテフジ静岡」とプロ契約を結びました。

つらい時期を乗り越え、けがをしたこともプラスになったと今では捉えています。

「もしけがをしていなかったら、今の自分はなく、プロとしてやっていけなかったかもしれません。高校生の段階で一度立ち止まれたのは良かったですし、地道にはい上がれたと思います」

▲24年4月には西日本ロードクラシックに出場(中央、上下赤色のウェアが高梨選手。レバンテフジ静岡提供)

イベントを通じ、責任感や闘志が芽生えてくる

高梨選手は23年、明治安田「地元アスリート応援プログラム」に参加したことが飛躍につながったといいます。

「このプログラムを通じて、24年はツアー・オブ・ジャパンというアジア規模の大会に出場することができましたし、自分の成長を確実に感じることができました」

さらに、富士市で開催された「富士山サイクルロードレース」ではラスト1周という場面でスパートを打つ高梨選手に「万里王、がんばれ!」という声援が飛び、会場全体が一体となって応援してくれた。このときのことが印象に残っているといいます。

「惜しくも表彰台には届きませんでしたが、ゴール後にはたくさんの拍手をもらい、地元の皆さんの力を肌に感じられました」

6月下旬に開催された壮行会では高梨選手自ら壇上に上がり、スピーチをすることも。「最初は苦手だったけれど、人前でしゃべることにもだいぶ慣れてきました。この辺でも成長を感じます」

富士市で盛り上がりを見せつつある自転車競技

チームの拠点がある富士市には強い思い入れがあります。「まず、すぐ近くに富士山があり、海もありと、練習環境に恵まれています。ロードレースでは上り坂が肝になるのですが、練習する場所にも事欠きません」と言います。

富士山は絶好のトレーニング場所であるとともに、リラックスできる場所でもあるそうです。

▲チームの拠点からすぐの富士山はライダーにとって絶好のトレーニング場所

「オフの日も富士山の標高の高いところに行き、森林浴をしています。富士山の自然の恵みが、トレーニングで蓄積した心身の疲れを癒やしてくれます」

チームと富士市の絆も強いそうです。高梨選手は「練習しているとよく声をかけていただき、応援してもらっていると感じます」と、笑顔を見せます。地元密着である一方、レバンテフジ静岡は、地元貢献の一環としてプロのチームを呼んだ「富士クリテリウムチャンピオンシップ」(富士山サイクルロードレース)という全国規模の大会にも関わっています。

こうしたこと活動もあり、富士市でも自転車競技がにわかに盛り上がりつつあることを感じるそう。もしかすると近い将来、富士市の魅力として「自転車」が真っ先に上がる日がやってくるのもそう遠くないかもしれません。

「チームとして、地元の方に生で自転車競技を見てもらえる機会をつくりたい、という思いがあります」

キャプテンに就任。プロリーグでの勝利をめざす

「小学5年か6年の頃には、自分はプロになると決めていました」と記憶をたどる高梨選手。「万里王」という名は、父・俊雄さんがつけました。

「父からは、私が生まれた01年に世界一になった(世界的な自転車プロロード選手である)マリオ・チポリーニのようになってほしいという思いを込めた、と聞いています」

プロ通算191勝の偉大な選手と同じ名前で、「自転車で世界に行く宿命を背負っていると思っています」と覚悟を口にします。そして25年は所属するレバンテフジ静岡のキャプテンとなり、チームをまとめる立場に。チームメイトの個性を活かしつつ、チームが一つになるように奮闘していきます。

▲「最も自信がある」というラストスパートに入る高梨選手(レバンテフジ静岡提供)

「25年はプロのリーグで優勝すること、そして24年はアジア規模の大会に出場して完走できたので、そこで結果を出すことを目標にしています。まだまだ上り坂への対応を課題としているので、地元にある富士山の地形を活かした坂道トレーニングを継続して行なうことで克服し、最後の追い込みにつなげていきたいです」

日本一の山がある富士市から世界へ。高梨選手は海外選手と競い合いながらワールドクラスをめざします。

(編集:4years.)

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貢献したい地元:静岡県富士市

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