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明治安田 地元アスリート応援プログラム

地元の若手アスリートを地域社会とともに応援しよう!

宮城県

女子ゴルフ

寺本 朱利

てらもと あかり

ミスの修正力を武器に進化を遂げ 日本ジュニアでの優勝をめざす

宮城県のアスリート、女子アマゴルフの寺本朱利(あかり)選手(第一薬科大学付属高校2年)は、2023年の全国中学校ゴルフ選手権春季大会で7位タイに入った有力選手です。メンタル面の課題にも真正面から向き合い、26年は8月の日本ジュニアゴルフ選手権での優勝、そして将来の世界最高峰の舞台での金メダル獲得をめざします。

小6で初出場の全国小学生ゴルフ大会で優勝

ゴルフをはじめたのは小学1年のとき。習い事として同年代の友人と一緒に通うようになり、「気軽な感じで、楽しくやっていました」と振り返る寺本選手。コースデビューを果たした小学4年時から試合への出場を意識するようになり、小学6年時には全国小学生ゴルフ大会で初出場にして見事優勝を飾りました。

中学進学後も東北中学校ゴルフ選手権を連覇するなど順調に成長を続けましたが、中学2年の終わりごろ、打ち出す球の方向や飛距離が安定しなくなる大きな壁にぶつかりましたが、日々試行錯誤を繰り返しながら自分だけのプレースタイルを追い求めてきました。

▲ゴルフをはじめたころ

進学先には自分のペースで練習に打ち込める広域通信制の高校を選択。25年4月からは新しいコーチに師事。スイングをメインにフォームを固めていったことで、ショットも安定するようになりました。さらに、重点的なフィジカルトレーニングの結果、飛距離も伸びるようになったと話します。

「かなりストイックに自分を追い込むタイプで、今も試行錯誤しながら自分なりのスイングや、プレーの組み立て方を追い求めています」。見守っている父の聖也さんはそう言います。

寺本さんが練習場として通っている泉国際ゴルフ倶楽部の佐藤裕宣さんも「誰にも負けないぐらい努力しているのでいっそうの経験を積み、大きな成果を出してくれるのを楽しみにしています」と語っています。

25年の4月からは新しいコーチを迎え、スイングのフォームを固めることに主軸を置いてきました。当初はロフトが寝た状態で当たってしまいハンドファーストの形が作れず、直す過程で別の部分が崩れるといった苦労もありましたが、徹底した反復練習により現在はスイングがきれいに固まりました。

このフォーム改造とあわせて地道なフィジカルトレーニングを継続した結果、体幹が強化され、「安定したフォームのなかで強い打球を飛ばせるようになった」と確かな手応えをつかんでいます。

技術面での最大の成長は、ミスの幅が格段に小さくなったことです。24年はミスショットが大きく、そこから悪い流れが連鎖してしまう傾向がありましたが、25年からは自分のゴルフを客観的に把握できるようになったといいます。

「コース内での自己修正ができるようになり、その日の調子に合わせたコースマネジメントができるようになりました」

杜の都の温かな応援を背に世界の頂点へ

一方で、25年4月の国民スポーツ大会宮城県予選では、決勝進出のラインに一歩届かず7位で落選するという悔しい経験も。「2日目の最終ハーフでミスをした後、感情的になってしまい一気に崩れてしまった」と振り返るように、現在の課題はメンタル面にあると明確になりました。

「平常心を保ち、いかに気持ちをフラットな状態に持っていけるか」を意識し、現在はメンタルコーチから学んだ緊張時の呼吸法を日々の生活や練習から取り入れています。

日常生活でも意識改革を行なった結果、26年4月に開催された同大会では見事1位タイという結果に。さらに、26年3月の全国高等学校ゴルフ選手権春季大会では、17位タイという成績を残しました。大会の1週間前に聖也さんがキャディーとして帯同してくれた際、「こういうときにメンタルが不安定になる」と客観的なアドバイスをもらったことが、本番の安定したゴルフに繋がったといいます。

明治安田「地元アスリート応援プログラム」に応募したのは、若手アスリートを地域社会とともに応援する、という趣旨に賛同したからでした。仙台で生まれ育っただけに、愛着はひとしおです。仙台を代表するような選手になりたい、という強い思いを抱いています。

「杜の都といわれるように自然豊かなところが大好きです。自然林や芝生広場がひろがる、ゆったりした紫山公園でランニングをしていると、気持ちが落ち着きます」

また、冬ごろからは家族で泉ヶ岳にある温泉に通うのが新しい習慣になりました。美しい山の景色を眺めながら温泉につかることで、激しい練習で高ぶった心と体をリラックスさせる最高のリフレッシュポイントになっているのだそう。

そして、寺本選手のスタミナ源は仙台名物の牛タンです。専門店で牛タンの弁当を買い、練習前に食べることも少なくありません。「食生活も大切にしており、たんぱく質を意識して摂っています。そのためにも牛タンをしっかりいただきたいです(笑)」。ほかにも、豊かな風味とモチモチした食感の「ずんだ餅」が大好き。それらの好物を食していると、「仙台っていいなあ」と改めて感じます。

▲大好物の牛タンを前に笑みがこぼれる

26年の最大の目標は、8月に開催される日本ジュニアゴルフ選手権での優勝です。「25年はボギーを叩いた後の巻き返しに苦労した。今年はボギーを打たない堅実なゴルフに修正し、優勝をねらいたい」と力強く前を見据えます。

あこがれの女子ゴルフ選手は、海外でも活躍している岩井明愛選手です。一度、試合で一緒に回ったことがあり、そばで見た、流れるような滑らかなスイングからの鋭いショットが忘れられません。

仙台から世界のトッププロへ。寺本選手は夢に向かって、日々、自分を鍛え抜いています。将来の目標は、世界最高峰の大会での金メダル獲得です。そして、ゴルフで世界ランキング1位になること。「私を支えてくれる方々や応援してくださる方々に感謝の気持ちを忘れず、恩返しと感動を与えられる強い選手になることをめざしています」

(編集:4years.)

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